令和元年11月19日(火)、木更津SEAコラボ『歴史学の科学的アプローチ』を社会科教室において1年次普通科18名、理数科1名の希望生徒19名を対象に松本隆夫教諭が実施しました。
SEAコラボ全体は、理数系の題材が多数であり、そのため今回の講座は文化系指向の生徒にとっては親しみやすい講座となりました。内容は、元寇と長崎県の鷹島神崎遺跡の蒙古1号沈没船の話を中心に、歴史学における様々な科学的研究方法や分析方法を理解し、「文系・理系生徒を問わず科学的探究力を育ててほしい」と考えた講座です。水中考古学の苦心や成果についての講義を聴き、探究の方法を学び、生徒自身の課題研究につながるヒントになった時間となりました。
<生徒の感想>
・「読んで考える」だけではわからないことも、歴史学と科学が共有することで問題解決
の糸口が掴めることを知った。(1年)
・今まで歴史と科学は交わることはなかったけれど、今日の講座を受けて、歴史学を進める上で科学は必要だし、とても大切なものだとわかって感心した。これから、更に科学と歴史がつながっているものを知りたい。(1年)
