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2017/08/18

丸沼・日光野外実習

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 平成29年8月16日(水)~18日(金)の3日間、群馬県片品村にある丸沼でのアサギマダラのマーキング調査、男体山・日光白根山周辺の地質観察、奥日光戦場ヶ原での植生調査を行いました。1年次理数科クラスの40名の生徒が参加しました。生憎の雨のため、日程を入れ替えながらではありましたが、予定していた観察・実習を無事に終えることができました。初めてアサギマダラを見たり、千葉県では見られない火山地形や高山植生、湿原・草原植生をじかに見ることができ、多くの学びを得ることができました。

8月16日(水)
 朝7時30分にバスで学校を出発。雨天のため1日目に予定していたアサギマダラのマーキング調査が実施困難と判断し、1日目と2日目の予定を一部入れ替えることに決定。宿泊先の環湖荘に入る前に、華厳の滝と白根山登山道をまわり男体山・白根山の火山活動と地質形成について学ぶこととしました。最初に向かった華厳の滝は落差が97mもあり圧倒的なスケールに皆驚いていました。男体山の活動史と華厳の滝の成因や周辺の地形の特徴をひとつひとつ確認しながらの観察となりました。さらにバスで移動し、白根山登山道入口をやや登り、基本的な地形図の読みとり方の確認や登山道脇に見られるテフラ層(堆積物の層)の観察を行いました。さらに岩石観察の基本を学び、岩石ハンマーで岩を割って観察する手法についても学ぶことができました。その後宿泊先である環湖荘に到着して入浴・食事の後、翌日の植生調査とマーキング調査に備えて事前学習会を行いました。事前に関連する基礎事項の学習をし、観察ポイントや留意点について確認をした後、就寝しました。 

8月17日(木)
 バスで奥日光に移動し、午前中は、自然公園財団日光支部の辻岡幹夫先生と竹田努先生の案内のもと戦場ヶ原、小田代ヶ原の植生を観察しました。奥日光では、1980年代後半からシカの食害が目立ち始め、1997年には小田代ヶ原、2001年には戦場ヶ原を保護柵で囲い、植生の保護をしているそうです。保護柵の内側と外側の植生の違いを目の当たりにして、食害の大きさに驚きました。また、シカの食害に象徴される自然動物の保護管理の難しさを学ぶことができました。午後は宿泊先の環湖荘裏手の斜面でアサギマダラの捕獲・マーキング方法の指導を受けた後、2人1組のペアで協力して3時間ほどアサギマダラのマーキングをしました。最初は網を振り回しすぎて上手くアサギマダラを捕まえられませんでしたが、やっているうちにだんだんコツが分かってきました。捕獲したアサギマダラはマーキングを行い、雌雄、交尾痕の有無、写真記録をした後に放蝶しました。宿に戻り入浴、食事をして1日の疲れを癒しました。夜は、地学分野の事前学習課題の指導、マーキング調査結果の整理、各班でのポスター発表に向けた学習のまとめを行った後、就寝しました。

8月18日(金)
 朝から小雨が断続的に降っていましたが、予定通りにアサギマダラの2回目のマーキング調査を実施しました。前日に比べてアサギマダラの数は少なく、捕獲できた班とできなかった班とがありましたが、中には前日にマーキングされた個体を再捕獲できた班もありました。午前中約3時間のマーキング調査を終え、着替えと昼食をすませて3日間お世話になった環湖荘を後にしました。
     

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