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2019/05/01

平成から令和へ教育長想いを語る

Tweet ThisSend to Facebook | by 川辺町教育委員会

          平成結びの「川辺の春祭り」から令和の時代へ

                                    教育長 長谷川 哲

 

 平成結びの四月、川辺に春を告げる祭りがそれぞれの地区で行われました。多くの祭りが川辺かるたに詠まれています。かるた裏面の解説を紹介します。

 

41日(毎年)には下麻生 縣神社の桶川祭りが開催。月を跨ぐ祭としても有名。

『お』 おけがわ祭りは天下の奇祭

 縣神社にこんな話が伝わっている。『村に長い日照りが続いた。雨乞いしても効き目なし。そこへ一人の物乞いがやってきてお宮の縁の下に住み着いた。凶作でも村人は食べ物を与えた。数日後、天から大粒の雨が降り始めた。「物乞いは神様の使いじゃ。」赤飯を炊いて振る舞うようになった。』この言い伝えが、祭りとなって伝承されている

 

46日・7日(第1土日)には下飯田区、福島区の諏訪神社の春季例大祭が開催。

『れ』 歴史ある祭り彩る獅子はい王

 諏訪神社は現在美濃加茂市に鎮座しているが、元々は下飯田に鎮座していた。氏子は米田の十ヶ村で、川辺町では下飯田・福島は氏子である。春祭りにおいて、北方には武田信玄が、南方には上杉謙信の像を乗せた2台のだんじりが引き回される。斜面を登り神社に着くと、米田囃子が演奏される。だんじり引き回しの際、これを見物している女性を追いかけ回す獅子と、天狗の面に榊を手にした拝翁が戒める場面は有名である。獅子と拝翁は下飯田で担うことになっている

 

413日・14日(第2土日)には中川辺 太部古天神社の春季例大祭が開催。

『さ』 酒買いの儀式おかし春祭り

 菅原道真を祀る太部古天神社の祭礼では、ハイ王のユーモラスな酒買い儀式が有名である。『ハイ王は獅子を従え蔵元へ。一文銭で12文包んで当主に差し出す。「これで酒を売ってくれい。」当主は金を数えて「一文足りない。」ハイ王は獅子に尋ねる。獅子「あった、あった」。当主は徳利に八合、酒を入れて渡す。ハイ王、徳利に指を入れて獅子に見せる。獅子「指が濡れていない。」』・・といったやりとりがパントマイムで行われる

 

420日・21日(第3土日)には上川辺 阿夫志奈神社の春季例大祭が開催。

『あ』 阿夫志奈の大木くぐり宮参り 

 阿夫志奈神社は弘仁9年(818年)、全国に疫病が流行し、この平癒を願って建立されたと伝えられている。寛平9年(897年)現在地に遷宮。春の大祭では、蝿追男が獅子を手なづける掛け合いが行われる。境内には町指定文化財として巨木が林立している。春夏秋冬の祭りや初詣には、多くの住民が大木をくぐって宮参りする姿が見られる。

 

 私も阿夫志奈神社の春季例大祭に、5年に1度回ってくる当元として警護頭を担い参加しました。警護は25人で行います。役目は「境内参拝者や大祭関係者の安全確保と祭典の安全挙行」「大祭(試楽祭・本楽祭)式典、大獅子奉納、宮巡り、壇尻曳き、餅投げ等の準備・補助・援助」「蠅追男の送り出しや迎え入れ」です。全体の動きもさることながら、用語と物が一致せずいかに知らないことが多いことかと反省です。「カブ」「弓張提灯」「高張提灯」「赤提灯」「行灯」「灯籠」「栓抜」などなどですが、しきたりに沿った綱の結び方も学んだことの一つです。「天気良し」「役者良し」「みなさん良し」の三方良しで無事務めることができました。
 結びの四月から始まりの五月へ。平成から令和へ。歩み出した令和の時代も良い時代となりますように。


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