3月25日(水) 出校日

  修了式を行う予定であった3月24日までが臨時休校となったため、日進市内の小中学校は、本日25日を修了式を行わない出校日として、子どもたちが本年度最後に登校する日となりました。20日以上の休校明けの登校ということで、きっと子どもたちは、気持ちをうきうきさせながらはじけるように登校してくるだろう・・・と思っていたのですが、昨日、まだまだ新たな感染症の拡大防止には気を許すことができない状態であるため、「できるだけマスクの着用をしよう」「至近距離での友達との会話を控えよう」「換気のため室温が下がることを想定した服装を工夫しよう」などの呼びかけを、メールで配信させていただいたためか、子どもたちはそれらの注意をきちんと守りながら、落ち着いて整然と登校をし、手洗い・うがい・消毒をして教室に入り、少し間隔をあけた机に静かに座って待つことができていました。今日は、新年度に向けての分団会と学級活動、新年度の教室つくりのための机脚移動を行いましたが、20日以上学校に登校しなかった様子を全く感じさせないぐらい、いつもと変わらない過ごし方をしている様子に驚きました。子どもたちはすごいです。先日の卒業証書授与式もそうでしたが、今日も竹の山小学校の子どもたちのすばらしさを感じました。とてもイレギュラーな1年の締めくくりでしたが、最後に改めて竹の山小学校の子どもたちの力を感じることができたことで嬉しさが膨らみました。
 まだまだ感染症の終息は見えてきません。新学期のスタートがどのような状況になるのか、心配は消えません。でも、そのとき一番いい形で過ごしていけることを懸命に考えていきたいと思っています。
 令和元年度の1年間、学校へのご理解とご協力をいただきましたことに深く感謝いたします。ありがとうございました。
 

3月19日(木) 第7回 卒業証書授与式

 3日2日から3月24日まで、突然の臨時休校となり、学校からは元気な子どもたちの声が聞こえなくなりました。毎日、体調状況を把握するためのメールを配信し、週初めに家庭学習の内容をお伝えするという日々が続いています。幸いなことに体調を崩している子どもの連絡が少なく、保護者の方々のご協力に感謝の気持ちでいっぱいです。
 そんな臨時休校の途中ですが、今日、卒業証書授与式を挙行しました。久しぶりの登校に6年生の子どもたちの笑顔がはじけていました。でも久しぶりだからこそ、「今日の卒業式は何としても・・・」そんな子どもたちの意気込みがあったのだと思います。入場、証書授与、答辞、式歌・退場・・・昨日まで、練習をしっかりしてきたかのような子どもたちのきちんとした動き・気構えに感動をしました。
 「正直な子・・・」。今年の6年生の生活の様子をみていて、そう感じることがたくさんありました。「やりたい!」「がんばりたい!」と心から思えることに出会うと、一人一人の心のエネルギーがぐっと高まり、目はきらきら、表情はいきいきとても印象的でした。「心に嘘をつかない・・・」素直で明るいところは、6年生のもつ大きな魅力でした。今日の卒業証書授与式も、きっと「がんばりたい!」と一人一人が強く思った形がしっかり表れたのだ思いました。
 巣立ちの日に、本当にすばらしい姿を見せてくれてくれました。嬉しくてたまらなかったです。
 75名のみなさん 卒業おめでとう!! 
 さらなる成長を祈っています。
 

2月28日(金) 思いもよらない日に・・・

 新型コロナウィルスの感染拡大防止に向けて、連日、学校においても予定していた活動・行事の進め方を再検討してきました。しかし、本日3/2(月)~3/24(火)まで臨時休校という連絡があり、今日は朝から、子どもたちも職員も息をつく暇もないぐらいさまざまなことに追われる1日となりました。授業にある程度区切りをつけること、集めてあったプリント等を返却すること、持ち帰る持ち物の整理、1年のまとめの話、今の学級の仲間との最後の給食、最後のお楽しみの学級活動・・・言い方を変えてみると、とても中身が濃い1日でした。今日で、今の学年・学級での生活が、突然終わりになってしまうことに寂しさを感じている子もいたようです。今朝もあいさつロードをつくるあいさつ運動でみんなで明るくスタートし、休み時間はいつものように元気に遊ぶ子どもたちの姿・・・最後の1日を大事に楽しんでいる様子でした。休校中ですが、6年生は、3月19日に縮小の形で、卒業証書授与式を行う予定です。また、1~5年生は、休校期間明けの3月25日が出校日となります。しばらく子どもたちの声のしない学校になりますが、子どもたちの健康を切に願っていたいと思います。こんなにも苦しい3月・・・感染症が収束しますよう祈ります。
 

2月27日(木) 令和2年度前期児童会役員選挙

 当初の計画では、今日の朝の時間帯から1限目にかけて、体育館に3~5年生が集まり、令和2年度の児童会役員選挙の立会い演説会と投票を行う予定でした。しかし、日に日に新型コロナウィルスの感染拡大報道に伴い、多くの人が集合する会や行事・活動を自粛する方向で学校でも考えなければならない状況になってきました。そこで急遽昨日、児童会役員選挙の方法も変えることにしました。立候補者の演説や選挙管理委員からの説明や指示をすべてビデオにおさめ、3~5年生は、各教室でそれを視聴して、学年のフリースペースに設置した場所で投票を行うという形です。ビデオ撮りは、業前や竹小タイムに行い、選挙の時間を5時限目に変更をしました。初めて選挙に参加する3年生の教室をのぞいてみると、ビデオで流れる演説をしっかり聞き、終わると拍手をするなど、真剣さが伝わってきました。21名の立候補者の演説には、「あいさつ」「元気」「他学年との交流」「男女仲良く」「笑顔」「明るい」「やさしい」「ろうか歩行」など、竹小を伸ばすために大事なキーワードがたくさん盛り込まれていました。また、どの立候補者からも「竹小をよりよくしたい」という思いで、堂々と演説をする姿を見せてくれたことが嬉しかったです。だれが当選しても、楽しみです。竹の山小学校の成長に有言実行でがんばってくれることを期待しています。
 

2月25日(火)竹小タイムの様子から・・・

 3連休明け・・・コロナウィルスの感染が心配される報道は続いています。元気に子どもたちは登校できているものの、学校においても感染を防ぐことを意識して過ごさせていきたいと思います。先週までの2週間、図書委員会による「ねずみ読書週間」がありました。本を借りる子どもたちの列が連日続き、本に親しむことのできる子がたくさんいることを嬉しく感じました。そして、今日から、読書週間にたくさん本を借りた人(スタンプカードがいっぱいになった人)が、カードと引き換えに、しおりやグックカバーと交換できる日が始まりました。しかし、たくさんの子どもたちが、一気に図書館に集まる状況も避けたいと考え、急遽、交換会は、昇降口前のフリースペースとしました。交換を楽しみにたくさんの子どもたちが集まり、お気に入りのしおりやブックカバーを探していました。また、同じフリースペースで、総務委員会の子どもたちが、明日から始まる「春のあったかお手紙大作戦」の準備をしていて、昇降口前はとても賑やかでした。3学期は大きな行事がありません。でも、1月から「元気アップウィーク」「NSC(ネイチャー・スケッチ・キャンペーン)」「ねずみ読書週間」「感謝の会」「TNY歌謡祭」「春のあったかお手紙大作戦」と児童主体の活動が続いてきました。どの活動にも子どもたちの積極的な参加で盛り上がっています。とても温かな雰囲気が広がっている素敵な3学期だなと感じています。
 

2月22日(土) 北竹コンサート(ミニコンサート②)

 昨日は、金管バンド部が、22日に開催される予定だったバンドフェスティバルに代わるミニコンサートを行い、全校児童に演奏を披露をしました。今日は2回目のミニコンサート・・・日進北中学校の吹奏楽部とともに「北竹コンサート」を行いました。小中併設校のよさです。顧問同士でスムーズに話が進み、今日の演奏会になりました。10時半開演・・・小学校の体育館の半分ぐらいのスペースに保護者や子どもたちが演奏を聴きにきてくださいました。初めは、中学校の吹奏楽部の演奏で、「ウェルカム」「情熱大陸」を聴かせていただきました。音が強くても弱くてもやわらかな音色にうっとりとしてしまいました。すべての楽器の音が溶け合うようなハーモニー、きびきびとした動きのパフォーマンスはさすが中学生でした。小学校の金管バンド部は、昨日と同じ「パラダイス・ハズ・ノーボーダー」「宝島」の2曲を演奏しました。間近で見てくださっている大勢の方を前にして、伸びやかな表情で、昨日よりも一段と堂々たる発表ができたように思います。市民会館の大きな舞台ではありませんが、明るい体育館ならではの素敵な発表ができたように感じました。演奏会が終わると、金管バンド部の子どもたちが、「お見送りロード」をつくり、聴きにきてくださった方々へ、「ありがとういございました」とお礼の言葉を伝えていました。これも、学校だからできた活動でした。昨日と今日、たくさんの人たちに演奏を聴いたいただくことができました。バンドフェスティバルは中止となりましたが、金管バンド部の子どもたちの笑顔に嬉しさを感じました。
 

2月21日(金) 金管バンド部 ミニコンサート①

  テレビをつけると、毎日のようにコロナウィルス関連のニュースが流れています。そして感染していく方がどんどん増えていく様子に心配が膨らみます。そんな状況の中で、日進市のバンドフェスティバルが計画されていました。6年生にとっては大きな舞台での最後の演奏・・・大きな目標・やりがいのある行事に向かって、子どもたちは一生懸命に練習に取り組んできました。「頑張ってきた成果を発表させたい」「体の安全」・・・どちらも大事にしたいことなので、バンドフェスティバルに参加するかどうかを決めることはとても難しいことでした。でもやはり「体の安全」を・・・。そんな理由で、今朝は22日のバンドフェスィバルの壮行会という形ではなく、ミニコンサートという形で、全校児童に演奏を披露しました。「パラダイス・ハズ・ノーボーダー」と「宝島」の2曲を演奏してくれました。軽快なリズム・音の迫力・6年生によるさまざまなソロ演奏・・・演奏を聴くたびに上達をし、見て見てオーラを感じさせながら演奏する自信も伝わってきました。素敵な演奏が小学校の体育館に広がり、全校の子どもたちの心にまでしっかり届いたと思います。1年間の総まとめのすばらしい演奏・・・6年生のリードの下、よくがんばりました。6年生の子どもたちには本当に残念な思いをさせてしましましたが、すがすがしい表情で演奏してくれたことに嬉しさがこみ上げました。明日も、小学校の体育館で2回目のミニコンサートを行います(10:30~11:00)。
 

2月20日(木) 一次避難訓練(清掃時)

 今日、本年度最後の地震の避難訓練をしました。清掃時の一次避難です。これまでに子どもたちは経験していません。清掃時間のため、休み時間以上に教室以外に子どもたちが、あらゆる場所にちらばっている状況でした。しかも掃除道具もあります。13:08・・・緊急放送が流れました。子どもたちにとっては予想外の時間での訓練だったのか、一瞬声を出し、もぐることのできる机のない場所では、周りをキョロキョロしながら、倒れてくるもの、落ちてくるものから離れて、低い姿勢で頭を守る姿勢をつくっていました。前回の避難訓練の課題・・・「10、9、8、・・・・2、1、0」の揺れまでのカウント「0」までに安全避難ポーズで静止することは、子どもたちの意識できたようでしたが、はじめに一瞬の声があったように、「おしゃべり」をしないことは、まだまだの段階でした。訓練後に、自分の避難の仕方を振り返っている子どもたちは、衝立が近くにあったこと、上から落ちてくるかもしれない位置で静止していたことなど、反省を口にしていました。本当の地震を考えると、今回のように自分の命を守るために適切に判断する力を育てる避難訓練は、意味が大きいと考えます。まだまだ訓練は必要です。
 

2月19日(水) 前期児童会役員選挙に向けて

 春の匂いを感じ、2月の半ば過ぎとは思えない気候です。
 さて、2月27日(木)に令和2年度の前期児童会役員選挙を行います。それに向けて、2月5日(水)に選挙公示を行い、立候補者は、今週17日(月)から選挙運動を行っています。役員の定員は7名ですが、やる気いっぱいの子どもたち21名が立候補しました。全校児童が使う昇降口に全員の顔写真付きのポスターが掲示されており、一番取り組みたいことが示されています。個々の選挙運動は、竹小タイム、給食後の10分程度、ハッピータイムに行っており、自分の名前を覚えてもらう宣伝だけでなく、ポスターに書いた抱負を含めて、取り組みたいと考えていることを伝えています。21名の立候補ともなると、選ぶ側も、名前と合わせて学校をよくするために考えていることを頭で整理することもなかなか大変です。それでもよく考えて人を選ぶことを通して、選挙をする子自身も、学校をよりよくしていこうとする気持ちを高めていけるといいなと願います。
 

2月17日(月) あいさつ運動

 竹の山小学校のPTAの活動の一つとして「あいさつ運動」があります。月に1回の割合で計画され、正門や登校途中の道であいさつを呼びかけることをしていただいています。今朝は、本年度最後のPTAあいさつ運動でした。校門の両サイドに10名以上のPTAの方々がのぼり旗をもって並び、正門の中には、今日のあいさつ運動担当として、1年3組、2年3組、3年3組の子どもたちがあいさつロードつくりました。そして、正門を出たところでは、総務委員会と生活・安全委員会がたすきをかけて、ハイタッチをしながら、登校してくる子どもたちを迎えました。さらに登校に付き添ってくださる地域の見守りの方々も正門前に並んでくださり、とても賑やかでした。たくさんのあいさつを交わせる気持ちよさ、たくさんの人たちが笑顔で登校を迎えてくれる嬉しさ・・・明るく生き生きとした空気が広がる朝となりました。すてきな1週間のスタートです。
 

2月14日(金) 日進北中生 小学校訪問

 中学校の学年末テストの最終日の午後の時間を利用して、日進北中入学を控えている6年生に中学校の紹介をするために、竹の山小出身の中学1年生4名が、小学校エリアを訪れました。普段中学生と同じ校舎で生活をしていますが、北中学校の紹介に真剣に聞き入っていました。1日の生活のこと・部活動のこと・勉強や定期テストのこと・制服などの身なりのこと・鞄の重さのこと・先生方や先輩のこと・休み時間の過ごし方のこと・学校行事や生徒会活動のことなど順、番に分かりやすく教えてくれました。竹の山小の子どもたちは、ある部分中学校・中学生のイメージがある中での今日の話・・・ぐっと中学校が身近になり安心感も膨らんだのではないかと思います。最後に「卒業するまでに小学生はどんなことをしておくといいですか?」という中学生への質問に、「小学校の勉強を完璧にしておいてください」「たくさん遊んでおいてください」という答えが返ってきました。今日の学校紹介や質問の対応の様子を見ていると、1年前の6年生が、こんなにも中学生らしく成長をしたことにも嬉しく感じました。
 6年生は卒業までの登校日が20日余りです。卒業と入学を迎える心の揺れるこの時期を、自分なりに区切りを付けることをしながら大事に過ごしてほしいと願います。
 

2月13日(木) NSC(ネイチャー・スケッチ・キャンペーン)

 環境・緑化委員会が、自然を大切にして環境を守っていこうとする考えを全校に広めることをねらいに据えて、1月28日(火)から2月10日(月)の期間で、自然をテーマにした絵や環境保護のポスターを募集しました。そして、今日の6時限目の委員会活動の時間に、応募された作品の集約や優秀作品の選定をしていました。応募作品は100点以上もあったということで、全校児童の5分の1以上の子どもたちが自然に関心をもっていること、企画に進んで参加したことに嬉しさを感じました。また、委員会の時間には、参加賞づくりにも懸命でした。敷地内で見つけたもみじ葉や花、クローバーなどを押し花にしたものを使ってしおりをつくり、このアイディアにも感心しました。校内に展示される作品に、たくさんの子どもたちが目をとめながら、自然を大切にしようとする意識をもつ・高めることにつながるといいなと願います。
 

2月12日(水) 後期TNY歌謡祭

 今日から,放送委員会主催の後期TNY(たけ の やま)歌謡祭が始まりました。前期は2・4・5年生が出場したので、後期は1・3・6年生が出場できる番です。今回は1年生が6組、3年生が4組、6年生が4組が出場予定で、4日間に渡って開催されます。今日は、1年生2組と3・6年生が各1組発表しました。竹小タイムになると出場者はもちろんですが、200人を超える観客が小体育館に集まりました。トップバッターは3年生・・・堂々とパプリカを踊る姿に、自然に手拍子の応援が沸きました。1年生の2組も初めての発表とは思えないぐらいしっかりと声を出して歌い、しかも振り付けをしながらかわいらしく楽しそうに発表する姿に、1年間の大きな成長を感じました。6年生の発表はラップ・・・。息継ぎをどこでしているのと思うぐらいに、次から次へとことばが続きましたが、一つ一つの言葉ははっきりとして聞き取りやすく、にこやかな表情でゆとりを感じさせながら語り合う2人の発表に驚きました。自分から進んでエントリーして表現できることも素敵・・・普段見せない表情を感じさせてくれることも素敵・・・TNY歌謡祭は、子どもたちにとっても職員にとってもお楽しみの行事となっています。
 

2月10日(月) 6年生 卒業給食

 6年生が卒業までに登校する日数は26日・・・。卒業式に向けての準備も少しずつ始まり、6年生は、日一日と卒業を意識しながら毎日を過ごしています。卒業会食も、先週の2月5日から始まり、給食の時間になると、6~7人の班で校長室で給食を食べています。竹の山小学校では、子どもたちが職員室・校長室に入ることはありません。今日で4つ目の班の会食ですが、始めて校長室に入ったということで、室内をきょろきょろと見回す子たちがいました。でも、今の6年生は、いつもの子どもたちの様子と同じ・・・緊張をすることもなく、和やかな時間をつくってくれました。「今日の給食はどう?」「食べ物は何が好き?」「苦手な食べ物は?」「小学校の一番の思い出は?」「制服は買った?」「中学校に行ったらどんな部活やるの?」「大人になったら何になりたいの?」・・・などなどたわいもない会話をしながら、普段の生活では見せていない子どもたちの一面を感じるながらの会食になっています。明るく素直な子どもたちに心が温まります。卒業会食は2月末まで続きます。
 

2月7日(金) 1年生 北部保育園との交流会

 今日、1年生が北部保育園の40名近くの年長さんと交流会をしました。年長さんにとっては小学校を知る機会であり、1年生にとっては、生活科の学習「もう すぐ 2ねんせい」の一環で、新しい1年生を迎えることに関心をもち、新しい1年生に伝える交流活動を通して、伝え合う楽しさを感じながら自分たちの成長に気付いていくことをねらいとした取組です。年長さんが1年生が待つ小体育館に入ると、1年生は拍手で迎えました。交流会の前半は、学校生活の紹介です。入学式・運動会・プール・校外学習・学習発表会・昔遊び・凧あげなど、季節ごとに区切って歌を交えながら、呼びかけ風に様子がよく分かるように発表をしました。後半は一緒に遊ぼうタイムです。はじめに、1年生が運動会で踊った「チェッコリ」の踊り方を教えていました。手の動きを「頭・肩・胸・腰・足」と掛け声をかけながら、幾度か繰り返して練習をして、一緒に踊ることができました。次は、「チェッコリ」の音楽に合わせて、仲間づくりのゲームを楽しみました。音楽が止まると、笛がいくつか鳴って、鳴った数の人数でグループをつくるというゲームです。そのグループの中には、必ず小学生と年長さんが入る約束で・・・。グループがうまくできると、お互いの名前を言い合っていました。最後に1年生全員で「1年生になるの 待ってるね」と声をそろえて伝え、会が終わりました。1年生の子どもたちが、北部保育園の年長さんにいろいろ伝えようとがんばっている姿や、一緒に楽しもうとはりきっている姿を見て、立派なおにいさん・おねえさんに成長していることをすごく感じました。とても嬉しくなりました。保育園との交流会は、1年生にとっても、年長さんにとってもとても意味があると感じます。
 

2月6日(木) 感謝の会

  今朝、用務員さん、配膳員さん、図書館補助員さん、交通指導員さん、いきいきクラブ交通ボランティアの方々、シルバー子ども見守り隊の方々15名をお招きして、児童会主催の感謝の会を行いました。会は、アーチをくぐっりながら入場をしていただき、始まりました。初めに児童会の役員が、それぞれしていただいている仕事の内容を紹介しました。その後、児童代表のことば、お手紙と鉢花をお贈りしました。出席していただいたからもお言葉をいただき、その中で、仕事をしているとき子どもたちが、「おはようございます」「ただいま」「ありがとうございます」というあいさつをしてくれたとき、とても嬉しかったと伝えてくださいました。そして最後に、全校で「ありがとう」の歌のプレゼントをしました。今日は、しっかりとありがとうの気持ちをお伝えすることができました。でも、子どもたちには、1年に1回の感謝の会だけでなく、いつもお礼の気持ちを心の中に入れて生活してほしいなと思っています。安全に登下校をしている姿を見ていただくこと、学校で気持ちよく生活する姿を見ていただくこと、本に親しんでいる姿を見ていただくこと、給食をおいしく食べている姿を見ていただくこと、そして、自分の方からあいさつをすること、これが、毎日でもできるお礼の形であると思います。子どもたちがたくさんの方々に支えていただいていることに気付きながら、これからもしっかりと生活していってほしいと願っています。
 

2月5日(水) ねずみ読書週間

 今週から3学期の読書週間「ねずみ読書週間」が始まりました。小学校の読書週間は中学校の読書週間と合わせて行っています。今回の取組は、①一人2冊借りることができ、スタンプカードがゴールまでいくと、しおりかブックカバーがもらえる、②図書館クイズ(本の作者・作者の特徴・登場人物からの題名当て等々図書館の中に答えが隠れているクイズ)に全問正解をすると、しおりかブックカバーがもらえる、③中学生による読み聞かせ(今日は『えんとつ町のプペル』)などです。竹小タイムに図書館をのぞくと、低学年の図書館も小中共用の図書館もたくさんの子どもたちが本を借りるための列ができていて、借りるたびにスタンプをもらう様子が嬉しそうでした。また、小中共用の図書館には、ねずみに関わる本コーナーや、バレンタインデーを意識したお菓子作りの本のコーナーがあり、図書館の雰囲気が和んでいました。1月の元気アップウィークの期間は、来館者が少ない静かな図書館になっていましたが、読書週間になると、いつもより室内で読書をして休み時間を楽しむ子が増えています。竹の山小学校の子どもたちは、自由参加の様々な行事や活動に進んで参加できる子がたくさんいます。この状況が行事や活動の意味を高めていると感じます。学校の様々な行事や活動が、子どもたちのいろいろな時間の過ごし方を経験させることにつながっていると感じます。
 

2月4日(火) 「体感アジア!」国際理解講座

 今日の3・4時限目に、愛知牧場の近くにあるアジア保健研修所の方とボランティアの方13名の方をお招きして、6年生が、アジアのことを知る国際理解の出前講座を受けました。水くみのために学校に行く時間がない子どもたちがいることの驚き、頭に瓶を乗せて水運びをする大変さ、文字が読めない人たちの困り感、チョコレートをつかっての貧富の差の大きさの実感・・・同じアジアの国であっても、日本とこんなにも違う国があることを、子どもたちはしみじみと感じていました。また、南アジアの伝統的な女性の衣装であるサリーを、全員が着てみるということもしました。4つの体験から、知らなかったアジアを体感することができました。6年生は、学習発表会でアフリカの飢餓についても発表しましたが、子どもたちにとって今日のアジアの国の学習は、衝撃的であったようです。いかに自分たちが幸福な生活をしているのか・・・そんな感想をもった子もいました。今日は、少し世界に視野を広げました。これからの学習で、もっと日本のことを理解して、よりよい国際理解につなげていってほしいと思います。
 

2月3日(月) 伸びゆく子教育作品展

 先週1月29日(水)より、毎年恒例の「伸びゆく子教育作品展」が、日進市民会館で開催されています。この作品展は、日進市内小中学校の特別支援学級の子どもたちの作品を展示する会です。昨年度までは、開催初日に表彰式が行われていましたが、風邪流行の時期にたくさんの子どもたちを集めることの心配、学校と市民会館の輸送面からの課題などから、今年度からは表彰式は行いませんが(がんばって取り組んだ子どもたち一人一人に賞状が学校に届いています。)、作品展はこれまで通りの開催となっています。本年度の竹の山小学校の出品作品は、日常の学習の中で制作してきた作品の中からさまざまな作品を工夫して展示しました。お月見・ハロウィン・クリスマスの季節の作品、授業公開の時にバイキング方式で、自分たちで作った(工作)好きなおかずを詰めた自分のお弁当、「ごんぎつね」「スーホの白い馬」のお話の学習からは、きつねのおりがみ、段ボールと角材を使って制作した馬頭琴などです。みんなで一緒にがんばって取り組んだ様子が目に浮かび心が温まりました。そして、一年一年子どもたちの力は伸びてきていることを実感します。
 「伸びゆく子教育作品展」は今週2月5日(水)までです。是非ご覧ください。
 

1月31日(金) 避難訓練

 今日は風が冷たく、この時期らしい寒さを感じる日となりました。この寒さの中、5時限目に3回目の授業時間を使っての避難訓練をしました。今日は地震と火事の想定です。そして、これまで練習したことがない、児童昇降口が避難経路として使用できない状況で避難をする練習をしました。3つの学年が北門に抜けて運動場へ、あとの3つの学年は、なのはな・ひまわり・たんぽぽ学級が登下校で使っているいちばん西の門から公道に出て、再びいつもは使用していな西側の門から入って運動場に避難し整列しました。先回11月に行った避難訓練よりも、避難における課題がクリアされていました。それでも満点とはいきません。また、今回は、火事と地震の両方が起きたということで、自分の命を守るため手にする物は、ハンカチなのか、頭を守る物なのか、それとも両方なのか・・・。その時の状況を、教員の指示がなくても子ども自身が適切に判断できるようにしていきたいものです。来月は、一次避難の訓練を予定しています。訓練がうまくできることで「よし」ではなく、訓練で身に付けた力が、有事にきちんと使える力にしていかなければならないと思っています。
 

1月30日(木) 授業公開

 昨日よりも少し寒さがましましたが、1年生の子どもたちが少し冷たい風に凧をのせて、凧揚げを元気に楽しむ姿に微笑ましさを感じました。
 今日は、昼の休み時間から5時限目にかけて授業公開をしました。本年度最後の授業公開です。教師の話をきちんと聞きながら一斉授業に取り組む学級、グループ活動を中心に授業を進める学級、これまで学習してきた成果をポスターセッションの形で発表をしている学級など、さまざまな学習の様子を見ていただきました。子どもたちは、いつもとほとんど変わらない様子で授業に落ち着いて取り組んでいました。1年間の子どもたちの成長の様子を見ていただけたのではと思っています。ご多用の中、たくさんの保護者の方々にご来校いただきましてありがとうございました。
 

1月29日(水) 2年生 すてきな日進の(   )に注目発表会

 本年度は8回日進市のシルバースクールの会場になりました。今日は本校で行うスクールの最後の日です。この8回のスクールでは、毎回竹小タイムを使って学年が順番に交流をしてきました。今日は2年生が交流をしました。内容は「すてきな日しんの(   )に注目 発表会」です。2年生は、生活科の学習で「すんでいる町」について調べてきました。今日は町探検ででかけた、販売店・飲食店・病院、大学・お寺・図書館などについて、一人一人が一番注目したことを8ツ切画用紙に絵と文でまとめ、ポスターセッションのような形で、シルバースクールのみなさんに発表していました。22名のシルバースクールのみなさんが、1組・2組・3組に分かれて、教室に広がっていすに腰掛け、子どもたちの方が順に動いて発表を繰り返し聞いてくださいました。ポスターを見せながら原稿なしでも落ち着いて発表する様子や、話す内容に合わせてポスターの箇所を指で指し示しながら話す様子に、日頃から身に付けてきている「話す」の力がよく生かされていていると感じました。一人一人の発表が終わるたびに、シルバースクールの方が声をかけてくださり、子どもたちはとても満足そうな様子でした。また聞いてくださったシルバースクールの方にはポスターにサインをしていただき、子どもたちの励みにもなりました。シルバースクールの方から「知らないことがたくさんわかったわ・・・」とお言葉をいただいたことも嬉しく思いました。
 シルバースクールを通して、本校の子どもたちの育ちを地域の方に見ていただけることは学校として何よりのことだと感じています。これからもよろしくお願いします。
 

1月28日(火) 3年生 部活動体験入部

 本校の部活動は、サッカー部・バスケットボール部・金管バンド部の3つあります。どの部活動も、「心身を鍛える」「規則を大事にする」「友達と協力して活動する」「技能を高める」ことを大事にして取り組んでいます。今日は、来年度から部活動に参加できる3年生を対象に体験入部がありました。学年の約4分の3の子どもたちが、3つの部活動に分かれて体験をしました。サッカー部は、はじめに4・5年生の後について掛け声をかけながらのランニングで体を温めました。その後は、3年生は4年生と一緒に体ならしをしたり、ゲームをしたりしていました。バスケットボール部もはじめのトレーニングは、4・5年生の動きを見ながら同じように運動をしていました。シュートも順に何本も打たしてもらい、得点できるととても嬉しそうでした。金管バンド部は、前に3年生が対面の形で並んで座り、間近で演奏の迫力を体感し、その後興味を持った楽器に触れさせてもらっていました。体験入部は、明日もあります。学級や学年を越えて、自分の興味・関心があることに積極的に取り組んでいける子どもたちの姿を楽しみにしたいと思います。
 

1月27日(月) 朝の時間に・・・

 今朝は朝会の日でしたが、メニューがたくさんあり、給食員会の発表や感謝の会の歌の練習もしました。
 給食委員会からは、最近の給食で気になっていること・・・給食の準備や片付けを手際よく時間内にしようという内容を発表してくれました。準備が遅くなると食べ終わる時間が遅くなり、片付けをしてくださっている配膳員の方にも迷惑をかけることになります。片付けは1時までにがんばろうということをしっかり伝え、加えて「いただきます」「ごちそうさまでした」の挨拶をきちんとして、感謝して食べることを大切にしようと呼びかけてくれました。劇風にしたり、提示物を工夫して発表してくれました。1月24日から30日までは、全国給食週間です。食を意識する上でもタイムリーに発表してくれました。その後は、感謝の会で歌う「ありがとう」の歌の全校練習をしました。2月6日の朝に、児童会主催で会を開催しますが、その準備として、心が伝わるように歌う練習を全校でしました。初めての全校練習でしたが、大事にしたい言葉の発し方、強弱の付け方、しっかり音を伸ばす歌い方に、目を閉じて聴いていると、歌詞とともに子どもたちの思いが伝わってくるようでした。会では、そんな子どもたちの心が、日頃お世話になっている方々にお伝えすることができればと願っています。
 

1月24日(金) 長縄大会

 今朝のあいさつ運動は、有志が参加する日となりましたが、6年生を中心にいろいろな学年の子どもたちが登校すると正門のところで並び、いつも以上かもしれないくらいにあいさつ運動を盛り上げてくれました。あいさつ運動に参加している子も、あいさつロードを通っていく子も、表情が明るく感じ、とても「いい」と感じました。今日も気持ちのいい1日のスタートでした。
 1月14日(月)から始まった元気アップウィークの最終日となりました。最終日は、体育委員会企画の長縄大会です。これは朝と1時限目を使って全校みんなで行いました。跳び方は学年で決め、学級単位で3分間長縄跳びをして、3分間の中で何回跳べるかの記録を競い合い(2回挑戦)ます。学年ごとに1番を決めるという方法ではなく、学年の目標回数(1年:80回 2年:90回 3年:110回 4年:150回 5年:170回 6年:200回)の更新を目指す形での大会です。今日に至るまでに、昇降口前のスリースペースには、練習段階での跳んだ回数を書き込んでいくホワイトボードがあったので、毎日、他の学年・学級の記録を見ながら自分の学級の励みにしてきていました。そのおかげで、練習も盛り上がっての今日の本番でした。練習タイムから子どもたちの気合いを感じました。学級で一生懸命に縄を跳びやすいように回す子、跳ぶ番になった子をじっと見つめるクラスメート、うまく跳べるように掛け声をかける子、声をそろえて数を数える子どもたち・・・元気に更新を目指す姿と、友達と関わる心をを育てているなと感じる子どもたちの姿に、長縄跳びのよさ、取組の価値を強く感じました。
 今日で「元気アップウィーク」は区切りですが、様々な企画への参加を通して、体は元気に、友達との関りも深められた有意義な行事となりました。子どもたちが企画して、子どもたちが進んで参加して、子どもたちの力で充実した生活をつくる・・・何ともいえない嬉しさを感じます。
 

1月23日(木) 4年生 タグラグビー

  6時限目に第2回の交通安全教室を計画していましたが、生憎の雨天で中止となりました。登校時の分団チェックや下校時のミニ分団会を活用して、交通安全の意識を高めさせていきたいと思います。
 一昨日からタグラグビーの授業が始まりました。今日は4年生が授業を受けました。講師の先生が5名来てくださいました。初めてタグラグビーに取り組む4年生は、少し緊張をしながら体育館に入ってきました。しかし・・・タグをつけたベルトを腰につけて授業準備を始めていくと、子どもたちの気持ちが少しずつ和らいできました。「タグ」とは、リボンののようなひもです(洋服に品質表示がついている布も「タグ」と呼んでいます)。初めてのタグラグビーの授業は、「タグをとる」「タグをとられないように動く」ことをねらいとした活動で構成されていました。最初の「タグ取りゲーム」では、握手をした姿勢で、腰についているタグを取る動きを交代しながら練習をしました。次の「牛馬ゲーム」では、馬チームと牛チームに分かれて、2列縦隊で並び、講師の先生が「ううううう・・・・うま」というと、馬チームが逃げて、牛チームが追いかけ、タッチの代わりにタグを取るという鬼ごっこを楽しみました。最後は「宝取りゲーム」ですフロアの真ん中の大きな円にたくさんのボールをおいて、このボールを守る警察役と、ボールを取って逃げるどろぼうさん役に分かれました。どろぼうさんは、4チーム、四方から宝(ボール)をねらいます。警察にタグを取られないように宝(ボール)を運び出すことができたらOKというゲームです。どのゲームにも子どもたちは大盛り上がりでした。移動は素早く、話はよく聞く、楽しく元気よくプレーをするという3つの授業の約束をみんなが守れたことも楽しい授業につながりました。初めてのタグラグビーの授業に、子どもたちは「満足!」の気持ちが膨らみました。
 

1月22日(水) 新春けんこうクイズでジグソーパズル大会②

 今日の竹小タイムに、保健委員会による3回目の「新春けんこうクイズでジグソーパズル大会」がありました。今日は、3・4年生の大会でした。これまでの大会で、クイズの正解数分のジグソーパズルのピースをゲットし、ジグソーパズルがいくつも完成しました。その出来上がった絵のキャッチフレーズは・・・。「暴走ウィルス列車を 緊急停車させろ」「ここも みがけた?」「スーパー朝ごはんパワー」「身だしなみOK」「ポケットに入っていますか?」などなど。どれも健康のために気を付けてほしいものでした。でもここでジグソーパズルが終わらないことがアイディアです。出来上がったジグソーパズルは、普段の生活の中で目にとまる手洗い場などに掲示されるそうです。元気アップウィークが終わっても、引き続きジグソーパズルが健康な生活を意識させるものになっていけばと思います。
 

1月21日(火) 5年生 タグラグビー

 令和元年は、ラグビーのワールドカップでの日本チームの活躍で、ラグビーへの興味や関心が高まりました。本校では、数年前から体育の時間に、小学生でも安全に楽しくできる「タグラグビー」というニュースポーツの授業に取り組んでおり、この指導には、外部の専門の方にお願いしています。今年は、4年生が各学級2時間ずつ、5年生が各学級4時間ずつの計画をしていて、今日、5年生から授業が始まりました。5年生は昨年度に2時間のタグラグビーの授業を経験していますが、今日は1年ぶりということで、ルールを思い出したり、復習の動きをしたりというメニューで取り組んでいました。タグラグビーの「トライ」は、テレビで見たラグビーの場合とは違うことをまず確認しました。ラインを越えて立ったままボールを床につける・・・これは大事なポイントでした。また攻めをする方は、①タグを取られないようにトライをする(タグを取られたら攻撃終了)、②ゴールラインに背中を向けて動いてはいけない、③守りの人の手をはたいたり、押したり、体当たりしてはいけない、④自分のタグを取られないように押さえてはいけない、④ボールを前に投げたり蹴ったりしてはいけないなどのルールを確かめました。そして、このルールにな慣れるために、「宝運びゲーム」という、どろぼうさんと警察という形で攻撃役と守り役になり、1対1や2対2で、10秒以内でトライするゲームを6コートに分かれて、繰り返し繰り返し行いました。タグラグビーは、サッカーやバスケットボールとは異なり、プレーに個々の技能差があまりなく、みんなが同じように参加することができるよさがあります。どの子もしっかり体を動かし、タグラグビーの楽しさを味わっていました。
 

1月20日(月) 6年生 いのちの教育

 日進市・長久手市・東郷町・豊明市の4市町の小中学校では、小学校1年生から中学校3年生までの9年間、どこの学校でも同じ内容の「いのちの教育」を系統的に学ぶことができるよう、養護教諭が中心になって整えられています。今日は6年生が「いのちの教育」に取り組みましたが、その指導を、本校では、外部の講師の方2名(助産師)にお願いしました。①受精から出生までの仕組みを科学的に理解することで、命の誕生の神秘性や命の尊さに気付くことができる、②自分の誕生には、多くの命がつながっていることに気付き、これからの命のつながりを想像しようとする、③自他の命を大切にしようとする気持ちを高めることができるという3つをねらいにした授業です。授業は、思春期の変化からはじまり、少し恥しそうな表情を見せている子もいましたが、卵子と精子が感動的に出会う様子からはじまるDVDを視聴し、おなかの中で赤ちゃんがどんどん育っていろいろな体の部位ができていく様子、生まれたときにうまくお乳が飲めるようにおなかの中でおしゃぶりの練習をしている姿、10か月になると、そろそろ生まれようと準備をして動いている赤ちゃんの姿など、いのちの誕生の神秘的な映像に、子どもたちは見入っていました。講師の先生からの「いくごろになったら、赤ちゃんを産んでいいのだろう・・・?」という質問には悩んでいましたが、「体だけでなく心の準備もできて、学校の勉強も終わって、育てるのに必要なお金や力があってからだね。一人の大人として自信がもてて、大好きな人と命をつくれるといいね」と、とても大事なことを教えていただきました。
 今は、さまざまなライフスタイルがあり、幸せの形は多様です。でも、だれにとっても、自分を大好きになって自分の命を大切にしてほしいし、ほかの人との命も同じように大切にしてほしいです・・・というお話で授業は終わりました。今日は、子どもたちにとって心に届く命の学びができたように思います。
 

1月17日(金) 新春けんこうクイズでジグソーパズル大会①

 元気アップウィークの総務委員会の「お題鬼ごっこ」は、3・5年生の日で最終日となりました。そして体育館では、今日から3回の計画で、保健委員会の企画「新春健康クイズでジグソーパズル大会」が始まりました。健康に関するクイズに答えて、健康への関心を高めることをねらいの一つにした企画です。1回目は1年生と6年生の日で、たくさんの子どもたちが参加していました。体育館の中に配置した4か所でクイズに答えて体育館を1周、正解の数だけジグソーパズルのピースをもらい、出口廊下に掲示したシートにピースを貼り絵を完成していくというルールです。保健委員会が出すクイズの回答が、何枚も紙に書かれてフラフープの中に置かれており、その中から正解を選んで、次のブースに進んで行きました。「ころんだとき 一番にすることは何ですか?」「目によい食べ物はなんですか?」「遊具から落ちた子がぐったりしています。どうしますか?」「コーラには砂糖がどれだけ入っていると思いますか?」などなど、わりと簡単な問題と、やや難しい問題が混ざっていました。今日は3枚のジグソーパズルが完成しました。4~5人でグループを組みながら、楽しく参加する姿に、心の健康も感じました。21日(火)は2年生と5年生、22日(水)は3年生と4年生が参加できる日になっています。
 

1月16日(木) ヘルピータイム

 日差しが弱く、気温以上に体感温度が低く感じる日ですが、竹小タイムは、総務委員会による2回目の「お題おにごっこ」がを行われていて、1年生と6年生が楽しい汗をかいていました。その他の学年は、長縄大会に向けての練習に力を入れていて、休み時間の運動場は元気な子どもたちでいっぱいでした。元気アップウィークらしい様子を感じました。
 さて、学期初めには発育測定を計画しており、その際に養護教諭によるヘルピータイム(ミニ保健指導)も実施しています。ヘルピータイムの内容は、市内共通の学習で、どの学校でも同じ保健指導を受ける形になっています。本校の1月のテーマは「栄養・食生活」です。保健室をのぞくと、今日は5年生が「知ってる? 塩のひみつ」という学習をしていました。体に塩が足らなくなると、夏には熱中症が心配されますが、めまいやふらつき、食欲がなくなるのだそうです。また反対に取りすぎてしまうと、のどが渇く、血圧が上がる、病気にもかかりやすくなるのだそうです。そして、体にとっての塩分の適量は、1日男性は8グラム、女性は7グラムであることを教えてもらいました。そこで、普段自分たちの塩分の取り加減はどれぐらいなんだろうか・・・を考えるために、代表児童が1日の食事のメニューを作りました。朝:コンフレーク&ヨーグルト、昼:焼きそば&ギョーザ、おやつ:チョコレート、夜:ハンバーグ&コーンスープ&ごはん、おやつ:ポテトチップス。このメニューで、塩分はなんと13.2グラム・・・いかに日頃塩分を取りすぎているのかを実感しました。塩気の多い食べ物になれてしまうと、適量が薄味に感じてしまうので、おかしなら食べる量を決めて食べたり、しょうゆやソースをかけすぎたりしないということは、子どもたちでもできることも学びました。塩分の量は、適量を計算されて調理されている給食の味を基準にするといいそうです。子どもたちだけでなく、大人にとってもためになるヘルピータイムだなと感じました。
 

1月15日(水) シルバースクール1年生交流  3年生消防署見学

〔シルバースクール 1年生交流〕
 新年が明けて初めてのシルバースクールが開催されました。今回の2コマの授業は、1年生の生活科の昔遊びで、交流授業をする企画です。1年生は3学級ありますが、どの学級も5~6人の子どもたちにシルバースクールの方が1~2人入っていただいて班をつくりました。その班で用意された9つの昔遊び(かるた・けんだま・だるま落とし・おはじき・こま・福笑い・あやとり・お手玉・おりがみ)を順に楽しみました。1年生の子どもたちは、どの遊びも、シルバースクールの方からやり方を教えていただき、屈託無く無邪気に遊んで盛り上がる様子に、シルバースクールのみなさんも一緒に楽しんでいただいていたように感じました。あっという間の2時間の授業でした。今日は、給食も交流をし、和やかな会食の中で、1年生の子どもたちがたくさん食べようと張り切っていたことがとてもかわいらしかったです。1年生に限らず、核家族の多い竹の山校区の子どもたちにとって、シルバースクールのみなさんとのかかわりは、とても意味があると感じています。
〔3年生 消防署見学〕
 社会科の「くらしを守る」の学習は、これまで4年生の学習内容でしたが、来年度から新しい学習指導要領が始まることの関連で、今年度3年生のこの時期にも「くらしを守る」学習が入ってきました。そのために、今日の午前中、3年生は尾三消防組合日進消防署の見学に出掛けました。到着すると、まず全員で尾三消防署の仕事についてのVTRで学習をしました。その後、学級ごとに順に施設内の見学や体験をしました。はしご車や救急車に乗せていただいたり、消防車を見せていただいたりしました。また、防火衣を着せていただいたり、放水訓練をさせていただいたり、煙体験をしたりしました。最後は、もう一度全員が部屋に集まり、質問タイム。事前に考えてきた質問もありましたが、見学や体験で気付いたことを尋ねた子もいました。「今まで一番苦労したことはどんなことですか?」の質問に、署員の方が「子どもの命を救うことができなかったこと」「火事で火の中に入り、死んでしまいそうになったこと」と話してくださり、みんなのくらしを守るための仕事の大変さを一層感じたと思います。見学中も救急車要請の連絡が5~6件も入る大変な中でも、署員のみなさんが明るく元気に子どもたちに対応をしてくださいました。往復で、徒歩1時間以上かけた校外学習でしたが、子どもたちにとってとても学びの多い満足感が膨らむ時間となりました。
 

1月14日(火) 元気アップウィーク   6年生 戦争体験を聞く会

 3連休明けの今日から、2学期の継続で「全校あいさつ運動」が始まりました。1月は学年単位で朝のあいさつ運動に参加する企画で、今朝はたくさんの5年生が気持ちのいい1日のスタートをつくってくれました。
〔元気アップウィーク〕
 今日から2週間にわたって、「元気アップウィーク」が始まりました。初日は、総務委員会企画の「お題おにごっこ」。体を動かしながら他学年と交流を図ることで元気な体と心を育てることをねらいにした取組です。今日は2年生と4年生の日です。休み時間にもかかわらず、たくさんの子どもたちが参加していました。「おにごっこ」はとても簡単な遊びです。今回は2年生が鬼、4年生が逃げる役・・・これで約10分間のおにごっこをしました。捕まったらろうやに入りますが、ゲームの途中には復活タイム(例えば、今日ズボンをはいている人は、ろやから出られるなど)が何度かあり、勝敗のないエンドレスの「おにごっこ」を、約10分間、存分に楽しみました。ずっと走りっぱなしで体は十分に温まりました。元気いっぱいの子どもたちをみていると嬉しくなります。「お題おにごっこ」は、16日に1・6年生、17日に3・5年生と続きます。
〔戦争体験を聞く会〕
 今日の3・4時限目に、日進市の浅田町と岩崎町にお住まい方2名を講師としてお招きして、6年生が戦争体験を聞く会を行いました。この取組は、日進市非核平和都市宣言関連事業と歴史学習の一環です。学級ごとに、1時間ずつ、順番に2人の講師の先生から、「東京大空襲」と「終戦後の引き上げ」についてのお話をうかがいました。「東京大空襲」は3月10日、B29約300機が超低空飛行で焼夷弾約33万発を投下し、広範囲の住宅密集地を焼き尽くしたのだそうです。爆弾とは違う焼夷弾については、お手製の模型を見せていただきながら、木造の日本家屋を焼き崩すしくみや恐ろしさを伝えてくださいました。焼夷弾の飛び散った火で、ご自宅近くのアパートがどんどん燃えていく様子を目の当たりにし、電柱が燃えて電線が落ちてくる怖さを味わったそうです。この「東京大空襲」では戦争で命を落とされた方の4分の1、現在の日進市の人口すべてぐらいの方が犠牲になられたそうで、いかに大きな空襲であることがよく分かりました。「引き上げ」のお話は、中国で終戦を迎え、戦争中とは全く違う苦しい生活を中国でされたのち、貨物船での悲惨な引き上げをされたお話でした。どちらの方のお話も、教科書やテレビでは語られることの少ない具体的な内容で、経験をされた方にしかお話ができない内容でした。様子がより伝わりやすいように提示物や資料も用意してくださり、子どもたちは一言もことばを発することもなく、じっと聞き入っていました。それぐらい戦争の悲惨さ、戦争が引き起こした悲惨さを感じているようでした。講師の先生から「言い争いや問題に、戦争という手段を使ってはダメ!」というメッセージもいただきました。子どもたちが一層平和を願いたい気持ちを膨らませたと思います。とても意味ある学びの時間となりました。
 
 

1月10日(金) 冬を元気に

 子どもたちに尋ねると、「長い冬休みにだんだん退屈した・・・3連休ぐらいが何回かあるといいな」と、ことばが返ってきました。昨日・今日と穏やかな天気となり、休み時間や体育の授業の時間には、運動場から遊びや活動を楽しむ元気な声が聞こえて、学校での生活を久しぶりに満喫している雰囲気を感じました。昨日から、日進北中学校とのバドミントン大会の試合が再開し、1試合目を勝ち抜いた10名ほどの小学生のお楽しみも残っています。一方、来週から始まる、竹小の特色ある児童会活動「元気アップウィーク」に向けて、運動場側の校舎の窓に、「元気アップウィーク」の看板が掲げられました。これは掲示委員会によるものですが、体育委員会の企画・運営の「長縄跳び」、総務委員会の企画運営の「おにごっこ」、保健委員会の企画運営による「新春けんこうクイズでジグソーパズル大会」の準備も着々と進んでいるようです。ちょっと昔よく言われたことばで「子どもは風の子・・・」があります。これからだんだんと寒さが厳しくなる冬であっても、子どもたちには寒さに負けない元気な姿を見せてほしいものです。その始まりとして、休み時間を中心に行われる「元気アップウィーク」の催しに、たくさんの子どもたちが参加してくれることを願っています。
 

1月9日(木) 学力テスト

 一昨日は始業式、昨日から給食が始まり、日課も通常となりました。そして今日は、2年生から6年生は学力テストということで、一気にお正月気分を切り替えた生活になっています。2時限目に国語、3時限目に算数のテストに取り組みました。いつものテストとは違って、ぺらぺらとページをめくっていく問題用紙になっており、3年生以上は、問題用紙と回答用紙が別々になっている形のものです。テスト自体の違いに少し緊張もしていたのかもしれませんが、どの教室の前を通っても、シーンとした静けさの中で、気持ちを集中させて問題を解いている子どもたちの姿に感心をしました。学力テストの実施は、標準化された問題で検査することで、子どもたちの成績を客観的に捉えることをねらいにしています。そしてこの結果を、以後の指導に生かしていけるよう努めていきたいと思います。
 

1月7日(火) 第3学期 始業式

  あけまして おめでとうございます。新しい年、2020年、令和2年が始まりました。そして3学期のスタートです。学年の終わりまで、残り約3か月ですが、まだまだ伸びていく519の竹の子たちの成長を願って、指導を進めていきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 2学期の始業式に、2学期に身に付けてほしい力は「有言実行」・・・「言ったことはやる これで自分を伸ばそう」と話をしました。でも12月の終業式に尋ねた様子では、「言うは易し 行うは難し」のことわざのように、2学期は、残念ながら「言ったこと」「決めたこと」を行うことがあまりできずに、たくさんの人が終わってしましました。それがとても悔しいと感じました。
 そこで3学期は、何としてもこれを挽回することを、3学期の課題として全校に伝えました。
 「有言実行」の姿を、特に見せてほしい場面は2つ・・・
 1つ目は、自分のことの有言実行・・・2学期クリアできなかったことの挽回です。新しい年の自分の目標、3学期の自分の目標、6年生は卒業という大きな区切りに向かう目標・・・などを決めると思います。今度こそは、決めるだけ、書くだけ、言うだけで終わってしまうことのないよう、目標は必ずクリアする・・・その姿をがんばってみせてほしいと思います。
 2つ目は、竹の山小学校みんなでクリアする有言実行です。4月に本年度1年間の課題として「もっと つながりを感じる」を示し、キーワードは元気、見せるところは「声」「行動」「校歌」と伝えました。でもこの課題の実行レベルも、まだまだ十分な点数には届いてないと思っています。そこで、3学期は、5年生・6年生のリードで、全校で必ずクリアしてほしいと願っています。また、3学期は、1学期2学期以上に、学習の中でも日常生活の中でも「ありがとう」を伝える場面があります。「ありがとう」をきちんと伝えることで、お世話になった方々との「つながり」もしっかりつくり、人とのつながりを感じてほしいと思っています。だからみなさんの「やってみせます」の気持ちで、「もっと つながりを感じる」を実行していく姿を見せてほしいです。
 3学期は、「やってみせます」「がんばってみせます」という決めたことをやり遂げるという強い気持ちをもって、自分の成長、竹の山小学校の成長をしっかり感じることのできる学期にしていけることを願っています。そして、「悔しい」が「嬉しい」にかわる1年の締めくくりができるようにしていきたいものです。