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日誌


2018/06/19

6月19日(金)みやざき中央新聞

Tweet ThisSend to Facebook | by 日進中学校管理者
「最近は全然テレビを観ません」と言う人が多くなった。
理由を聞くと、「面白くない」とか「観る時間がない」と言う。
一理ある。
しかし、百歩譲って「これだけは絶対見たほうがいい」、
いや「日本人なら見なければならない」と断言していい番組がある。
テレビ東京系列の『世界! ニッポンに行きたい人応援団』である。
番組スタッフが、海外にいる異常なまでにニッポンの文化を愛してやまない人を見つけ、
日本に招待するのだ。
どうやって見つけるのかというと、例えば「こんにちは作戦」。
スタッフが街を歩きながら「こんにちは!」と声を掛けていく。
ほとんど無視されるが、たまに「こんにちは!」と返してくる人がいる。
その人は間違いなくニッポンが大好きな人。
イタリアのジュリアさん(23)はバッグに神社のお守りをたくさんぶら下げていたのを
スタッフが見つけ、声を掛けた。
後日、自宅に伺うと居合道の道着で現れた。
映画『ラストサムライ』を観てニッポンにハマったという。
「かっこいいですね」と言うと、彼女はこう返した。「かたじけない」
特に彼女の心を奪ったのは墨絵だった。
「夢はニッポンに行って西元祐貴さんの下で墨絵を勉強すること」だと言う。
その熱意に打たれ、彼女を日本に招待した。
成田空港から向かったのは福井市。そこに陶墨画家・西元祐貴さんのギャラリーがある。
本物の墨絵を見て感激するジュリアさん。
係の人に「これは越前和紙ですか?」と質問。
「ピカソやレンブラントが愛用した越前和紙を初めて見ました」と話す。
そして1500年の伝統を受け継ぐ越前和紙の製造現場を見せてもらう。
翌日は西元さんのアトリエに案内され、サプライズでご対面。感激して涙ぐむジュリアさん。
そしてこう質問した。
「西元先生が文房四宝の中で一番重要だと思うのは何ですか?」と。
西元さんは即答する。
「越前和紙です」。
我々視聴者は越前和紙のすごさを初めて知らされる。
ドイツから招待されたのは美術学校に通うルテーネさん(26)。
彼女が愛してやまないのは「ぬか漬け」。
発酵食品が好きで、いろいろ食べているうちに「ぬか漬け」に辿り着いた。
ドイツでは「ぬか床」が手に入らないので、米ぬかの代わりに麦の「ふすま」で
野菜を漬けていた。
夢は「ニッポンに行って本物のぬか漬けを食べること」
来日して向かったのは200年のぬか床を守る福岡の「千束」。
ルテーネさんはいろんな種類のぬか漬けを至福の顔で味わった後、
社長の下田敏子さんからぬか床の作り方を教えてもらう。
次に向かった宮崎の「キムラ漬物宮崎工業」では初めてたくあんを食べ、
あまりの美味しさに感動する。
我々視聴者も改めて「ぬか」のすごさを知る。
お寺や武家屋敷が大好きなポーランドの女子中学生ルルちゃんは、
奈良の五重塔を見た瞬間、嬉しくて絶叫していた。
変わったところでは「日本の中世の衣装を縫う会」代表のアメリカ人・エリオットさん(45)。
特に自作の烏帽子が自慢だ。
「夢はニッポンに行って自作の烏帽子と装束を身に付けて歩くこと」。
彼は新潟県長岡市の「米百俵まつり」の日に合わせて招待された。
500人の時代行列に参加させてもらい、感激のあまり涙する。
天然砥石が死ぬほど好きなジュゴシュさん(33)はイギリスに住むポーランド人。
砥石専門のネットショップ「ジャパニーズ・ナチュラル・ストーン」で砥石を5個購入して、
日本料理店の和包丁を研がせてもらっている。
京都・亀岡市の丸尾山に案内され、たくさんの天然砥石を見て、
「パラダイス!」と喜んでいた。
こういう人たちは日本では「変人」と呼ばれ、家族からあきれられるものだが、
驚くべきことに彼らは皆家族から尊敬され、応援されていた。
私たちは、彼らが夢にまで見たこの国に、もう何十年も住んでいて、
彼らがものすごい価値を見出したものにあまり興味を持っていないことに気付かされる。
この番組を知らなかったら、そのことにさえ気付かないで生きていくところだった。

私も、「ニュース」以外はほとんどテレビを見かけなく異なりました。
「ブラックペアン」だけは見ていますが、それ以外は「世界! ニッポンに行きたい人応援団」
だけですね!!
意見が合いました。
日本人が「日本」を愛することができない?
寂しいですよね。
日本にいるから「見えにくい?」のかもしれませんが、
自分のことは自分が一番知っていると思っていながら「知っていない?」のと同じ?
しかし、ワールドカップもそうですが、
日本人が日本を応援しなくて・・・・・・・・。
日本の「良さ」を外国の人たちに再発見させていただいている!!
そんな番組の魅力が人を引きつけるのかもしれませんね。
日本だけでなく、日進中学校への「愛校心」も昨日の学校訪問で
日進中学校の良さを気づかせていただきました。
足下をしっかりと見つめ直さなければ・・・・・・。
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