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2019/12/03

12月3日(火)人のために行動できるように

Tweet ThisSend to Facebook | by 日進中学校管理者
親愛なる日中健児のみなさんへ!

教育新聞の記事から「国立特別支援教育総合研究所理事長 宍戸 和成 氏」
「そのゴミ、拾って捨ててくれるといいんだけでなぁ」
私が勤めている聾学校では、言葉の指導が課題だった。
今でも変わらないと思う。聞こえにくいことから生じる言語習得の難しさである。
ある年の研究会を控えていたときのことである。
小学部低学年の子どもと廊下ですれ違った。
すると、廊下の隅っこに紙くずが落ちていた。
お客様がそれを見かけたら、どう思うのだろう。
そこで子どもに投げかけた言葉が標記のものである。
なぜ、こんな言葉がけをしたのか。
当時は、さまざまな機会を見つけて子どもに身近な言葉を身に付けさせたいと思っていた。
授業にかかわらず、休み時間も、さりげなく言葉に関わる指導をしていた。
ところが、「消しゴムを拾ってあげて」
「床にこぼれた水を拭いてください」などと言っても、
「私の消しゴムではありません」「僕がこぼしたのではありません」などと
子どもから答えが返ってくることがしばしばだった。
答えとしてはおかしくない。
事実としてもその通りかもしれない。
でも、人間関係を取り持つための言葉として、これでいいのか?と思った。
いずれは社会に出て行って、まわりの人と上手く関わって生きていってほしい。
そのためには字面の理解ではなく、その言葉を発した人の思いを推測し、
人のために行動できるようになってほしいと思った。

このあとも続きますが、ここまで読んで「本当に、障害の有無に関わらず」
お互いの気持ちを相互に理解することが、これからの共生社会は大切なんだなあ!
と思いました。
自分は自分でいい!!
個性を認めよう!!
多様な社会の実現!!
ICT時代の到来!!と言っても、
昔は「まわりを気にするのは疲れる?」「気配りなんて、必要ない?」と思っていた
子ども時代でしたが、社会を意識しだしてからは「相手の気持ちを察することは、
人との関わりを良好に保つ上で欠かせない!!と考えるようになりました。
社会人になる?大人になる?とは、そんなことなのかもしれませんね!
がんばれ!!日中健児!!
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