2020/10/07 | 【日進中】10月7日(水)「人間を超えた偉大な存在」 | | by 日進中学校管理者 |
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「それは素敵なメッセージかもしれない」魂の編集長 水谷謹人 氏より
一般社団法人倫理研究所の創設者・丸山敏雄氏は、著書『万人幸福の栞(しおり)』の中でこのようなことを言っている。
「せっかく病気になったのに病気だけ治すのはもったいない。病気の多くは生活のひずみや心のゆがみが体に現れたもの。そこに気付かせていただいたことに感謝し、病気と一緒にそれも直そう」
つまり「病気はメッセージ」というのである。
愛知県在住の元末期がん患者・杉浦貴之氏が年3回発行している『メッセンジャー』という雑誌は、がん克服者の体験談で溢れている。
今年1月に発行された56号は「余命宣告・ステージ4生還者特集」だったし、8月に発行された57号のテーマは「人は何度でも立ち上がれる」だった。その中で40代の女性は「がんは自分で引き寄せていた」と語り、別の女性は「未来は自分で決める」という手記を寄せていた。どれも「病気が治ってよかった」という話ではなく、病気からのメッセージに気付いて考え方・生き方が変わり、新たな人生のステージに立ったという話だった。
『メッセンジャー』編集長の杉浦さん自身も28歳の時に腎臓がんを患った。両親は医師から「息子さんの余命は半年くらいです。2年後の生存率は0%」と宣告された。
そんな中、杉浦さんは二つのことを試みた。一つは、がんを克服して本を出している人たち一人ひとりに会いに行って、「どうして治ったのか」を自分の目と耳で確かめ、「がんって治るんだ」という確信を深めた。
もう一つは、病気が治ったら何をしたいかを考えた。思い描いたのは「ハワイのホノルルマラソンに出場する。婚約者をゴール地点に立たせ、ゴールの瞬間に抱き合う。次の日、ハワイの教会で結婚式を挙げる」というシナリオだった。まだ恋人もいないのに。
杉浦さんの病状は、医師の予測に反して奇跡的に回復していった。余命宣告から6年後の2005年、「がんは自分の生き方・考え方を変えるためのメッセージだった」と気付き、自分ががん克服者から元気をもらったように、多くの人を元気づけたいと、雑誌『メッセンジャー』を創刊した。
その3年後には、9年前に病床で思い描いたあのシナリオを見事に実現させた。
ふと10年前に取材した杉浦さんのことを思い出したのは、「コロナもきっと何かのメッセージに違いない」と思ったからだ。
例えば、「生活のひずみ」や「心のゆがみ」が世界的規模で拡大しているのではないか。そこに気付いて、考え方や生き方を大きく転換しなければならないのではないか、と。
心当たりがある。経済発展を遂げて豊かになった先進国は、発展途上国を支援したり、世界平和に寄与したりするのが当然の考え方だったのに、最近は「自国ファースト」という言葉が脚光を浴びている。
東京が日本一豊かな自治体になったのは、たくさんの地方出身者のおかげだし、彼らを育てたのは地方の学校や地方の親たちのはず。だから「『都民ファースト』はないよ」と、そんなことを考えて悶々としていたら、石川県の養護学校の元教諭・山元加津子さんから『リト』という本が届き、「村上和雄先生のメッセージをこの本で伝えたい」という電話が掛かってきた。
この本の前半は、目的のない旅をしていた「リト」という子犬が、途中で「かけがえのないものを探す」という生きる目的を見つけ、流行り病が蔓延する村で、探していた「かけがえのないもの」を見つける物語だ。後半は遺伝子解読の第一人者・村上和雄先生(84)の寄稿文だった。村上先生は、ヒトの遺伝子解読の研究過程で、「人間を超えた偉大な存在」を認めざるを得なくなり、科学者である村上先生はそれを「神」とは呼ばず、「サムシング・グレート」と命名したことはよく知られている。
寄稿文の中で「コロナウイルスはサムシング・グレートからの大切なメッセージ」と村上先生は言う。それは「地球規模で助け合うこと、他者のために生きること。昔の人が〝病は気から〟と言ったように、国のリーダーがどんな意識で政策を打ち出すかによってその国が重篤化したり、発展したりする」と。
世界中に広がったコロナはやがてワクチンや薬で治る日が来るだろう。しかしそれで終息してはもったいない。メッセージもちゃんと受け取って、人類は次のステージに行かねばならない。
「人間を超えた偉大な存在」
今私が読んでいる本にも、「神」ではありませんが、「人間を超えた大いなる存在」
が出てきます。大学教授が量子力学の角度から述べている本です。
すべては、「ここにある!」「過去」も「現在」も「未来」も!!
まだ、読み終えていませんが、「すべてのできごとに、深い意味がある!」
そのメッセージを受け取ることが「人生のカギ」なのかもしれないと思っています。
今、何かが上手くいかずに「悩んでいる?」「困っている?」人は、
今一度、その深い意味について考えてみたら?どうでしょうか?
よろしく!!日中健児!!