日誌


2017/11/30

11月30日(木)汚れ役

Tweet ThisSend to Facebook | by 日進中学校管理者
親愛なる日中健児のみなさん!

「汚れ」ながらも自分の道を拓くために⽇々頑張っている30歳の挑戦者たちの話です。
「革命を起こそう」と思った理由は、

小さい頃は祖父母と浜で暮らしていて、船に乗せてもらったり、養殖場を見せてもらう
のを純粋に楽しんでいました。でも、小学生になってまちなかの学校に通うようになったら、
まわりにはサラリーマンや公務員をしているうちが多くて、水産業をカッコ悪いと思うよう
になって・・・・・・・・・。
水産業に就きたいとは全然思わなくて、大学で東京にでたそうです。

大学の友達に家が水産業だと話をしたら、リアクションが意外によかったそうです。
地元の海産物を送ったら、貴重で珍しいと喜んでもらったりして、イメージが変わった
そうです。ところが、卒業後、食品商社に就職して知ったのは、価格競争が全てで、
メジャーな魚だけが取引される流通の実態でした。
売り場に魚の価値を伝えられるプロがほとんどいないので、価格に強い大手にしか
勝ち目がないのです。

このままでいいのかと思っていた矢先に、東日本大震災がおこりました。
全てが流され、ゼロどころかマイナスからのスタートでしたが、逆に「全てリセットされた
今だからこそ、チャンスだ」と考えたそうです。
こだわりや付加価値をしっかり伝えて、商談ベースからスタートしていけばいいって。
それで、震災後に家業を継ぐことに決めました。
 

やってみて気づいたのは、魚の価値がお客さんにあまり理解されていないということでした。そこで、どんな風に養殖しているかをポスターやPOPで伝えるうちに、付加価値が理解され、
一般の流通品より高く買ってもらえるようになって。
自分のところはある程度よくなったけれど、ふと周りを見ると、漁業をやっているのは
ほとんどが60代以上です。
このままだと継ぐ人がいなくなって漁業が廃れてしまうと危機感を持ちました。

そして、同じようなことを考える若い仲間と出会ったことをきっかけに
「水産業に関わるメンバーで集まって、何かおもしろいことを仕掛けよう」と
フィッシャーマン・ジャパンを立ち上げたそうです。
 

水産業に関わるキッカケをつくりたいなと思って、漁業体験の場を提供したり、
販売会をしたりと本当にたくさんのことをやってきました。
水産業を「キツイ、汚い、危険」の3Kのイメージから
「カッコよくて、稼げて、革新的な」の新3Kのイメージに変えていきたいと思っているんです。
嬉しかったのは、地元の水産高校を卒業した生徒が、うちに就職することを決めてくれたこと。
これまでは求人してもゼロでしたから、ものすごい進歩なんですね。

何かを始めるには、誰かが「汚れ役」になることも必要だと思うんです。
僕は「汚れ役」になることには全く抵抗がないので、やろうと思ったことには、
自ら「汚れ役」になって、どんどん挑戦していきたいと思います。
「汚れ役」が格好いい時代になってきました。
いろいろな仕事で「新3K時代」を創っていきましょう!!
「汚れ役」は格好いい!!

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