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2018/10/29

10月29日(月)習慣の力

Tweet ThisSend to Facebook | by 日進中学校管理者
みやざき中央新聞から
今日は「成功するための習慣づくりにはどのようなものがあるか」についてお話します。
まず「何が一番大切か」からいきましょう。
昔は物に価値がありました。
たとえば、高度経済成長の時代に価値があったのは「便利な物」でした。
後に「経営の神様」といわれる松下幸之助さんが創った松下電器産業の当時の理念は
「水道の蛇口をひねって水が出てくるが如くに、世の中に便利な物を生み出し続ける」
でした。
これが当時の日本人の価値観と一致して松下電器産業は大きな企業になっていきました。
でも、今、同じ理念ではビジネスはうまくいきません。
時代と共に人々の価値観は変わるからです。
「価値」というのは、たくさんあると下がり、足りないと上がるという特徴があります。
物がなかった時代に物を作ったから松下電器産業は伸びていったのです。
今は情報化社会です。
この15年で情報量は410倍になったそうです。
もし情報が私たちを幸せにしてくれるのであれば、15年前よりも今のほうが410倍、
幸せな人が増えているということになりますが、果たしてそうでしょうか?
僕は15年前の日本人より今のほうが元気がなくなったんじゃないかと感じています。
私も「同感」です。
情報をたくさん手に入れたら幸せになるということはないみたいです。
情報化社会の本当の意味は、「情報が溢れて情報の価値が下がった」
という意味ではないでしょうか。
だから、インターネットでたくさんの情報を手にしても幸せになれないのです。
収入は上がるかもしれませんが、人間関係はよくならないし、家族に笑顔は増えないのです。 

それなら、どうすれば私たちは成功、もしくは幸せを手に入れることができるのでしょうか。
とかく日本は情報に振り回されています。
売れるセミナーや売れる本というのはほとんどノウハウ本です。
たとえば、『3日で5000万稼ぐ方法』なんていう本を書いたら絶対売れます。
でも、そこに書いてある情報が本当に私たちを幸せにしてくれるとは限りません。
第一、3日で5000万なんて稼げません。
稼いだとしても、そのお金は本質的に人を幸せにするお金ではありません。
一時的な「あぶく銭」です。
もっと言うと、「自分が受け取っていい器になったときに、ちょうどいい量が入ってくる
のがお金です。
3日で器が5000万になる人なんていませんので、そのお金は入らないんです。
あなたを通過してどこかへ行ってしまいます。
バブルのときがそうでした。
器よりも大きなお金が来てしまったので、入りきらないで出ていった」んです。
だから、お金をどうやって集めるかではなく、自分の器を大きくすることを先にやったほうが
いいと思います。
自分の器を広げるために何をやればいいのかというと、これは世の中で証明されています。
「実践力を高めること」です。
稲盛和夫さんが『生き方』という本の中で実践力について書いています。
やるべきこととして、「あいさつや掃除、言葉遣い、片付けであったり余計な物を捨てること
だと言っています。
なぜそういうことを一生懸命実践しようとしているのか。
それは「知っていること」と「出来ること」にギャップがあるからです。
実践とは「自分で決めたことと自分が行っていることが一致していること」です。
だから、他人は評価できません。
評価できるのは自分しかいない」のです。
とかく自己評価と他人の評価はずれることが多いです。
ある会社で「上司が部下を怒鳴り散らしたって部下はモチベーションが下がって辞めるだけ
です」という話をしました。
すると社長が「その通りだ」とおっしゃいました。
それで、社員さんに「社長は頭ごなしに怒鳴り散らすことがありますか?」と聞いたら、
その社員さんは頷いたんです。
すると社長は「おまえら、嘘つくんじゃない! 俺がいつ怒鳴り散らしたんだ!」と
怒鳴り散らしたんです。
そのくらい自分のことが見えていないんです。

人間関係を構築するためのベースは100%相手目線で自分を見ることができるかどうか
です。
たとえば、「子どもから見て自分はどんな母親か」という基準で自分を見れますか?
自分の目線で見ると、「なんであんたは言ったことが分からないの!」みたいな言葉が
出てくると思います。
でも、子ども目線で自分を見たら「ああ、私の言い方がいけなかったのね」と考えること
ができます。
そうすると、親子関係が変わってきます。
僕の尊敬している人が「メッセージは届くまで届け続けたら100%届く」と講演で言っていました。これは愛のレベルの話だと僕は思いました。
たとえば、毎日会社に遅刻してくる社員がいたとしましょう。
「おまえ、なんで時間通りに来ないんだ」と30回でも40回でも言います。
それでも遅刻して来たら、「あいつはダメだ。社会人失格だ」と普通の社長は思いますよね。
そのとき、「その社員にも親がいる。もしこの子が病気になったら『私の命と引き換えに
助けてください』と神に祈る母親がいる」と考えたとき、その親と同じ気持ちになれますか?
その社員が自分の子どもだったら、たった30回で諦めますか?
社員を心の底から愛していたら、届くまで届け続けるという実践ができるようになります
実践は相手を変えることではなく、自分を変えることなのです。
そもそも他人は変えられません。
でも自分は変えられます。
その自分を変えるエネルギーが現実を変えるのです。

実践とは「自分がやろうと思ったことと、できていることを一致させること」ですから、
主語は全部自分です。
どんなことを言っているかよりも、誰が言っているかのほうが影響力は大きいです。
だから、日常的に実践していない人、言っていることとやっていることにギャップがある人は、
どんなに素晴らしい話をしても、相手に伝わりません。
情報や言葉そのものに価値があるわけではないんです。
その情報、その言葉を発している人間の実践力が問われるんです。 
その結果、尊敬されたり、いい人間関係を作れたり、利益を上げられたり、
いい組織を作ることができていくのです。

なかなか、心にずしりと来る話ですね。
分かっていても「自分を変えること」は難しいですね。
でも、自分自身が変わるしか・・・・・・・・・。
どんなことを言っているかよりも、誰が言っているかのほうが影響力は大きいで!
やはり、実践力を身に付けなければ。
「自分が決めたことを、実践する!」
まずは、身近な「あいさつ」「掃除」「片づけ」「整理整頓」からかな!?!?
ともに、頑張りましょう!!
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