12月21日(金) 第2学期 終業式

 穏やかな気持ちのいい日になりました。今日は2学期の終業式・・・2学期の区切りです。2学期も学習発表会や修学旅行、学年の行事や活動、日常の行動の様子から、521の竹の子たちが、順調に上に伸びていることを実感しています。その中で2学期に全校の課題として取り組んだ「つながる あいさつ」にも確実な成果を感じとても嬉しいです。毎月各学級で「友達にも言えるぐらい実践できた」という規準で自己評価をし、学級の80%がクリアできたかどうかで変容をみてきました。9月・10月・11月・12月と、クリアする学級がどんどん増えていき、「つながる あいさつ」が着実に進んでいると感じました。この結果は、竹の山小のキーワードにしている「もっと つながる」のレベルが、上がっている表れでもあると思いました。全校のみんなの意識による、竹の山チームの2学期にみせた大きながんばり・・・本当にすばらしいです。また、終業式の後、大掃除として、子どもたちは、2学期使った教室や教室の周りを中心に一生懸命に掃除や整頓、片付けをしました。昨日までのピカピカ週間に続く今日の大掃除・・・新しい年をさらに気持ちよく迎えようとする姿もとても素敵だと感じます。こんな気持ちを膨らませながら2学期の締めくくりができることをとても嬉しく思っています。
 いよいよ冬休みです。1年の節目となるこの時期を、お家の人たちと一緒に大事に過ごしてほしいと願います。そして、1月7日の始業式には、元気な子どもたちに会えることを楽しみにしています。
 

12月20日(木) 第7回代表委員会

 いよいよ明日は2学期の終業式。2学期も2日で終わりです。そんな時期ですが、今朝は、1月の児童会活動に向けて、7回目の代表委員会が行われていました。議題は3つ・・・①あいさつキャッチボールについて(生活・安全委員会)、②モーモー&草取りキャンペーンについて(環境・緑化委員会)、③元気アップウィークの中で:障害物競争について(総務委員会)でした。竹の山小学校には、子どもたちの企画・運営で、よりよい生活をしようとする気持ちを高めたり、みんなで楽しもうとする気持ちを膨らませたりする様々な活動があります。どれも「みんなで・・・」ということ大事にしていることが伝わってくるのがとても嬉しいです。毎日の生活の中でも、「もっと つながる」が実践されていることがとてもとても嬉しいです。
 

12月19日(水) 1年生 春に向けて・・・球根植え

  最近は朝晩の冷えがしみるようになり、インフルエンザにかかる子どもたちもではじめました。計画では、今日の1時限目に体育館で小中合同の集会を行う予定でしたが、中学生もインフルエンザによる欠席が増え始めているということで、残念ですが中止となりました。本来の冬らしい季節になってきた12月ですが、今日は朝から幾分か暖かで穏やかな感じがしました。そんな気持ちのいい日に、1年生は、春に花が咲く球根を植えるという活動に取り組んでいました。使う植木鉢は、1学期にアサガオを育てたものです。アサガオは種でしたが、今回は球根・・・子どもたちは、球根の茶色の皮がとても気になっていたようでした。初めに、少し苦労をしながら植木鉢の深さの半分ぐらいまでにに土を入れました。まず、深いところに植える、チューリップの球根を2つ、どちらを上にして球根を置くのかも一つずつ確かめながら植えていきました。その上に土をかぶせ、少し浅いところに、今度は、ムスカリを3つ、アネモネを1つ植えました。この花は、4月に入学してくる新しい1年生を温かく迎える花になります。世話をしながら、球根が生きている不思議さ、球根でも花が咲く不思議さを味わってほしいと思います。
 

12月18日(火) 4年生 道徳の授業    花花キャンペーン

 〔4年生 道徳の授業〕   
 本年度から道徳が教科になり、「考えて議論して進める道徳」の指導に試行錯誤をしながら取り組んでいます。今日の2時限目には、4年生が道徳の授業でお互いの意見を伝え合っていました。読み物資料は「つまらなかった」。「信二」と「さとし」の二人は公園で遊ぶことにしていたが、言葉が足らなかったために・・・勝手な思い込みで・・・二人の心がすれ違ってしまい、次の日、いつもなら一緒に遊ぶ二人は、一言も口をきかず、ずっと別々に休み時間を過ごしたという話でした。「信二とさとしには、何が足らなかったのでしょう・・・」これを考えることが、今日の学習の中心でした。子どもたちは、自分の生活の中で、仲のいい友達の気持ちが分からなくて困った経験はいろいろしていると思います。伝える言葉が十分であればそうならなかった・・・自分で勝手に決めつけてしまわないで、そのときに友達の気持ちを確かめておけばそうならなかったのに・・・そんな経験と重ねながら、きっと考えていた1時間であったのだと思います。お互いの気持ちを理解する努力をしながら、友達を大切にしようとする気持ちを高めていってほしいと願います。
〔花花キャンペーン〕
 竹小タイムに、各教室で牛乳パックの鉢で育てていたビオラとパンジーを、各学級2~4名の子どもたちが持って、昇降口前に集まりました。プランターへの植え替えにためです。今日から昇降口前に20以上のプランターが並びました。緑の募金の補助金で花の苗を購入し、環境緑化委員会がオリジナルの植木鉢をつくり、各教室で世話をしたのち、学級と委員会で学校用のプランターに植え直しをする・・・この一連の活動のお陰で、昇降口に並んだプランターの花は、全校の子どもたちが意識できる花になりました。とても素敵な活動だなと感じました。
 

12月17日(月) 第2回竹小ピカピカ週間

 2学期も1週間となりました。11月末の代表委員会で美化委員会からの提案があった「竹小ピカピカ週間」が今日から始まりました。ただきれいに清掃をするだけでなく、「学期末の大掃除に向けて、計画的に自分のたちの清掃場所の清掃を行い、校内を清潔にしようとする気持ちを高める」「班長が自分たちで重点的に清掃を行う場所を考えることによって、リーダーとしての意識を高める」「黙って効率よく清掃をする力を身に付ける」ことをねらいにしています。今日までに班長と清掃担当の教師と重点箇所を決めてきています。清掃が始まると、全員で今日の重点箇所を確認し、最後の反省会で重点箇所がしっかり清掃できたかを確認することをしていき、その状況をチェックシートに記入していきます。これを4日間取り組みます。先週のスピーチ交流会では、6年生から「きれいな竹の山小学校を、ずっときれいにしてください」というメッセージがありました。美化委員会の企画は、自分たちが生活するところを自分たちの力で気持ちのいい場所にしようということを意識させる工夫です。
 

12月14日(金) スピーチ交流会 2年生校外学習 3年生道徳の授業

〔スピーチ交流会〕
 今朝の児童集会は、全校で行う3回目のスピーチ交流会でした。今日は1年生と6年生の各学級、2名ずつが発表してくれました。1年生は、1学期より週に1回ずつ「話す→聞く→質問する→質問にこたえる」という活動を続けてきています。その取組の積み重ねも生かして、国語の学習で友達にインタビューをして聞いたことと、聞いて思ったことをまとめて話してくれました。インタビューのテーマは「今 いちばん楽しいと思うこと」。2人で組になり、1人がもう1人の子にインタビューをしたことを話し、スピーチの内容について質問は、インタビューされた子がこたえる・・・という発表をしてくれました。入学して9か月・・・全校の前で堂々と話ができる姿に大きな成長を感じました。6年生は、毎朝「相手を意識した話し方・聞き方」をめあてにしてスピーチをしています。今回は「1~5年に伝えたいこと」でスピーチをしてくれました。「本を読んでほしい」「学年が上がると一つずつ難しいことが増えるよ」「あきらめないで続ければ、できないことはない」「竹の山小学校をきれいにしてください」・・・。自分の経験や自分が今感じていることなどを交えながら、なぜ「〇〇〇〇」のことが伝えたいのかが分かるように話してくれました。竹の山小の子どもたちのスピーチ力はかなり育ってきていると思いますが、毎回、聞く態度に感心をしています。友達の話を一生懸命に聞こうとする姿勢は、話をしている人を大事にする姿だと感じます。
〔2年生 校外学習〕
 2年生は、市所有のバスをピストン輸送の形(学年を2つに分けて)で利用して、市の図書館に出かけました。生活科のまちの公共施設の学習の一環です。図書館に着くと、まず視聴覚室に入り、スライドを見せていただきながら日進市の図書館の説明をうかがいました。図書館には36万冊もあるそうです。その後、図書館のフロアを順に見学し、図書館のバックヤードの閉架書庫や本を修理する所も見せていただきました。歩きながら、本のことだけでなく、フロアがユニバーサルデザインでつくられていること、点字ブロックがあること、多言語の表示があることにも気付くことができ、子どもたちの観察力に驚きました。見学後の質問コーナーでは、年間に9000冊も新しい本が入ることや図書館で働いている人の数、子どもたちに人気の本のシリーズについても知ることができました。2年生も、説明を聞き自分の目で確かめながら取り組む学習ができる力をきちんと付けてきています。確実に成長しています。
〔3年生 道徳の授業〕
 5時限目、3年生の教室をのぞくと道徳の授業をしていました。今日の読み物資料は「よごれた絵」でした。「掃除の時間、主人公がぞうきんでキャッチボールをして遊んでいると、一筆一筆丁寧に描いて写生大会で金賞をもらった友達の絵に、投げたぞうきんが当たり、ぞうきんの汚れがついてしまった。一緒に遊んでいた友達は、黙っていればわからないという。でも、家に帰っても気になってしまい、やっぱり謝ることにした。絵を描いた友達が絵に付いた汚れ気付き、怒っている。そんな中、主人公は勇気を出して謝った・・・」という話。今日の学習の中心は「正直にあやまった後の主人公の気持ちを考えてみよう」でした。子どもたちは、人に悪いことしてしまったときは、正直に謝った方がいいということを理解している子が多いと思います。でも、相手が謝っても怒っていたら・・・、「いいよ」と言ってくれても本当はすごく悲しんでいるかも・・・心の中で葛藤がはじまります。しかし、相手が許してくれてもそうでなくても、人に悪いことをしてしまったらやっぱり正直に謝ることは大切だ・・・そんな風に、子どもたちが心を耕し育ってくれたらなと願いたいです。
 

12月13日(木) 交通安全に気を付けて

  2学期の保護者会が今日で終了しました。この4日間は毎日一斉下校・・・給食・掃除の後、あわただしく下校する日程となっていましたが、全校の子どもたちが、時間通りに集合して下校することを意識して行動できていたことに感心をしました。
 さて、昨日、近隣の小学校のお子さんが、交通事故に遭うという痛ましいニュースがありました。毎日交通安全に十分気を付けて登下校や地域での遊びをすることを指導してきていますが、今日は改めて学級でも一斉下校の全体の場でも交通安全について指導をいたしました。冬至が近づき、今が最も日没が早くなる時期です。夏であるならば、5時という時間は決して遅い時間ではありません。でも、今は・・・。夕暮れの歩行者や自転車が見えにくい時間帯・・・不注意の車との事故を回避するためには、薄暗くなる前に家に帰ることも大事なことであると思います。また、次の3つについて確実に意識がもてるよう指導を図っていきたいと思います。
① 横断歩道を渡る場合でも、左右の確認を十分行ってから横断すること。
② 近くに歩道橋や信号が設置された横断歩道がある場合は、遠回りになってもそれらを利用すること。
③ 停車している車の直前・直後を通って道路を横断する場合は、反対車線を通行する車がないことを十分に確認すること。
かけがえのない自分の命を、自分でしっかり守ってほしいと願います。
 

12月12日(水) 学習のまとめの作品から

 3階の5・6年生の教室の前の廊下を歩いて行くと、5年生も6年生も2学期の学習のまとめの作品が掲示してありました。
 5年生は、社会科の「自動車をつくる工業」の学習のまとめでした。5年生は8月の終わりにトヨタ自動車に工場見学に出かけています。実際の工場の様子を思い浮かべながら、2学期に学習を深めました。まとめは3・4人の班で行い、どの班も「組み立て工場」「関連工場」「世界にとどける」の3つの視点から、4枚の8ツ切画用紙をつなげた大きさの紙に、マジックや色ペンを使いながらまとめていました。絵(イラスト)・写真も工夫して配置し、班で知恵を絞りながら、伝えたいことが伝わるように・・・・学んだことが伝わるように・・・という気持ちで仕上げている・・・と感じました。作品から、学習においても5年生はチームワークがいいんだなということを感じました。
 6年生はパソコンで作成した修学旅行の新聞が掲示されていました。昨日、2年生がパソコンを使ってカレンダー作りを・・・という記事を掲載しましたが、学年が上がるごとにスキルをレベルアップさせ、その成果が6年生の修学旅行の新聞作りに表れていました。記事の配置や写真の挿入・配置・大きさの工夫、文字サイズや字体(フォント)のバランス、タイトルの飾り文字、枠の彩色等々、どの作品を見ても、ガイドブックの1ぺーを見ているような見応えのある新聞に仕上がっていました。
 子どもたちの成果物としての作品を学年ごとに見ていくと、一年一年の積み重ねで確実に力を付けていっていることを感じます。1年毎にステップアップしていく子どもたちのがんばりが感じられることが嬉しいです。
 

12月11日(火) 12月を感じて

 本来の12月の寒さを感じるようになりました。今朝の外気温は2度・・・。空気の冷たさがしみます。でも、1・2年生の教室前の廊下を歩いていくと、心が明るく温かくなるような気がしました。2年生は、パソコンを使って作った2019年のカレンダーが、どの教室の前にも掲示がしてありました。日付の部分はみんな同じですが、カレンダーの絵は自分の好きな絵・・・パソコンを駆使して描いてあり、世界で一つだけのカレンダーになっています。どのカレンダーからも、くる年2019年を子どもたちが楽しみにしている気持ちが伝わってくるようでした。また、算数の「三角形と四角形」の学習を生かして作ったクリスマスツリーもとてもかわいらしかったです。1年生のフリースペースには、カラフルなリースが展示してありました。新聞紙を棒状に丸めて輪っかをつくり、絵の具で彩色して、どんぐりや松ぼっくりなどを周りに飾って仕上げてありました。身近なものを工夫して、こんなにも素敵なリースに変身させていることに驚きました。寒くても、心がほっとする12月の季節を感じました。いい気持ちです。
 

12月10日(月) 陶芸作品の展示

  4~6年生の子どもたちが参加するクラブ活動は、今年は13のクラブを立ち上げています。年8回という少ない時間数での活動ですが、それぞれに充実するよう工夫しています。クラブの一つとして「木工・ものづくりクラブ」がありますが、これまでのクラブの中で制作した作品を、昇降口前のスペースに今日から展示しています。6年生4名の陶芸作品です。本校には、電動のろくろがあり、それを使っての作品です。8時間しかないクラブ活動の時間のうち3時間を費やして挑戦したそうです。①ろくろをひく、②乾いたのち削る、③業者に素焼きに出す、④絵を描き、釉薬を塗る、⑤業者に本焼きに出す→完成・・・。できた作品を見てみると、作家さんが作ったようなお茶碗の出来栄えに驚きました。素人目には、とても6年生のクラブ活動の作品には見えないほど立派です。どこでもやれることでないことに挑戦できたことは、子どもたちにとって貴重な体験となりました。今日から保護者会が始まりました。どうぞ鑑賞ください。
 

12月7日(金) 6年生 人権教室

 人権週間の取組の一つとして、6年生は、人権擁護委員の方による人権教室を行いました。前半は6年生全員で「思いやりが命を救う いじめゼロをめざして」というDVDを視聴しました。このDVDは、横浜市の中学生が防犯サミットに参加し、いじめに関する寸劇をつくり、それを演じたものです。一つはいじめが起こっている現状で、見ている側の気持ちを考えさせる劇であり、もう一つはネットいじめの劇でした。後半は各学級で、この劇を踏まえ意見交換をしました。「いじめをみてしまったとき、あなたはどうしますか」「携帯電話やスマートフォンを持ったらどんなことに気を付けようと思いますか」の問いに、その場面を想定しながら自分が本当にできることを正直に話していました。
 竹の山小学校では11月中旬頃から、人権に関するさまざまな取組をしてきました。その中で、子どもたちはいつも以上に自分を見つめたり、友達のことを考えたり、周りの人たちに目を向けたりしたと思います。立ち止まってしっかり考えたことを、毎日の自分の生活の中で生かし、よりよく人とかかわりながら、みんなが気持ちよさを感じる生活をしていってほしいと願います。
 

12月6日(木) 1年生 道徳の授業

  5時限目1年生の教室の前を通ると、道徳の授業をしていました。今日の読み物資料は「二わの ことり」です。「主人公の『みそさざい』は『やまがら』の誕生日に、よばれていました。ことりみんなもよばれていました。でも今日は『うぐいす』のうちで音楽会の練習をすることが先に決まっていました。『やまがら』のうちは山奥のさみしい所にあり、『うぐいす』のうちは、きれいな梅の花が咲く林の中、ごちそうもたくさんとれる所にあります。ことりたちはみんな『うぐいす』のうちの方に飛んでいったしまいましたが、『みそさざい』はどちらのうちに行こうか迷っていました。」という短いお話でした。子どもたちは『みそさざい』に同化して、最後の『みそさざい』の迷いについて話し合っていました。「先に決まっていたから・・・」「きれいだし、ごちそうがあるから・・・」という理由をもって『うぐいす』のうちに行く判断する子や、「せっかくの誕生日だから・・・」「誕生日は年に1回しかない」「やまがらが喜んでくれる」「音楽会の練習はいつでもできる」という理由をもって『やまがら』のうちに行く判断をする子など、両方の立場の意見がたくさんでました。1年生でも自分の考えをしっかりもち、友達の意見を聞きながらさらに意見述べる様子に感心しました。また、友達の考えを聞きながら自分の判断を変える子もいました。学び合っている姿を感じました。約束を守ることは大事・・・でも、友達の気持ちを考えると・・・友達を思う心の大切さに気付くことができていることに心が温かくなりました。
 

12月4日(火) みんなで交流!ドッジボール大会!

 竹小タイムになると、校舎内がざわざわとしてきました。1~4年生の子どもたちが、体育委員会企画のドッジボール大会に参加しようと急いでいたからです。先日の代表委員会で提案があった、異学年の子どもたちと交流することをねらいにしたドッジボール大会が今日でした。昨日の段階では、雨が心配されていましたが、わずかなポツポツ雨にとどまり、予定通りに実施が叶いました。竹小タイムは、1・2年のコートと3・4年のコートの2つを作りました。2学年が組ごとに3チームをつくり、円の形のコートを120度ずつの3つの扇形に区切り、やわらかめのボールを2つ使い、同時に3チーム対抗戦で行いました。どのチームの外野も円周のどの位置からも投げることができ、いつもと違う形のコートでするドッジボールを大いに楽しんでいました。そしてお昼のハッピータイムは、5・6年生の大会。5・6年生は普通の長方形のコートに、2学年合同、組ごとに2チームに分かれて対戦しました。さすが、5・6年生の試合は、迫力がありました。ビュンビュンと2つのボールが跳びかい逃げるのも大変そうでした。異学年が男女混合でこんなにも真剣にドッジボールができることが、とても素敵な姿だと思いました。今日のこのドッジボール大会は、休み時間に行う自由参加の活動にもかかわらず、合わせて300人ぐらいの子どもたちが参加しました。竹小にはみんなで遊ぶことを楽しみにするたくさんの子どもたちがいることに、心が温かくなりました。
 

12月3日(月) 人権週間

 明日12月4日から12月10日までは、毎年人権週間として、全国中で人権に関わる取組がなされますが、竹の山小学校では、11月の中ごろから、担任より人権の話を聞いたり、人権に関わる道徳や学活の授業に取り組んだり、習字を書いたり、いじめ防止のの標語を作ったりして、改めて人権について考える時間を作ってきています。そして今日の朝会でも人権についての話がありました。
 人権が守られているということは、人として大事にされ、気持ちよく幸せに暮らすことが守られているということです。だから誰もが気持ちよく幸せにくらすことができるために、誰もが人権に目を向け、人の人権が守れる力を身に付けていくことが、とても大切になります。では、具体的に子どもたちはどうするとよいのか・・・ということですが、5月の朝会で「かんが~るくん」というキャラクターをつかって子どもたちに身に付けてほしい3つの考える力の話がありました。それを思い出しながら、考える力の一つである「ひろげて(友達の気持ちを考えて生活する)」という力が人権に関係があり、「友達の気持ちを考えて生活できていることは、人を大事にする心が育っている」ということにつながるという話に続きました。子どもたちみんなが、友達の気持ちを考えて生活する力を身に付けることができれば、悲しい思いをする友達はいなくなるはずです。また、この力が身に付けば、竹の山小学校の今の課題「もっと つながる」にもいい形で表れてくると思っています。そして、子どもたち全員が「学校 楽しい・・・」と感じながら、毎日元気に通ってきてきてくれることを何よりも願っています。
 

11月30日(金) 児童集会

 昨日の代表委員会で環境緑化委員会が「教室に花をかざる」という提案をしました。それにつなげて、今朝の児童集会で、どのように取り組むのかを全校に分かりやすく伝えてくれました。「花花キャンペーン」と名付けられています。花は各学級に2つ・・・パンジーとビオラです。この花は、1学期に取り組んだ緑の募金でいただいた補助金で購入したものです。環境緑化委員が、牛乳パックを12月の季節のイメージに装飾してオリジナルの植木鉢をつくり、花の苗を植えました。その花を来週月曜日に各学級に配るそうです。今日の発表では、教室での育て方について劇で教えてくれました。水をたくさんやってしまうと枯れてしまいます。土が乾いたらほどよく水をやり、しおれた花はとりのぞくということです。難しい世話ではありませんが、気を配らないとついついおろそかになってしまします。各学級でお世話係をつくって・・・というお願いもありました。12/18には、各学級の代表と環境緑化委員でプランターに植え替えをして、昇降口前に並べていくそうです。発表のはじめに伝えてくれた「これから寒くなっていく中、毎日きれいな花を見て心があったまってほしい」という取組のねがいのように、寒い冬でも花を見て気持ちがやわらかく優しくなる感じが味わえるといいなと思います。
 

11月29日(木) 代表委員会

  1時限目が始まる前の時間を工夫して代表委員会を設定しています。今回は6回目でした。今日の議題は、①ピカピカ週間について【提案:美化委員会】、②教室に花をかざる【提案:環境緑化委員会】、③ドッジボール大会【提案:体育委員会】の3つでした。どれも、2学期の終わりまでに取り組む内容です。1学期の運動会の後もそうでしたが、2学期も学習発表会という大きな学校行事が終わったところで、今度は子どもたちが全校に働きかけて取り組む活動を計画してくれています。何ともいいなと感じます。2学期の終わりまで約1か月・・・学期のまとめの時期として少し気持ちはばたばたとしてしまうかもしれません。でもその中で、子どもたちが生き生きと活動する姿を見ることができることに嬉しさを感じます。自分たちの力で、生活をより楽しいものにできますように・・・
 

11月28日(水) 6年生 薬物乱用防止教室

 昨日に引き続き、今日も6年生は、外部講師による学習に取り組みました。今日は、愛知署から講師の先生をお招きしての薬物乱用防止教室です。これは、体育の保健学習の内容です。講師の先生のお話は、「薬物は絶対に使わない」という大事な約束から始まりました。そして、薬物は1回でもやってしまうと、脳が覚えていて一生消えないものになり、繰り返しの使用で幻覚やフラッシュバックが起こり、やがて人間らしい心を失い、命を落とすことにもなっていくという話に続き、薬物の恐ろしさが伝わってきました。さらに、薬物を使用することになってしまった怖い誘い、薬物を使ったときの体の状態などをDVDの視聴で、薬物のいろいろな種類を、写真や本物そっくりの標本で見て学びました。DVDに登場した子どもは小学生と中学生であり、薬物の恐ろしさは、自分たちの身近なところにも潜んでいることも感じたと思います。たった1回、薬物に手を出してしまったことで、将来の希望も夢も友達も無くして周りの人たちを悲しませることになることも、頭に強く残ったと思います。これからどんどん成長していく過程で、子どもたちは様々な状況を経験していきます。苦しいことや悲しいこと、逃げ出したいこと・・・そんなこともあるのかもしれません。でも、そんなときどんなに誘惑を受けても、「薬物は絶対ダメ!・・・」その気持ちをしっかりもっていてほしいです。自分のことを大事にして成長していってほしいと願います。
 

11月27日(火) 6年生 国際理解講座

 今日の3・4時限目に、6年生が、アジアのことを知る国際理解の出前講座を受けました。愛知牧場の近くにあるアジア保健研修所の方とボランティアの方13人の指導によるものでした。アジアの国には、現在においても学校に行けなくて文字が読めなくて困っている人たちがいること、水くみの手伝いをして学校に行く時間がない子どもたちがたくさんいること、貧富の違いがある国があることなど、ベンガル語で書かれた薬の説明書を読んだり水運び(瓶を頭にのせて)をしたりする体験や、食べ物の量と人の数の割合の説明から理解を深めました。また、南アジアの伝統的な女性の衣装であるサリーを、全員が着てみるということもしました。4つの体験から、知らなかったアジアを少し体感することができたようです。今日の学習から、いかに日本は恵まれている国であることも実感できたと思います。今日は、少し世界に視野を広げました。これからの学習でもっと日本のことを理解して、よりよい国際理解につなげていってほしいと思います。

 

11月26日(月) あいさつ運動  2年生 道徳の授業

〔あいさつ運動〕
 今朝のあいさつ運動は、いつもの総務委員の子どもたちに加えて、PTAと家庭教育推進委員会のみなさんと合同で行い、たくさんの人たちが登校してくる子どもたちと元気な挨拶を交わしながら、今週をスタートしました。2学期は「もっと つながる」の全校課題を踏まえて、「つながる あいさつ」に取り組んでいます。挨拶が進んでできれば何よりですが、「挨拶をされたら必ず返して心をつなげる」という取組です。そして、毎月25日に1か月の振り返りを自己評価の形で行い、学級全体としてのがんばりの様子を確かめています。今月は、今日が振り返りの日です。北中学校の先生から、「小学生の挨拶がかわってきたね。元気を感じるよ・・・」という嬉しいことばをいただき、少しずつ成果が表れているようにも感じます。あいさつは、人とつながる第1歩!!気持ちのよい習慣が身に付いていくといいなと願っています。
〔2年生 道徳の授業〕
 3時限目に2年生の教室をのぞくと、道徳の授業をしていました。机は、教室の中央方向に対面する形で、「自分の意見をみんなに伝えるよ。みんなの考えも聞いて学ぶよ・・・」そんな雰囲気が伝わってきました。今日は「一まいの絵」という読み物資料を使っていました。話の中で、お父さんと主人公は、それぞれ「ありがとうって思うときの絵」を描きました。主人公は、雨の中、友達のかさに入れてもらったときの絵を描いたのに対して、お父さんは、一人でカッターナイフを触ってはいけないといわれていたのに使ってけがをして、おじいちゃんに叱られた子どもの頃の絵を描きました。主人公は、なぜ、お父さんの絵がありがとうの絵なのかな?と不思議に思いました。今日の授業の中心は、そのときの主人公の気持ちを、主人公になりきって考え、発表し合うことでした。授業の終わりには、子どもたちは、「しかってくれて ありがとう」「おこられてもありがとうと思えるようになりたい」「ありがとうの気持ちにはいろいろある」などとつぶやき、家族や日ごろお世話になている人たちの、そのときには目に見えない善意に気付き、「ありがとう」の気持ちが高められていると感じました。資料の中の主人公の気持ちを考え、考えを発表する、友達の考えを聞くことを通して、人がもつべき大切な心・考え方を学んでいました。
 

11月22日(木) なのはな・ひまわり・たんぽぽ学級 小中合同授業

 2時限目になのはな学級の教室の前をとおると、中学校のくりのき学級の生徒6名が一緒に授業をしていました。来週の金曜日、日進北中学校区3校(日進北中・香久山小・竹の山小)の特別支援学級の子どもたちが、交流することをねらいにしてモリコロパークに出かけます。今日は、竹の山小学校と北中学校の子どもたちが、交流会のしおりづくりに取り組んでいました。現地送迎になる子どもたちもいますが、くるりんバスやリニモに乗って出かける子どもたちもいます。行きと帰りのくるりんばずやリニモに乗る時刻や料金、持ち物、みんなの約束、自分の目標などをしおりに記入し、しおりが出来上がっていきました。特別な準備をするということをしなくても、今日のような合同授業ができることに、小中併設校ならではのよさを感じます。当日は、中学生が小学生をリードしてくれます。本番でもいいふれあいができるといいなと思います。
 

11月21日(水) 5年生 校外学習(野外活動代替行事)

 7月に実施する計画であった野外活動が、危険な暑さのために中止となり、その代替行事として、9月にトーチトワリングの全校児童への披露、10月にキャンドルファイヤーを行い、今日はその最後の行事として、野外活動の目的地と同じ旭高原に出かけました。1日日程での計画でしたが、道中はバスレクを楽しみ、現地では、ウォークラリー、わいわいランドでの小遊び、五平餅体験、焼杉工作の一部の活動に取り組みました。紅葉の行楽シーズンと重なり、行き帰りの渋滞を想定していましたが、全く心配はなっかったことで、内容を充実させることができました。ウォークラリーは夏に予定していた距離の半分ぐらいのコースにしましたが、3つのミッション(200gの石を拾ってくる。30cmの木の枝を拾ってくる。小川の水温を当てる)を実行しながら紅葉が進んだハイキングコースを気持ちよく歩き、ゴール後は、全部の班が到着するまで、わいわいランドでの遊びタイムになりました。学校にはない、長い長いローラー滑り台を何度も何度も滑り降りたり、ターザンロープにぶら下がって移動したり、遊び場は、竹の山小の子どもたちだけで独占できたこともラッキーでした。その後バーベキュー場まで歩いて、五平餅づくりに挑戦しました。ボールの中のごはんを、班ごとにすりこぎでつぶし、一人分ずつラップに分けて木に小判状に伸ばして炭で焼きました。表面がこんがりしたところで味噌のたれを付けて2度焼きしました。香ばしいにおいが、一層美味しさを感じさせました。子どもたちは大満足・・・。最後は宿泊する予定であった少年自然の家までバスで移動し、創作棟で焼杉のプレートづくりの途中までやりました。
 今日はとても天気に恵まれ気持ちのいい日となりました。野外活動にはかなわない校外学習であったと思いますが、子どもたちが1日、楽しさを満喫しようと取り組んでいたことはとても嬉しく感じました。今日が子どもたちにとって心に残る1日になることを願っています。
 

11月20日(火) 4年生 校外学習

 4年生の社会科の「きょう土のはってんにつくす」の学習で、洪水を防ぐための木曽三川分流工事について学んできました。今日はその学習のまとめとして「木曽三川公園」に、あわせて洪水と常に向き合っている低地に住む人々のくらしについて学ぶ「輪中の郷」に出掛けました。午前中は「輪中の郷」で、説明を聞いたり、展示物を見たりすることを通して輪中のくらしについて学びました。そして、昼食後、バスで「木曽三川公園」に移動しました。138メートルの高さの展望タワーに上りました。眼の下に広がる木曽三川の雄大な流れと輪中地帯独特の様子を360度一望・・・天気もよくすごさを感じながら気持ちよく眺めることができました。さらに見学として、輪中の農家や水屋のコーナーに向かい、ガイドさんから、家の中の様子や洪水の時の工夫について学びました。今回の校外学習は、社会科で学んできたことを、自分の目で確かめ深める校外学習でした。帰校したときの子どもたちの表情は少し疲れた様子でしたが、1日しっかり学習をしてきたんだなと感じました。日進市のくらしにはない苦労や工夫があることもしっかり体感できたと思います。
 

11月19日(火) 時間までに片付けようワゴンパズル

  金曜日の児童集会で給食委員会が伝えてくれた「時間までに片付けよう ワゴンパズル」が、今日から始まりました。各配膳室が込み合わないように、低学年は13:05までに、中・高学年は13:00までにワゴンを配膳室に戻すことができたら、パズルのピースを1個ゲットできる取組です。11/19から12/17までには20回給食がありますが、そのうち16回クリアすると絵が完成するようです。今日はB日課で、返す時間が早めに設定されていましたが、どの学級も時間までに戻そうと気合が入っていました。いつもは、残食がないと印のシールをもらっていますが、今日からは片付けOKのパズルのピースももらいます。ちょっとした工夫で子どもたちが意識し、これをきっかけに「時間に間に合うように戻す」ということが、いい習慣として身に付いていくといいなと思います。時間通りに戻せば、みんなの安全にもつながります。がんばろう!!
 

11月16日(金) 児童集会 小中合同避難訓練 ポップコーン屋さん

 昨日、学習発表会をすばらしい形で終え・・・心にはまだまだ余韻を感じるところですが、今日は、児童集会から1日が始まり、3時限目には小中合同の避難訓練、5・6時限目はなのはな・ひまわり・たんぽぽ学級のポップコーン屋さん・・・と、昨日に引き続き充実した1日となりました。
〔児童集会〕
 今回は、給食委員会と美化委員会の発表でした。
 給食委員会は、「今困っていること」をテーマに発表をしてくれました。給食の片付けで、教室からの台車を戻すのが遅くなるとどんなことが起きるかを寸劇で見せてくれて、掃除に向かう子どもたちとかちあってぶつかるのが危険で、給食の配送者の方にも迷惑をかけ、学級の台車の遅れが、忙しい人を増やすことになるということでした。この状況を解決するために給食委員会では「時間までに片付けようワゴンパズル」という取組を提案してくれました。時間通りにワゴンを戻すと、ジグソーパズルのピースが一つもらえて、絵を完成するというものです。自分の学級のがんばり状況が見える形で感じることができる工夫に感心しました。安全な片付けにつながりますように・・・
 美化委員会は、後期の新しい清掃場所にかわったのを機会に、学校をピカピカにしていくために、清掃の仕方をビデオの映像で伝えてくれました。ビデオの出演者は美化委員会の子どもたちです。教室の清掃では、ほうきの使い方・からぶきの仕方・雑巾のかけ方・くしを使ったほこりの落とし方・ちり取りのやり方・黒板の消し方を、トイレ清掃では、鏡や便器の磨き方、その他に、フリースペースや階段、流しなどの清掃のポイントを分かりやすく見せて教えてくれました。竹の山小学校は新しい学校です。だからこそ、今のきれいさを、自分たちの力で保っていこうという意識はとても大事にしたいものです。今日の発表が、毎日の清掃活動に生きていくことを願っています。
〔小中合同避難訓練〕
 3時限目、火災発生を想定して小中合同で避難訓練をしました。併設の学校ならではの訓練の仕方です。小学生の避難は、6分かかってしまいましたが、黙って落ち着いて避難できている状況に感心しました。今日は中学校の調理室が火元としておこないましたが、火事の場合は、「煙をすわないように、ハンカチなどで鼻・口をふさぐ」「火元から離れる方向に移動し避難する」という、いつ・どこで火事が起きても汎用的に使える避難のポイントをきちんと理解し、万一の事態で行動に移せることを大事にしていきたいと考えています。これから、教室でもガスファンヒーターを使用する季節になります。何より「火事を起こさない!!」ということもしっかり指導していきたいと思います。
〔なのはな・ひまわり・たんぽぽ学級 ポップコーン屋さん〕
 今日の5・6時限目、なのはな・ひまわり・たんぽぽ学級の子どもたちが、4月のトウモロコシの種まきから始まった「ポップコーン屋さんをしよう」の学習のまとめとして、教職員をお客さんにして「ポップコーン屋さん」を開店しました。ポップコーンキャラメル味1袋20円、エコマット(輪っか状の伸びるひもを木枠に打ち付けたくぎにひっかけながら編んだもの)40円を売りました。お客さんと応対したり、商品を袋に入れたり、会計をしたり、役割を順番に担当していました。商品を渡すときの「ありがとうございました」ということばもがんばって言うことができていました。昨日は舞台を使っての学習発表会でしたが、なのはな・ひまわり・たんぽぽ学級の子どもたちにとっては、今日も学習発表の時間になりました。
ポップコーンはとてもおいしくてぱくぱく食べちゃったよ。エコマットは、食器洗いに使うね。きれいに汚れが落ちそうだよ。ありがとう。
 

11月15日(木) 学習発表会

 朝から気持ちよい晴天・・・今日、学習発表会を行いました。先週のリハーサルから1週間、この1週間でどの学年も演技がレベルアップ・・・一人一人が自信をもって役を演じ、みんなで一つのものをつくる一生懸命な姿に心が熱くなりました。
〔1年生〕
 初めての学習発表会、大きな舞台でも堂々と演技ができる1年生にびっくりしました。みんなのサラダを食べた3人の先生は元気になりましたが、みなさんの劇みんなの歌で、見ている人みんなが元気になりました。
〔2年生〕
 たけのこ山の冒険の旅・・・2年生のみんなが「かけざん」の勉強をしっかりしてきたことが、劇を見てよく分かりました。2年生の学年目標は「ジャンプ!」。一生懸命な演技から、最後の歌から、3年生に向かってみんな一緒に大きくジャンプできるよ・・・そう感じました。
〔3年生〕
 6月のホタルの出前授業の学習を踏まえて、全校のみんなにホタルについて詳しく教えてくれました。生き物が育つ不思議さ、自然を大切にする気持ちがよく伝わってきました。最後の歌からは、3年生の力強い思いが迫ってくるようでした。
〔4年生〕
 国語の学習「白いぼうし」のお話とその後を劇にして見せてくれました。その中には社会科で勉強をしたことも演じてくれて、体育や理科で学んだ演技もありました。まさに学習の発表でした。最後のだんだん音が重なっていく合奏は、とてもとても素敵でした。
〔5年生〕
 「食」をテーマにした総合の学習の中で、「物語」の切り口で発表を見せてくれました。劇・群読・合唱・・・発表の手立ては、さすが高学年。毎日、だれかの「命」を食べて、精一杯生きることができているというメッセージを大事にしたいです。「福笑い」の透き通った発声の合唱にうっとりしました。
〔6年生〕
 「夢」をテーマに役を演じながら、きっと一人一人が、今まで以上に自分の夢について考えたのではないかと思います。「夢をもつことで一生懸命に生きることにつながる」・・せりふにあったこのことばを大事にしてほしいと思いました。6年生らしい発表を見せてくれました。
 今日の学習発表会は、見る人もとても上手でした。静かにせりふを聞く、歌に合わせて手拍子をする、かけ声をかける、発表者のがんばりに大きな拍手をおくるなどなど、発表する人と見る人の心がしっかり合わさって、今日のすばらしい学習発表会がありました。子どもたちは本当によくがんばりました!!
 

11月13日(火) 作品展準備

 毎年、学習発表会の時期に合わせて作品展も行っています。今日は展示の準備をしました。出品作品は、9月下旬から学年ごとに取り組んだ写生会の絵画です。低学年は、東山動物園・名古屋港水族館で発見した生き物の中から、いいなあと思うものを表現しています。四つ切りの画用紙いっぱいに大きく描かれている生き物の絵を見ると、「こんな様子が強く心に残ったんだね・・・」と語りかけたくなるほど、伸び伸びとした作品がいっぱいありました。3~6年生は、自分たちの学校をしっかり見つめて写生をしました。中学年と高学年で描く場所の範囲を決めて、中学年は自然物を水彩絵の具の色を混ぜ合わせて着彩し、高学年は自然物と建物を組み合わせ、重なりや動きのある画面にできるように工夫して濃淡やにじみを生かす着彩に挑戦しました。小体育館の壁側には、521枚の子どもたちの絵画が並びます。絵をよく考えて付けた題名と重ねて鑑賞すると、描いた子の描いてるときの気持ちが伝わってくるように感じました。展示期間は、14日(水)から21日(水)のお昼までです。是非、子どもたちの力作をゆっくりご覧ください。
 

11月12日(月) 昇降口の掲示物から

 竹の山小学校の小学校の昇降口は、全学年が一つのところを使っています。ですから、昇降口の掲示物は、全校の子どもたちが同じように目にとめてくれます。いくつかの掲示物の中で、西側の壁面にある掲示板は、毎月なのはな・ひまわり学級の子どもたちを中心に、季節に合わせた共同作品が掲示されています。今月は、落ち葉ととうもろこしの皮や芯で制作した大きな「ライオン」と大きな「くじゃく」です。とうもろこしの皮は、生活単元学習のポップコーン屋さんで使うために、1学期にとうもろこしの苗を買って植え、育ててきたものの皮です。教材として扱ってきたとうもろこしを、すべて利用して学習に役立てていました。これまでの掲示物は「このぼり」「かえるたち」「たなばた」「ハロウィン」など・・・季節感のある掲示物は心が和みます。来月な何かな・・・毎月の作品がとても楽しみです。
 

11月10日(土) 第4回竹の山学区ふれあいまつり

 昨日の雨で心配をしましたが、今日は気持ちのいい晴れ!家庭教育推進委員会主催の4回目の竹の山まつりが行われました。土曜日の午前中ということもあり、約350名の子どもたちや保護者の方、地域の方が学校に集まりました。
 大なべを使った豚汁、さつまいもの蒸しパンなど秋の味覚を楽しみながら、地元のいきいきクラブやレクリエーション協会のご協力をいただいて、グランドゴルフのホールインワンゲーム、グランドゴルフ、ユニホック、ペタングの競技に挑戦しました。どの競技も子どもたちにとっては馴染みはないですが、やり方を教えていただくと簡単ですぐに楽しめる競技です。今回初めての「ユニホック」という競技は、グランドでするミニホッケーで、スティックで色分けをして6対6でゲームをするというものでした。5分ハーフとしてサイドチェンジで10分の試合・・・男子も女子も、小学生も中学生も夢中になっていました。ホールインワンゲームは、ホールインワンすると、ペタングは勝者になると、ご褒美の飴がいただけるので、子どもたちは何度も何度も並んで挑戦し、やる気を膨らませていました。どの競技も共通していいなと感じたことは、競技をするとき、その場面で地域の方々とのかかわりがたっぷりあるということです。今日のおまつりは、「家族とつながる」「友達とつながる」「地域とつながる」・・・そんな空気にだれもが心地よい時間を過ごしていたと感じました。また、みなさんのために企画・準備・運営に携わってくださった方々には、たくさんのご苦労があったと思いますが、楽しく活動をされている様子に、改めて竹の山地区の素敵さを感じました。こんな地域で育つ子どもたちは幸せだなと思います。
 

11月9日(金) 学習発表会に向けて⑤ 1年生 さつまいもを食べて

 今朝は、全校で校歌の練習をしました。開会式の中で歌うからです。全校で歌う校歌を聴いていただける機会は、運動会と学習発表会ぐらいしかありません。今週の月曜日にも練習をして今日が2回目です。竹の山小学校の校歌の歌詞は、子どもたちにとってもとても分かりやすく、歌うと力が湧いてくる気がします。「元気を胸に 歩みだせ」「希望を胸に 歩みだせ」「時代を拓く 竹の山小学校」。こんな子どもに育ってほしい・・・とても心に響く校歌です。子どもたちが、ことばをかみしめながら「すくすく伸びてるよ・・・」という気持ちで歌ってくれることを楽しみにしています。
 1年生の教室からいい匂いがしました。1年生は10月25日にいもほりをしました。ほってから2週間ぐらいが美味しく食べられる時期になるということで、その日を待っていました。食べる前に、まず、さつまいもをじっと見て絵を描いていましたが、クーピーを使っての彩色が、本物のさつまいもの色に似るように、何色も色を重ね、へこんだところや小さなひげも描くなど、観察力に驚きました。「バナナの形ににているね」「さわるとざらざらしてる」「さわると つるつるしてるのもあるよ」など、気付いたことも書き留めていました。さつまいもは、教室にホットプレートをおき、輪切りにして担任が順に焼いていました。「焼くと やわらかくなるんだね」「おいしくてたまらない」「おうちで食べたときよりもあまい」・・・など、収穫の喜びを味わっていました。自分たちの手で世話をして育てたからこそ、格別な気持ちが膨らんだと思います。いい体験になりました。
 

11月8日(木) 学習発表会に向けて④ 5年生 栄養指導

  昨日に引き続き、学習発表会のリハーサルを行いました。今日は、1・3・4・5年の4つの学年です。昨日同様、どの学年も完成度の高い演技に仕上げていました。1年生は国語の学習、3年生は理科の学習、4年生は国語の学習、5年生は総合的な学習の時間と、どの学年の内容も、学習してきたことをアレンジしたり、発展させたり、広げたりしたものになっており、正に学習の発表会になっています。普段は中学校が使っている大きい方の体育館で学習発表会をしますが、大きな体育館に負けない大きな声で、堂々とせりふが言える子が多いことに感心しました。本番まであと一息・・・全力の演技を楽しみにしています。
 5年生は、学習発表会のリハーサルを終えた4時限目に、給食センターから栄養教諭・学校栄養職員の方をお招きして、食の学習「朝ごはんを食べよう」に取り組みました。ねらいは「朝ごはんと体の変化の関係を知り、栄養バランスのとれた朝食をとろうとする態度を育てる」です。朝ごはんを食べないとどんなふうになるのか、朝ごはんを食べると、体がどんなふうに変わるのかという話から授業が始まり、今日の自分の朝ごはんを基に、朝ごはんの栄養について考えました。朝ごはんでどんな食品を食べているのか、「主食」「肉・魚・卵・大豆」「牛乳・乳製品・骨のある魚」「くだもの」「ゆっくりかんで」の項目でチェックをし、パーフェクト朝ごはんを10点満点として、自分の朝ごはんの点数を出していました。その点数を見て「バランスが悪かった」「いい朝ごはんを食べているんだな」「足りない食べ物がある」「次はもっといい点数になる朝ごはんにしたい」など、さまざまなことに気付くことができていました。今日の学習を実際に生かしていくことが大切です。明日から1週間「朝ごはんカード」が始まります。おうちの方でも今日の学習のことを話題にして、よい取組につなげてほしいと思います。
 そして、毎日、おいしく朝ごはんを食べるために「早寝・早起き」の習慣もしっかり身に付いてほしいです。
 

11月7日(水) 学習発表会に向けて③

  学習発表会本番を1週間後に控えて、今日2・6年生のリハーサルをしました。教室などでの場面ごとの練習だけでは分からなかった、話の展開、場面のつながり、場面のつながりでの子どもの動きがよく分かりました。2学期に入ると、修学旅行や校外学習、写生大会など学年ごとの行事が続いていましたが、学習発表会の練習にも集中して取り組み、ほぼ本番通りの形にまで完成している演技を見せてくれて驚きました。「自分たちの演技をがんばりたい・・・」そんな気持ちが、一人一人の演技から伝わってきたことも嬉しかったです。あと1週間・・・、さらに「よりよく」を目標に、可能な限り演技の修正をしながら本番を迎えることができたらと思います。
 

11月6日(火) 日進市小中学校音楽発表会

 昨日の朝、市の音楽発表会に出場する5年2組の壮行会を行い、発表する合唱を全校に披露し、全校の応援を受けて今日本番を迎えました。
 市民会館には、市内13の小中学校の代表学級が集まり、竹の山小学校の発表は6番目でした。合唱曲は「福笑い」。小学生にとっては少しレベルが高い歌です。でも、まろやかな発声で響き合うハーモニー、一つ一つの言葉に思いをのせ丁寧に歌う歌い方、指揮者に引き寄せられるように揺れる身体、歌声に吸い込まれていくような表現、何といってもみんなで歌うことを楽しんでいる表情・・・じっとみていると、じっと聴いているとジーンと涙が出てきました。素敵な素敵な歌声がホールいっぱいに広がり、いっぱいに響きわたり・・・本当によくがんばりました。学級の目標「全員成長」「全員本気」「全員参加」を子どもたち一人一人が意識して、自分たちの思いで行事に取り組み、成就感を味わうことができたことは、何より子どもたちの成長につながっていくと思います。
 市民会館への往復は、日進北中学校の代表学級と同乗しました。乗り合い型のバスだったので、小学生は座って中学生は立ち・・・行きは、全校合唱の「ふるさと」を歌いながら、帰りはいろいろな合唱曲を口ずさみながらの和やかな車中となりました。今日も小中併設の自然な心地よい交流を実感しました。
 

11月2日(金) 学習発表会の練習②

  今日は、来年度4月に小学校入学を迎える子どもたちの就学時健康診断を行う関係で特別な日課になっており、少々慌ただしさを感じます。でも、今朝も、大きな歌声が校舎に響いてきました。3年生が学習発表会で歌う歌の練習を、朝の会でしっかりやっていました。3年生は、6月に「折戸川にホタルを飛ばそう会」の皆さんにホタルの出前授業をしていただき、その学習につなげた内容を、学習発表会で発表します。『僕らの地球』の歌詞には、「出きることからはじめよう ぼくらの地球・・・」「この星を守るために そこから生まれる友情 そこからつながる命」という言葉が、『いのちの歌』の歌詞には、「生まれてきたこと 育ててもらえたこと 出会ったこと 笑ったこと そのすべてに ありがとう この命にありがとう・・・」という言葉があり、とても心に響いてきました。3年生の子どもたちが味わう言葉としては、少し難しいかもしれません。それでも、何度も何度も歌っていくことで、大事にしていきたい意味の言葉が子どもたちの心に残り、これからどんどん成長していく中で、言葉が伝えていることを大切のできる子に育ってほしいと願います。 
 

11月1日(木) 1年生 体育の授業

 11月に入りました。今年も後2か月です。空の様子が寒く感じ、秋もかなり深まってきました。季節の変わり目に体調が崩れていくことを心配をしていましたが、今のところ全校での欠席は数名にとどまり、自分の健康管理に気を付けていることがうががえます。
 3時限目、運動場からとても元気な号令が聞こえて来ました。運動場に出てみると、1年生が体育の授業で準備運動をしていました。体育係が前に出て、体操をリードしながら掛け声をかけ、それに続いて全員が「1・2・3・4・5・6・7・8・・・」と大きな号令をかけながらしっかり体操をしていました。随分たくましくなってきました。今日の運動は縄跳びでした。1年生といっても「前跳び」「後ろ跳び」「グーパー跳び」「前・後ろあや跳び」「前・後ろ交差跳び」「駆け足跳び」など、いろいろな跳び方でどんどん練習していく姿に驚きました。一人一人のもっている「なわとびカード」をみてみると、「級」ごとに、跳べる技・回数が決まっていて、これを目標にがんばっているんだなと思いました。縄跳びはどちらかというと冬に親しむ運動(遊び)です。寒さに負けないでこつこつ練習することを重ね、難しい技が跳べるようになった自分、たくさんの回数が跳べるようになった自分に気付いて,自分の成長を感じてほしいと思います。
 

10月31日(水) 学習発表会の練習①

  竹の山小学校は、11月15日(木)に学習発表会を行います。それに向けて、来週は予行練習も計画しています。学習活動を通して習得した成果を発表することを通して、進んで活動する力、友達と力を合わせて一つのものを創り上げる力、工夫する力が伸ばせるように取り組んでいます。また、どの学年も、入退場含めて25分以内という時間制限の中で、全員の子どもたちが活躍できるようにと工夫しています。朝から劇の中で歌う元気な声が聞こえ、子どもたちの気持ちの中にも、迫りくる学習発表会を感じているようです。今日は5時限目に2階を歩いていくと、2年生が劇の練習をしていました。2年生の劇は4場面・・・どの場面にも1組・2組・3組が混ざっており、いつもの学級の友達とは異なる仲間と練習をしていました。場面ごとに分かれ、3つの教室とフリースペースを有効に使って効率的に練習をしていました。大勢の前で、堂々と身振り手振りをしながら大きな声で表現できるようになることは、自分の自信にもつながっていきます。自分を成長させる意味でも学習発表会には大きな意味があります。1年生から6年まで、どんな演技に仕上げて見せてくれるのか・・・とてもわくわくします。
 

10月30日(火) 3年生 外国語活動

 平成32年度から、3・4年生では35時間の外国語活動の授業が、5・6年生は70時間の外国語科の授業が始まります。現在は、新しい学習にスムーズにつながていくために、少しずつ準備をしている段階(移行期)で、3・4年生は年間15時間の外国語活動の授業が、5・6年生は50時間の外国語活動に取り組んでいるところです。
 今日、1時限目に英語教室をのぞくと3年生が授業に取り組んでいました。3・4年生の段階では「外国語によりコミュニケーションにおける見方・考え方を働かせ、外国語による聞くこと、話すことの活動を通してコミュニケーションを図る素地の部分を育てる」を目標にしており、今年の竹の山小は、担任とALT(外国語指導補助)で授業を進めています。始めの挨拶から終わりの挨拶まで、ALTは英語で話すことを中心に、担任は日本語で解説しながら・・・というように活動が進んでいきました。今日は、日本ではお盆に当たる「ハロウィーン」の雰囲気をつくりながら「What color do you like ?」の学習でした。3年生では、世界の国のいろいろな挨拶、どんなようす(ごきげんきかが)?、20までの数字、アルファベット、これは何?など、の学習が組まれています。3・4年生で外国語に楽しみながら親しみ、5・6年生では教科となる外国語科の学習に興味・関心をもってうまくつなげていけるように指導を工夫していきたいと思います。
 

10月27日(土) 日進市小学校球技大会 決勝リーグ

 先週の土曜日に日進市小学校球技大会の予選リーグが行われ、竹の山小学校は、サッカー部が決勝リーグに進みました。3校ずつで予選リーグをし、それぞれ1位になった香久山小と梨の木小の3校で行いました。
 第1試合で香久山小と戦いました。香久山小の選手の個人技がうまく、3点先取されました。しかし、決して気持ちは負けることなく、とことん攻めてとことん守る・・・終了寸前で1点をとったことがその表れであったと思います。最後まで懸命にプレーをした子どもたちに嬉しくなりました。第3試合では、梨の市小と戦いました。梨の木小は連続の試合、竹の山小は第2試合中は体を休める時間帯となり、条件的には竹の山小が有利でした。ところが、前半に2点先取された試合展開となってしまいました。しかし、竹の山小はすごかった。後半に5点を入れて、見事勝利。優勝には届かず準優勝という結果でしたが、試合の内容や子どもたちのやり抜いたという満足感溢れる表情に、結果以上の何とも素晴らしいものを感じました。点をリードされてもあきらめない全力プレー、リードしても力を緩めない全力プレー・・・本当にいい試合を見せてくれました。すごかったよ、サッカー部!!
 

10月26日(金) スピーチ交流会②

  今朝は、全校で行う2回目のスピーチ交流会がありました。今日のスピーチは、3年生と4年生でした。
 3年生は、国語の「つたえよう 楽しい学校生活」の学習で、①どんな目的で だれに 何を伝えるのか、②どのような方法で伝えるのか、③発表メモを使って・・・という学習内容を生かして、9月に校外学習に出かけた「スーパーマーケット見学のまとめ」をテーマに、各学級の代表数名ずつでスピーチをしてくれました。店の中の様子のこと、バックヤードのこと、売るための店の工夫のことについて、様子がよく分かるように、物やスライドにした写真を使って話をしてくれたので、「今まで気づかなかったことが分かりました」「ちょっと前の店の様子とはかわったんだな・・・」などの感想から、聞いている人がイメージがしやすく、伝えたいことがよく伝わっているなと感じました。
 4年生は、毎日テーマを決めてスピーチに取り組んでおり、その中から、10月に行った「福祉実践教室で学んだこと」のテーマで、各学級代表1名が発表してくれました。車いすの体験から、点字の体験から、盲導犬と生活している方のお話から、新しく学んだこと、大変さ、これから自分にできることなどを上手にまとめて、発表メモを使わないで堂々とスピーチをしてくれました。具体的なことを話してくれたので、聞いている人たちにとても分かりやすかったです。聞く側の感想の後にも、スピーチをしてくれた子が、感想や思いを伝えて終わったところもとてもいいなと思いました。
 「話すこと・聞くこと」の力を着実に身に付けさせていくために、これからも国語の学習とつなげながら、取組を続けていきたいといます。
 

10月25日(木) 1年生 いもほり

 秋晴れ・・・朝晩の冷えはありますが、昼間はちょっと暑さも感じるほど気持ちのいい日となりました。1年生は、今日いもほりを楽しみました。1年生のサツマイモの畑は、3m×3mぐらいのわずかな広さです。そこに4畝つくり、5月に苗を植えました。その苗が育ち、どんな大きさの、いくつぐらいサツマイモができたのかなあ・・・と心を膨らませて収穫を迎えました。狭い畑で上手にサツマイモを掘るために、1時限目~3時限目までクラスごとに順番に畑に集まりました。一般的ないもほりですと、移植ごてでザクザクと掘っていもを掘り出すという感じですが、今回は、つるを全部取り払った後、サツマイモができているところに4人ぐらいの班で集まり、軍手をはめた子どもたちが、仲よく少しずつ手で掘っていき、サツマイモがつながってできているままの形で掘り出そうと、丁寧な作業をしていました。畑が狭くてたくさんのサツマイモはないにしても、いもほりの楽しみ方にとても感心しました。育てたサツマイモの栽培を振り返ったり、収穫したサツマイモを観察したり、数を数えたり、2週間後ぐらいには、ホットプレートで焼いて、自分たちで収穫した喜びを味わう予定です。農地が殆どない竹の山地区に住む子どもたちにとって、大事な経験をしました。
 

10月24日(水) PTA図書ボランティアによる読み聞かせ

 先週の15日から「コスモス読書週間」を進めています。昨日と今日の朝、読書週間の取組の一つとして、PTA図書ボランティアによる読み聞かせがありました。昨日は3年生の各学級で、今日は4年生の各学級でありました。1学期の低学年のときと同じように、絵本の読み聞かせです。1組は「ガスこうじょう ききいっぱつ、あいたくなってちまったよ」、2組は「ゼラルダと人食い鬼」、3組は「きょうふのおばけパンツ」の話でした。ボランティアの方の声色、読む速さ、語り方など、4年生の子どもたちが、低学年のように絵本に吸い込まれるような感じで、読み聞かせに耳を傾けている様子に驚きました。いくつになっても読み聞かせはいいものです。自分で読んだり、読み聞かせをしてもらったりしながら、本の楽しさをたくさん味わってほしいと願います。
 

10月23日(火) 赤い羽根募金

 今日から木曜日までの期間で、4年生の12名の実行委員を中心に「赤い羽根共同募金」に取り組んでいきます。「赤い羽根共同募金」は、高齢者、障害者などを支援するさまざまな福祉活動に役立てるための募金です。多くの学校は、この取組を児童会活動として行っていますが、本校では、年間を通じて、総合的な学習の時間の中で福祉について学んでいる4年生が取り組んでいることが特徴です。先週の17日(水)に、各学級に4年生が出向き、赤い羽根を配付しながら、ポスターを用いて募金への呼びかけをしました。全校の子どもたちが、自分のお小遣いぐらいの範囲で協力することを通して、地域福祉に対する意識を少しでも高めることができればと思います。また、一人一人の気持ちで周りに目を向け、協力する心を育む一つの機会としていきたいと思います。
 

10月21日(土) 日進市小学校球技大会 予選リーグ

  昨夕に雨が降りましたが、天気に恵まれ、予定通りに市の球技大会が開催されました。
サッカー部は、第1試合で南小、第3試合で赤池小と対戦しました。どちらも3-0で勝利し、来週の決勝リーグに進むことになりました。応援をしていて嬉しかったことは、どんなにリードしても、プレーが雑にならず丁寧に、力の緩みを少しも感じることなく最後の最後まで全力プレーを見せてくれたことです。決勝リーグでの活躍もとても楽しみです。
 バスケットボール部は、第1試合で赤池小、第3試合で東小と対戦しました。赤小戦は、前半に点数を大きくリードされ苦しい試合のスタートでしたが、後半になるとパスがつながり得点を重ねることができました。点数をはなされても、気持ちで負けないで最後まで精一杯プレーする姿が見られました。東小戦は、点数を入れたり入れられたりしながら第1クウォーターから少しずつリードしながら試合が進んでいきました。竹小の攻撃の様子を見ていると、赤池小戦同様に、パスつなげながらゴールをねらっていくチームプレーの攻めの形であり、練習で身に付けてきた技術(作戦)を試合の中で実践しているなと感じました。バスケットボール部は、1勝1敗、残念ながら決勝リーグに進むことはできませんでしたが、選手の子どもたちの表情がとても爽やかでした。「練習してきたことは できた・・・」そんな満足する気持ちがあたように感じました。よくがんばりました。
 

10月19日(金) 日進市小学校球技大会壮行会

 10月20日(土)・27日(土)に日進市の9つの小学校が参加するサッカーとバスケットボールの大会が開催されます。大会に向けて、今朝、全校で選手壮行会を行いました。
 今年の夏は、危険な暑さとなり計画通りの練習ができませんでした。そして、2学期に入ると、どんどん日が短くなり、練習時間が十分にあったとはいえません。そんな状況の中ですが、今日の壮行会では、選手のみんなが明日の試合に向けて、自己紹介やインタビューの受け答え、あいさつを堂々として、気合を見せてくれました。また、応援団リードのもと全校児童による全校応援で、選手のみんなに力を送りました。明日はサッカーもバスケットボールも3校で予選リーグを行い、1位となった学校が、来週の決勝リーグに進むことができます。サッカーは、赤池小と南小とリーグを組みます。バスケットボールは、赤池小と東小でリーグを組みます。結果にかかわらず、これまで練習してきたことが、どれだけ試合の出せるか、試合の中でやれるか・・・そこに精一杯を願いたいと思っています。
 がんばれ!竹の子たち!!
 

10月17日(水) 2年生 まちたんけん(校区探検)②

 2年生は、1学期に竹の山二丁目・三丁目を中心に歩く町探検に取り組みました。1学期は、みんなと一緒に歩いて、自分たちの住んでいる街のお店や安全のための施設、自然などに気付く学習をしました。今回は「もっと なかよし まちたんけん」の学習として、班行動で、探検したい場所を1つ決めて出かけました。探検場所は、お店・医療機関・大学・お寺・保育園など11箇所でした。探検場所に着くと、まずきちんと挨拶をしました。そして、中を見せていただきながら話を聞き、あらかじめ準備をしてきた質問をして、メモをとることもしました。そして、お礼の気持ちを込めてあいさつをして帰りました。学校に着いた子どもたちの表情から満足した様子を感じました。もう一度出かけた探検で、地域の人々やさまざまな場所に、親しみや愛着が膨らんだのではないかと思います。また、自分たちの生活が、地域の人たちや様々な場所と関わりをもっていることにも気付くことができたのではないかと思います。
 今回は11箇所の探検ということで、子どもたちの安全を守るために、12名の保護者の方が、付き添いボランティアとして快くご協力くださいました。お陰で、広がりのある学習に取り組むことができました。ありがとうございました。
 

10月16日(火) 5年生 市の音楽会出場学級選考会に向けて

  11月6日(火)に、日進市内13の小中学校から代表各1学級が市民会館に集まり、市の音楽発表会が開催されます。竹の山小学校は、毎年5年生が出場するというように決めており、どの学級が出るのかは、校内の選考会で決定します。今年は、1組も2組も「福笑い」という、ちょっとレベルの高い合唱に挑戦しています。明日は、いよいよ選考会です。4時限目に3階を歩くと、澄んだきれいな歌声が聞こえてきました。ソプラノパートの子どもたちが教室で練習をしていました。歌った後に、「大きい声はいいけれど、ちょっと地声になっちゃうね」「山場のところは、もっちょっと強調して歌えるといいんじゃないの・・・」など、自分たちの歌声について、みんなで語っていました。別の部屋では、アルトパートが、丸くなって座り、自分の歌い方の振り返りや、アルトパートの課題を共有していました。「顔が堅いね」「ソプラノパートにかみ合ってないところがある」「もう少し指揮を見ないと」「歌詞を間違えないように・・・」などなど。音楽の授業での指導とともに、どちらのパートも、自分たちで最後の仕上げをして、歌を創り上げようとする気持ちがすごいなと感じました。「主体的」という言葉をときどき耳にしますが、今日の合唱練習は、その言葉がとても当てはまると感じました。明日は選考本番・・・みんなの一生懸命さで聴いている人が気持ちよくなる素敵な歌声を楽しみにしています。
 

10月15日(月) コスモス読書週間

  今日から10月26日(金)までの期間で、コスモス読書週間が始まりました。この読書週間は、図書館を共用している北中学校も同じように取り組みます。読書週間は、学期ごとに計画し、本を読む機会を多くもち、読書の楽しさを味わわせることとともに、読書の習慣化を図ること、本を手にする場として、多くの児童に図書館を積極的に利用できるようにすることをねらいに取り組んでいます。内容は、図書委員によるもの、朝の読書、PTA図書ボランティアによる読み聞かせです。今日は、はっきりしない天気であり、図書館には、いつもよりたくさんの子どもたちが利用していました。図書委員の企画は、一人2冊借りられる、スタンプカードに参加してしおりをゲットする、「本のピタリ賞」の取組の3つです。「本のピタリ賞」とは、ヒントを貼りだし、ピタリの本を借りた児童にスタンプカードを追加する取組で、その説明の掲示を興味深く見ていた子どもたちが印象的でした。日も短くなりました。家に帰ればテレビやゲームの楽しみもあるかもしれません。でも、読書週間の意識を少しだけ家にも広げて、読書を楽しむ時間を子どもたちがつくってくれるといいなと思います。本は心に栄養をくれるからです。
 

10月12日(金) 児童集会

 今日の児童集会は、10/4に行った交通安全教室の報告集会でした。体育館に分団ごとに整列しました。交通教室は、5年生が自分の分団でない分団の最後尾について、下校を見守りながら、「安全な2列(1列)歩行をする」「自分で安全確認して渡る」「気持ちのよいあいさつをする」の3つの様子を点検し、6年生は通学路のポイントに立って、下校の仕方のよいところ・よくないところを写真に撮ったりしました。その情報を使って、生活安全委員会の子どもたちが、スクリーンにスライドを映しながら、各ポイントごとに、下校の仕方の様子を発表してくれました。全体的にいえる〇のことは、道路の端を歩ける分団が多かったこと、挨拶はされたら返せる子が多かったこと、反対に残念であったことは、前の人に何となくついていってしまい、一人一人が右・左・右の安全確認をして渡っていないことでした。この課題は、9月に地域の見守りの方々からも指摘をされたことでした。発表の後は、分団ごとにチェックされた表をもとに、自分たちの下校の振り返りをしました。5・6年生は、今回はチェックする側で交通教室に参加しましたが、分団のリーダーである5・6年生が一番下校の課題を実感したと思います。だからこそ、これからの自分の分団の登下校の仕方の改善につなげていってほしいと思います。上手に登校できると「今日もがんばろう」という気持ちが膨らみます。上手に下校ができると「明日もがんばろう」という気持ちが膨らみます。子どもたちにとって気持ちのいい登下校は、心に力をくれるように思います。そうできる登下校を目指していきたいものです。
 

10月11日(木) 書写コンクール

 尾張地区にある多くの学校が参加する書写コンクールに向けての練習が9月から始まり、出品のための清書の時期となりました。1・2年生は硬筆、3~6年生は毛筆で、学年課題の手本にどれだけ似た文字が書けるかで競うコンクールです。3時限目に1階の廊下を歩いていくと、3年生がコンクールの清書に取り組んでいました。毛筆の学習は3年生から始まりました。3年生の学習は、道具の出し方や片付け方の仕方を覚えるところからでした。そして、筆の入り方・止め方・払い方等・・・一つ一つの筆使いを学んできました。そんな3年生が、姿勢を正し気持ちを集中させて「小犬」という文字の清書を書いていました。字は太めで堂々と書かれ、文字に勢いがありました。4月から半年でここまでの成長をしている3年生に感心しました。コンクールの賞は、「特選」「優等」「入選」の3つですが、賞に入ることが叶わなくても、コンクールに向けて、いつも以上に気持ちを集中させて練習を重ねる学習は、どの子どもたちにも意味のあることだと思っています。コンクールの取組を通して、自分で、自分の書写の上達を感じてほしいと思います。
 

10月9日(火)・10日(水) 6年生 修学旅行

 10月9日(火)・10日(水)の2日間、6年生は「知ろう 歴史にタイムトラベル みんなで作ろう 最高の思い出」をスローガンに据えて、修学旅行に出掛けました。
 1日目は奈良から・・・晴天に恵まれ、行楽日和となりましたが、3連休明けということなのか、渋滞もなくすいすいバスが進み、予定通りに法隆寺に着きました。法隆寺でも、五重塔のあるところには、団体客は竹の山小学校だけ・・・ゆったりガイドさんの話を聞いたり、仏像の違いをしっかり眺めることができました。東大寺に向かう道も順調で、駐車場にもスムーズに入ることができ、しかも、毎年集合写真撮りで集中する鏡池付近も空き空きで、気持ちよく学級写真を撮りました。南大門に入ると班行動が始まりました。大きな大仏に驚きながら、奈良の買い物を楽しみました。その後は京都に入り、建仁寺で座禅体験・・・。20分ほど静寂の中、座禅を組みました。和尚様のお釈迦様の話や「人は自分の都合で物事を考えてしまうものだ・・・」という説法はとても心に残りました。そしてお楽しみの宿へ・・・。竹の山小学校だけで独占でき、温かいおもてなしの心と京都のよさを感じる宿は、ここ3年間続けて使わせていただいています。美味しい食事の後は、今年は念珠づくりに挑戦しました。
 2日目の朝は曇り空・・・天気予報では午後から雨が降りそうとのことでしたが、昼前から本降りとなりました。朝食後、早目に宿をたち、清水寺に向かいました。舞台が有名な清水寺ですが、子どもたちにとってのここでのメインは、やはり京都の買い物タイムです。奈良での買い物の残りのお小遣いで、子どもたちは迷いながら品物を選んでいました。お小遣いは3,000円。少ないお小遣いの中で、いかに工夫して買い物をするか・・・このやりくりを、子どもたちなりに楽しんでいるようにに感じました。その後は、1組は、金閣寺と龍安寺へ、2組は、三十三間堂と二条城に向かいました。この見学地では、現地ガイドの方とともに班別行動を行いました。現地ガイドさんは、もっている専門知識を小学生に分かるように話して案内してくださり、子どもたちにとって本当に有意義な時間となりました。
 今回の修学旅行が、渋滞等による時間的ロスがほとんどなく計画通りに行程が進んだことは、とてもラッキーなことでした。これは、子どもたちの満足感を一層膨らませたと思います。
 2日間、子どもたちと一緒に過ごして6年生の「いいな」を3つ感じました。1つ目は、6年生は、男女を問わずとても仲がいいんだなということです。2つ目は、楽しくて楽しくて心が弾んでいても、ガイドさん方からの勉強になる話には、しっかり耳を傾けたり、メモをきちんととったりして、学ぶことも大切にして取り組んでいたことです。そして、3つ目は・・・楽しい気持ちが抑えられなくなってしまったとき、注意を受ける場面もありました。でも注意をされれば、その場で行いを正すことができる・・・子どもたちがとても素直な心をもっていると感じたことです。6年生の子どもたちの素敵なところをこれからの生活の中でもどんどん出して、竹の山小学校の最高学年としてがんばってくれることを期待しています。
みんなの力で、とてもいい修学旅行になりました。よくがんばりました。
 

10月7日(日) 日進北中学校吹奏楽部定期演奏会参加

  今日の午後、日進北中学校吹奏楽部の定期演奏会が市民会館で開催されました。毎年この定期演奏会に、竹の山小学校も合同演奏をさせていただく場面がありあります。今回は、50名が参加し「リメンバー・ミー」を聴かせてくれました。見事な演奏をする中学生と椅子を並べた小学校の子どもたちは、いつも以上にのって気持ちよく演奏ができたのではないかと思います。素敵な演奏でした。竹の山小学校と日進北中学校は,併設されており、普段の生活の中で、自然な交流、併設ならではの連携があります。中学校の吹奏楽部は、いくつかのコンクール、定期演奏会、文化祭など、とても活動が充実している様子です。金管バンド部の小学校の子どもたちは、そんな中学生の姿を目にすることもでき、また、中学校エリアに入れば、練習の音を聴いたりすることができます。本当に恵まれた環境です。小学生からみれば、中学校の吹奏楽部はあこがれ的な存在・・・そん先輩たちを身近に感じながら、これからも練習をがんばっていくことができればと思います。
 小中学校併設校のよさを、これからも存分活用していけるよう努めていきたいと思います。
 

10月5日(金) スピーチ交流会①

 竹の山小学校は開校6年目ですが、開校の年から「聞く力・話す力・話し合う力」を身に付け学びを深める取組を続けてきています。その成果の発表の場の一つとして「スピーチ交流会」があります(開校の年から)。学年単位で行うときと、全校単位で行う時があります。スピーチは、その学年の国語の授業で取り組んだことや、学んだスキルを使って行っているので、系統性のあるスピーチ交流会になっています。今日の全校のスピーチ交流会の担当は2年生と5年生でした。各学級の代表1名が行いました。5年生は、「竹の山小学校をもっとよくするためにどんなことができるか」という提案スピーチをしてくれました。2年生は、「大好きなものを教える」スピーチをし、「聞く人に分かりやすく」「話す順序を考えて」の2つのことに気を付けて、「1つ目は」「2つ目は」ということばを上手に使っていました。大部分の子どもたちは聞く側でしたが、しっかりスピーチを聞いて、全校の子どもたちがいる中で進んで挙手をし、1年生も含めてたくさんの子どもたちが質問や感想を述べたり、質問に対しての受け答えもきちんとできたりする様子に感心しました。進級にあわせてステップアップしていく取組の積み重ねが、子どもたちの「話す・聞く・話し合う」力を着実に育ててきていると感じます。
 

10月4日(木) 交通安全教室

 交通安全教室というと、交通ルールの確認や公道等での実地訓練という、教師側からの「指導」を色濃くする行事になることが多いですが、竹の山小学校の交通安全教室は、「各分団の班長・副班長を中心とした高学年児童が、さまざまな視点から分団登下校における問題点を見出し、その解決策について考える機会とする」「1~4年生が、高学年の活動により、安全な登下校を意識する機会とする」という2つをねらいにして計画をしています。よりよい行事にするために、1日の取組で終える行事ではなく、①登校の見守りボランティアの方から自分たちの登校の様子をうかがう、②分団チェックで自分たちの登校の様子を振り返るという2つの取組を経て本日を迎えました。5時限目が終了すると、1~4年生はいつもの一斉下校隊形に並びました。一番後ろには自分の班ではない5年生が付き、5年生は後方から下校の様子を観察しながら歩いていきました。そして、担当場所に着いたら学校に引き返し、担当した分団の下校の様子をチェック表に書き込みました。6年生は、担当場所で待機し、その地点を通る分団が全部通過するまで、下校の様子を観察して、よいところ・よくないところを写真にとったりもしました。5年生と同様に学校に引き返し、観察した様子をチェック表に記入していました。チェックの項目は、並び方・わたり方・あいさつ3つです。それ以外に「道の端を歩くといい」「信号の待ち時間に列が乱れる」「斜め横断があった」「後ろ向きに歩く子もいて危険」・・・等々気付いたことも書いていました。今日の交通安全教室のことは、来週の集会で、生活・安全委員会の子どもたちが、よりよい登下校につながるように、まとめの発表をしてくれる予定です。みんなで交通安全を意識できる交通教室の意義が、子どもたちの実践に表れてくれることを祈っています。
 

10月3日(水) 5年生 キャンドルファイヤー

 5・6限目に5年生は、体育館を暗転にし、電気のろうそくやランタンをうまく使いながらキャンドルファイヤーを行いました。夏休みの野外活動が中止となり、1学期を通して子どもたちが準備してきたことを、生かす場を設定したいという学年の思いで計画した活動の一つです。9月の中旬のトーチトワリングの全校児童への披露に続き、今日はファイヤー係の出番でした。体育館の中での活動なので、明かりは「火」ではなく「光」という想定で進みました。少し太めの木の枝を三角になるように組み、約30本の電気のろうそくと8つのランタンの明かりでファイヤーは進みました。はじめは、本物の火ではないことで、子どもたちは何だか恥ずかしそうにしていましたが、ボンファイヤーのタイムになると、のりのりでした。初めに「キャンプだホイ」の歌で盛り上がり、各学級で練習したスタンツを発表し、途中から2年生も参加して、一緒に「猛獣狩りにいこういよ」のゲームを楽しんだり、「マイムマイム」のフォークダンスをしました。最後は、5年生が図画工作の時間に作った明かりでファイヤーロードをつくり、その中を歩いて退場しました。
 11月21日には、旭高原の元気村に出かけます。ミニウォークラリーをしたり、五平餅を焼いたり、焼杉の工作をしたり、学年レクをしたりします。本当の野外活動と同じ雰囲気を味わうことは難しいことですが、代替の活動を重ねることで、5年生のチーム力もじわじわと強くなっているように感じています。5年生の「もっと つながる」ですね。今日は友達と、とてもいい時間をともにしました。
 

10月3日(水) 1年生 校外学習

 秋晴れの日となりました。こんな気持ちのいい日に、1年生は、東山動物園に社会見学に行きました。「きまりを守って、友達と力を合わせて行動する」「バスの中や動物園でのマナーを学ぶ」のねらいに加えて、写生大会にお気に入りの動物を描くために「動物の体や動きをよく見る」もねらいにして出かけました。観光バスはスカイタワー側に止まりました。自然動物館の中を見学して、トナカイやアリクイ、オオカミがいるアメリカゾーンを通りながら、オープンしたばかりのアフリカの森まで歩きました。ゴリラのシャバーニは少しだけ見ることができましたが、サルのケイジ君の有名な鳴き声は聞くことはできませんでした。昼食場所に行くと、学校からの子どもたちでいっぱいでした。それでも、昼食から5名ぐらいのグループになり、その後は、あらかじめ見学を決めていた動物たちを見て回りました。園内にある時計をたよりに班行動をし、決められた時刻に集合することができ感心しました。学校に帰ってきたときの「ただいま」の声がとても大きく弾んでおり、本当に楽しかったんだな・・・と感じました。今日の班行動でも、子どもたちの確実な成長を感じます。1年生・・・よくがんばっています。
 

10月2日(火) 4年生 福祉実践教室② 

 今日の5・6時限目、4年生が2回目の福祉実践教室を行いました。今日は、5名の講師の先生をお招きし、盲導犬を連れている目に障害がある先生のお話と車椅子体験の内容で取り組みました。目に障害がある人には困ることが3つあるそうです。自由に字や絵がかけないこと、自由に字を読んだり絵をみたりできないこと、自由に歩いたり走ったりして移動することができないこの3つです。でも、鼻や耳、手の感触を使って、料理をしたり、洗濯をしたり、お湯を注ぐ音でお茶を入れたりすることができるのだそうです。また、ジャガイモの皮むきを実演してくださり、これは、皮の表面の感触をたよりにしていることを教えてくださいました。さらに、点字を付けた絵本を使って読み聞かせをしていること、ウノやトランプも点字で色や数字が分かるようになっているウノを使えば、目がよく見える人たちと一緒にゲームができると言ってみえました。目に障害がある方々も、不便なところを助けてくれる道具を使って、自分たちと同じような生活をされていることにとても驚きました。車椅子体験では、25台の車椅子をお借りすることができたので、限られた時間の中でも、乗る人介助の人の役を十分体験することができました。段差のあるところを上がったり下りたり、ジグザグに移動したり、斜面になっているところを上がったり下りたりを体験しました。事前にDVDで車椅子の扱い方を学んでいたことで動きがスムーズにでき、講師の先生から褒めていただきました。また、電動の車椅子はとても便利で、電動車椅子があるとみんなと同じような生活ができ、遠くまで出掛けることもあるのだそうです。このことにもとても驚きました。
 福祉実践教室では第1回と合わせて15名の障害のある講師の先生と接し、実感を伴う学びをしました。さまざまな立場の方々のことを理解するきっかけになりました。これからも総合的な学習の時間で福祉についての学習を深め、どんな人にでも温かいく優しい心でかかわることのできる子に育ってほしいと思っています。
 

10月1日(月) 5年生 写生大会

 大きな台風を心配する週末でしたが、今日は台風一過という感じの天気で、日差しは強くても秋らしい爽やかな風が吹く日となりました。
 先週から写生週間が始まり、今日は5年生が午前中に取り組みました。5年生は「じっとみつめてみると」の学習に重ねて、自分たちの学校を、自然物と建物を組み合わせて遠近感のある絵に表すことに挑戦していました。描く前に、一番奥の部分を決めて手前に線を引いていく感じで描くと奥行のある絵になることや、色の塗り方では、遠いところ(広いところ)は薄く、近いところ(狭いところ・細かいところ)は濃く彩色すると奥行を感じる絵になることを学んでいました。2つのポイントを頭に入れて、子どもたちは、昇降口前や、昇降口を入ったフリースペースで画板をおいて描き始めました。竹の山小学校のつくりは、本当に学習がしやすい設計になっています。5年生全員が、昇降口の周りでゆったりと写生ができるほど環境に恵まれているなと感じます。じっと学校を見つめながら、竹の山小学校を気持ちよく描きながら、自分の通う学校に思いを寄せる時間になればと願います。
 

9月28日(金) 芸術鑑賞会

  今日の3・4時限目に、本年度の芸術鑑賞会を行いました。今年は、ジャズバンド「アイトリップ音楽団」から10名の方をお招きし、音楽演奏を楽しみました。ジャズというと、子どもたちにとってもなじみの少ない音楽ジャンルです。しかし、ジャズ独特のリズムを分かりやすく教えていただき、リズム打ちをしながら演奏を聴いたり、「イエ~イ」の盛り上げの言葉を練習して鑑賞を始めたことで、最後まで大体育館がコンサート会場のように盛り上ました。途中に楽器紹介をしていただきながら、アイルランド・スペイン・アラブ首長国連邦・ブラジル・アメリカなどの国のジャズを順に聴かせてくださいました。中でも、「トムとジェリー」の映像にぴったり合わせながらのジャズ演奏は見事で、子どもたちはジャズをBGMにして、「トムとジェリー」の漫画に見入ってしまいました。ジャズの音楽を通して、演奏者と観客である子どもたちがつながっている、観客みんながつながっている・・・そんな空気が体育館いっぱいに広がり、みんなで素敵な時間を過ごすことができました。
 

9月27日(木) 3年生 校外学習

 3年生は、昨日写生大会を行い、今日は校外学習に出かけました。社会科の「はたらく人とわたしたちのくらし」の学習の一環で、「店ではたらく人」について調べにいきました。目的地は、校区に隣接したスーパーマーケット(マックズバリュー)で、ねらいは、販売の仕事に関心をもって調べたり、店の工夫について確かめたりすることです。店に着くと、学級ごとに「お客さんがくるところのエリアの見学」「バックヤードの見学」「お店の人のお話」の3つを順に回りました。お店の中では、「電気・照明・通路の様子」「商品の並べ方」「看板」「店の人がしていること」を見たり、思い切ってお客さんにインタビューもをしたりしました。バックヤードでは、魚をさばいているところやお肉が薄くスライスしているところを見せていただきました。また、お店の人から、賞味期限を考えた売るための並べ方工夫を教えていただきました。普段何気なく買い物をしていますが、課題をもって取り組んだことで、見学で心に残った絵日記には、感じたことがたくさん書かれていました。見学を通して、お店の仕事と自分たちの生活との関係をたくさん学んでほしいと思います。
 

9月26日(水) 充実した1日

 今日の竹の山小学校は、いろいろな活動が詰まっていました。
 1時限目は、後期児童会役員立候補者の立会い演説会と選挙がありました。会長1名・6年副会長1名・5年副会長1名・6年役員1名・5年役員1名の合計7名の役員に11名が立候補し、立候補に当たっての自分の考えを堂々と述べることができました。子どもたちの演説を聞いていて嬉しかったのは、竹の山小学校が2学期に全校で取り組む課題のキーワード「つながる」「つなげる」「挨拶」などの言葉が、演説の内容に盛り込まれていたことです。また、「明るい」「笑顔」「元気」な学校に育っていくことを願う子どもたちの気持ちがしっかりしみてきました。どの子が役員になっても、学校のリーダーとして力をしっかり出してくれる・・・と心強く感じました。
 6年生は、先週から延びていた北中学校の体育祭の大縄跳びに参加しました。9月11日から朝の時間に少しずつ学級で練習を続けてきて、競技では、中1の4学級の中に、6年生2学級が入って、学級対抗で競いました。5分間での連続跳びができた最高回数での勝負です。1位は中学生でしたが、6年生も負けないくらいの回数を見事跳びました。スムーズに小学校と中学校が交流できるこの環境がとても恵まれていると感じます。
 昼休みのハッピータイムは、体育委員会主催の「ドロケイ大会」がありました。自由参加であったにもかかわらず、1~6年生まで300人くらいが運動場に集まりました。大人数になったので、初め警察(鬼)は体育委員と職員でしたが、6年生も警察(鬼)に加わり、白帽子をかぶった泥棒さんたちを追いかけまわしました。最後は、一番うまく脱げ切った4年2組に拍手をして終わりました。運動場にたくさんの子どもたちが、走り回って同じ遊びを楽しむ様子に、「な・か・よ・し」を感じました。とても心が温かくなりました。
 9/25~10/5は「わくわく写生週間」です。3~6年生は、自分たちの学校を写生する活動を通して、自分たちの学校をしっかり見つめ、自分たちの学校を創っていこうという思いをもつことを、1・2年生は、校外学習などで発見した生き物を描くことを通して、興味をもってみるたり、いいなあと思うものを表現する楽しさを味わうことをねらいに取り組みます。今日は、3年生が、1~4時限目に取り組みました。3年生は、学校の敷地内の自然物で描きたいものを観察し、割りばしペンを使って、はりつめた線・緩めた線・硬さや柔らかさを表す線で下絵を描き、水彩絵の具で彩色しました。年度初めに行った色をさまざまに混ぜて色をつくって彩色する学習が、今回の絵にとても生かされていました。写生大会での全学年の作品は、学習発表会の折に展示をします。楽しみにしてください。
 

9月25日(火) 4年生 福祉実践教室 ①

  4年生は4月より総合的な学習の時間の学習で「見つけよう!くらしをささえるやさしい力」をテーマに取り組んできています。今日はその一連の学習の一環で、障害のある方についてや手助けをする方法を学んだり、障害のある方や身近で支える方と交流することをねらいに、福祉実践教室の1回目を実施しました。1回目は10名の方を講師にお招きして、3・4時限目を使って「点字」と「手話」を学びました。
 点字は、200年前ぐらいにフランスで考えられたもので、その後日本でも考えられるようになり、目の不自由な方にとって大切なものとして使われてきていると説明がうかがいました。今日は、点字の約束(小さな四角の中にある、6つの点をつかって五十音を表す。点字は横書きでも、打つときは右から左へと打つ。伸ばす音は発音通りに「ー」の伸ばすを示す点字にするなど・・・)を教えていただいた後、点字版と点筆で自分の名前を打ち、打った点字を講師の先生に読んでいただきました。そして、正しく打つことができた子は、学校名・年組・名前を打って名刺を作ったり、しおり形の紙に好きな言葉を打ったりしました。
 手話は、手話を使っての講師の先生の自己紹介から始まりました。手話を解説してくださる先生の言葉と手話を重ねながら、子どもたちは集中していきました。講師の先生が幼いころは、手話ではなく、口の形で会話する方法を使っていたそうです。しかし、よく似た口の形の言葉がいくつもあり、伝えたいことがうまく伝わらなかったことがあったそうです。その難しさを、ゲームの形で体験しました。そして、身振りで言葉を伝えることを通して、「手話ではこんなふうにやります・・・」という学習につながっていきました。
 社会の中には様々な立場の人たちが見えます。4年生の総合の学習は、障害のある方々と実際に接して理解を深め、これから自分ができること、自分たちがするとよいことなどを考えていく初段階のものです。この学習をきっかけに、小学生のころから「やさしい力」を意識し、日常の生活の中で困ってみえる方に出会ったら、声をかけ、手助けも気持ちよくできるように育ってほしいと願います。
 

9月21日(金) 2年生 校外学習

今日2年生は、「水の中の生き物を観察したり、生き物に触れたりして、水の中の生き物のことを知る」「班の人と仲よく、協力する」「バスや公共施設でのマナーを学ぶ」をめあてに据えて、名古屋港水族館に社会見学に出掛けました。学校を出発する前には、「イ・ル・カ」の言葉(「イ」は生き物に触ったら手を洗おう、「ル」はルールを守って見学する、「カ」は班行動で勝手な行動をしない)を唱えて、みんなで上手に見学ができるように約束を確認し、雨降りでも気持ちよく学校を出発しました。途中渋滞があり、到着が遅れましたが、北館にいるベルーガやシャチなどを見ながら歩いて、予定時刻にいるかのパフォーマンスを見る場所に着きました。。水族館では、「イルカのパフォーマンスショー」がとても人気です。イルカはトレーナーの言うことをどのように理解しているのかわかりませんが、子どもたちは、指示通りにすごい演技を見せるイルカにびっくりしていました。お弁当を食べた後は、南館での班行動・・・班長が時計を付けて4~6名での見学になりました。3つのチェックポイント(チンアナゴの水槽・ペンギンの水槽・タッチタンク・)を目安にしながら見て歩き、南館出口まで行きました。学校ではいつもノーチャイムで生活をしています。子どもたちは日頃から時計を見て行動することに慣れているお陰で、腕時計をうまく使い、どの班も余裕をもって帰りの集合時刻を守ることができました。一人一人が「イ・ル・カ」の約束を守ったことで、みんなでとても楽しいいい社会見学にすることができました。
 今日の社会見学では、写生大会の絵として仕上げる生き物を選んでメモをしてくることも課題となっていました。子どもたちが実際に生き物を見て、触れて「すごいな・・・」「かわいいな・・・」などと感じた気持ちが、描いた絵からも感じられることを楽しみにしたいと思います。
 

9月20日(木) 4年生 道徳の授業

 3時限目、4年生の教室をのぞくと道徳の授業に取り組んでいました。今日使っている読み物資料は「泣いた赤おに」でした。『赤鬼は、何とか人間たちと仲良くしたいと思っていましたが、人間からはこわいと思われ、うまくいきません。そんなとき青鬼が作戦をたててくれました。赤鬼が乱暴者の青鬼を懲らしめる様子を見せるという作戦です。その作戦はうまくいき、人間たちは赤鬼をやさしい鬼・・・と思うようになり、赤鬼に人間の友達ができました。しかし、それ以来青鬼は姿を見せなくなりました。気になって青鬼の家にいくと、赤鬼のために長い旅にでかけることが書いてある張り紙があり、それを読んだ赤鬼は、しくしくと涙を流して泣きました』というお話です。青鬼の赤鬼を思う温かく優しい心がしみてくるとてもいいお話です。子どもたちは、このお話を赤鬼になったつもりで、赤鬼の場面場面の気持ちを発表し合い、よい友達関係について考えました。
 本年度から道徳が特別な教科になったこともあり、道徳のよりよい授業についてさぐっています。その一つが、授業の中で話し合いを仕組み、話し合いを通して、人としてよりよく生きるために大切な心に気付かせるという指導です。頭で理解するというのではなく、子どもたちが本音を出し合いながら、心を耕し学べるように・・・と考えています。豊かな人間性は、人が生涯気持ちよく生きていく上でとても大事な力です。発達段階に応じて、子どもたちに豊かな心をきちんと育んでいけるよう努めていきたいと思っています。
 

9月19日(水) 体育委員会の取組から

  昇降口に、子どもたち手作りの大きな掲示物がはられました。先日の代表委員会の議題の一つとなっていた「ドロケイ大会」の案内です。日時・場所・持ち物・内容が示されていました。誰の目にも止まるような掲示物です。その掲示物から、「たくさんの人たちが参加してくれるといいなあ・・・」「みんなで楽しく遊びたいなあ・・・」そんな体育委員会の子どもたちの気持ちが伝わってくるようでした。以前の「今日の竹の子たち」にも記載しましたが、竹の山小学校には、休み時間を利用した自主的参加型の活動企画がいろいろあります。子どもたち主体で自然に異学年交流ができることは、とても素敵だなと感じています。2学期からの竹の山チームづくりのキーワードである「もっと つながる」・・・このことにも、しっかり生かされることがとても嬉しいです。大会は、9/25・26の2日間です。天気にしたいです。
 

9月18日(火) 6年生 選挙出前トーク

 今日の3時限目、日進市の選挙管理員会の職員5名と日進市の選挙管理委員3名の方々が本校に来てくださり、選挙に関するお話と模擬投票の体験をする「選挙出前トーク」を行いました。学校では、特に児童会役員の選出に当たっては、公正な選挙の仕方を学ぶことをねらいの一つにして取り組んでいますが、それとは異なる気持ちで子どもたちは講座に臨みました。
 国や県、市で行われる選挙は、みんなの願いをかなえてくれる代表者を選ぶという選挙の意義からトークが始まりました。その後、選挙の種類、18歳から選挙することができるようになったこと、日進市の投票率の状況などの説明をうかがいました。日進市の投票率は年々下がってきており、選挙に一番行かない年代が20代前半なのだそうです。その一番の理由は「選挙にあまり関心がなかったから」ということだったそうです。6年生の子どもたちが、選挙権を得るのはまだまだ先のことですが、選挙公報を見ながら演説を聞いた後、本当の選挙と同じような選挙会場のセッティングの中で、模擬投票を体験しました。一人一人が「投票所入場券」を持って受付を通り、投票用紙を発行してもらい、一つ一つ区切りのある記載台で選んだ人の名前を書きました。投票箱も本物で、投票済証も受け取りました。会場には、選挙立会人や選挙管理者もいました。この体験から「選挙ってこんなふうにやるんだ・・・」という選挙への関心は高まっと思います。また、人を選ぶことに当たっては、立候補者のイメージではなく、その人の中身で判断し、自分で正しい情報を得て、しっかり投票することが大切であることも教えていただきました。
 6年生は1月ぐらいから社会科で「わたしたちの生活と政治」の学習に取り組みます。今日の選挙出前トークもきっと学習に生かされると思います。
 

9月14日(金) 児童集会

  今朝は2学期はじめての児童集会がありました。今日は、保健委員会と5年生が担当しました。
 保健委員会からは、「せいけつチェック」についてのお知らせがありました。健康な日常生活をおくれるように衛生面に関する意識を高めることはとても大事なことです。保健委員会が年間を通して、毎月1回、強化月間のときは毎水曜日に、ハンカチ・ティッシュ・つめについてのせいけつチャックをしてくれています。今日は、今週のせいけつチェックの状況を伝えてくれました。その中で、今回とてもよい結果であった学級のこと、忘れている人の中には残念ながら毎回という傾向がみられていること、だんだんよくなってきている学級の様子についても教えてくれました。1つの取組を1年間続けていくことは本当に根気がいります。でも、保健委員会の粘り強い取組で、きっと子どもたちの意識は高まっていくと思います。
 5年生からは、中止になってしまった野外活動に関する発表をしてくれました。まずはじめに、実行委員の子たちが、野外活動で行う予定であった活動を順々にスライドを見せながら話してくれました。ことばの一つ一つから、いろいろな活動を本当に楽しみにしていた子どもたちの気持ちがしみてきました。また、練習を重ねてきたトーチトワリングを全校のみんなの前で披露してくれました。トーチ棒に火を付けることはできませんでしたが、ペンライトのしくみと同じきれいに光るものをトーチ棒に括り付けて、すごい演技をみせてくれました。暗転にした体育館の中にカラフルな光がぐるぐる回り、胸をはって大きな振りで堂々と演技する姿に、大きな拍手がわきました。5年生は、野外活動に代わる行事を11月に計画しています。野外活動の目的地と同じ「旭高原」で、ミニウォークラリー・焼杉体験・五平餅づくり・レクリエーション等の活動に取り組みます。子どもたちにとっては、野外活動の代わりにはならないかもしれまさんが、5年生みんなが、5年生チームを感じながら、自分たちの気持ちと力で心に残る行事にできるよう準備を進めていきたいと思います。
 

9月13日(木) 授業公開

 吹く風に爽やさを感じる朝となりました。中学校の運動場では体育祭の予行練習・・・盛り上がる声が聞こえる中、小学校は、2学期の授業公開を2時限目から3時限目にかけて行いました。2学期が始まって10日余り・・・子どもたちの生活は随分学校モードになってきています。1年生から6年生まで、どの学級をみても落ち着いて授業に取り組む子どもたちの姿が見られ、1年生がグループで発表し合う活動ができるようになった様子にも成長を感じました。また、学習の中で仕上げた作品だけでなく、夏休みの思い出や夏休みに取り組んだ自由研究などの展示もあり、おうちの方にみていただくよい機会となりました。これから一層過ごしやすい季節になってきます。さまざまな学習や活動の中で、一人一人が「自分の実り」が感じられるよう指導に取り組んでまいりたいと思います。
 本日は、たくさんの保護者の皆様にご来校いただきましてありがとうございました。
 

9月12日(水) 代表委員会

  今朝、前期最後の代表委員会がありました。児童会役員・学級委員・委員長36名が集まり、8つの議題について、提案委員会の委員長が取組の理由や概要について提案をしました。
①モーモーキャンペーン(提案理由:リサイクルに興味をもってもらうため)
②ワゴンパズル(提案理由:ワゴンを安全に時間に遅れないで返してほしい)
③どろけい(提案理由:もっと運動場で遊んでほしい。走って体力を付けてほしい)
④本2冊貸出し(提案理由:本を進んで読んでほしいから)
⑤ビデオをつくり流す(提案理由:10月に掃除場所がかわる。掃除の仕方を知ってもらいたい)
⑥学習発表会のポスター原画募集(提案理由:学習発表会を盛り上げるため)
⑦学習発表会のスローガン募集(提案理由:全校児童で気持ちを一つにして学習発表会を盛り上げるため)
⑧下校指導の手伝い(提案理由:安全な登下校ができるように呼び掛けるた)
どれも取組の意図がきちんとあり、よりよい学校につながる提案でした。竹の山小学校のよいところは、さまざまな委員会等が取組の企画をしたときに、全校がその活動に協力して参加できる姿勢があることです。子どもたちの「よりよく」の気持ちが、結果に結び付いていけるよう、支援をしていきたいと思います。
 

9月11日(火) 6年生 長縄跳び練習

 併設の日進北中学校の体育祭は、来週の木曜日にあります。夏の暑さがあまりにも厳しく、年間計画の期日に体育祭が実施できるのだろうか・・・と中学校の先生方が心配をされていましたが、練習が予定通りに開始され、着々と準備が進んでいる様子を毎日感じています。小中併設のよいところとして、中学校の体育祭の中で、6年生が参加できる種目をつくっていただいているということです。「長縄跳び」です。中学校1年の競技の中で6年の各学級チームも競い合います。それに向けて、今朝から6年生の長縄跳び練習が、昇降口前で始まりました。男女各1列、2列になった子どもたちが一斉に跳びます。今日は初めての練習で、並び方を決めるのにも少し時間がかかり、跳ぶ練習はわずかでした。でも、取り組む6年生の表情が柔らかく和やかな空気を感じました。
 6年生から中学1年生にかけては子どもたちの中には大きな段差を感じる子がおり、「中1ギャップ」ということばもあります。でも、竹の山小学校は毎日中学校と隣り合わせで生活をし、ところどころの行事を合同で取り組んでいるので、小学校卒業・中学校入学が随分スムーズになります。子どもたちにとってとてもありがたいことです。小中併設のよさが、子どもたちの心を支える一つになっていくことも願いたいことです。
 

9月11日(火) 1年生 虫とり

  今日は、秋をしっかり感じるような涼しい朝となりました。ちょっと曇っていましたが、外で遊ぶことが気持ちがいい・・・そんな日となり子どもたちは嬉しそうな表情を見せていました。
 1年生が1時限目、虫かごを下げて外にいきました。虫とりです。生活科の「いきものと なかよし」の学習での活動でした。校舎の前の畑や花壇のまわりでは、なかなか虫が見つけられなかったようでしたが、出会いの広場では、たくさんの子どもたちが、何匹ものコオロギをかごに入れていました。虫とり網も使わず、手でのキャッチです。昼の休み時間にも続きを楽しんでいました。竹の山地区は田んぼや畑がほとんどない地域ですが、虫に関心をもったり、虫とりを重ねて虫のいる場所を考えたり、育ててみたいなという気持ちになったりなど、生き物への親しみがどんどん増していくといいなと思います。命あるものをかわいがる活動からも、自分の心を育てていってほしいと願います。
 

9月7日(金) 学校レクリエーション

  今日の竹小タイムとハッピータイムに、総務委員会(児童会役員と学級委員)主催の学校レクリエーションが体育館でありました。全くの自由参加の呼びかけにもかかわらず、合わせて200人ぐらいの子どもたちが参加しました。内容は、異学年で男女を問わずのチームをつくり、チーム対抗のゲームをしました。スタートの合図で、各学年に応じた「お題」が書いてある封筒を選び、その中の紙に書いてある「こと」を決められた数だけやって、終わったら次の人にタッチするというゲームです。やることは「リフテング」「フラフープ回し」「フラフープ跳び」「キャッチボール」「ドリブル」「なわとび」「筋トレ」など、さまざまで、「お題」に合わせたばらばらな動きが、なんだかとても微笑ましく、とても楽しそうでした。いろいろな学年でスムーズにチームをつくり、友達を応援したり・・・その姿に自然な新しい「つながり」を感じました。人とかかわるさまざまな取組の積み重ねが、つながりを広げ、強めていくのだと思います。こんな活動がどんどん増えていくといいなと思います。
 

9月7日(金) ヘルピータイム

 毎学期の初め、子どもたちの発育状況をみるために、身長・体重の発育測定を行っています。また、この発育測定に併せて、養護教諭によるヘルピータイム(保健のミニ指導)も行っています。
 今日は3年生のヘルピータイムをのぞいてみました。9月の保健目標は「生活のリズムを整えよう」、夏休み後の子どもたちには大事な目標です。今回のヘルピータイムはその目標に重ねた内容でした。「生活のリズムを整えるってどういうこと?」という養護教諭の投げかけから学習が始まりました。早寝早起きという意見はすぐにでて、「では早寝をするためには・・・」という問いにつながっていきました。寝る時間を決める、昼間によく体を動かす、やることを早めにする・・・こんなつぶやきがありました。反対にゲームを長い時間しているときは、早く寝られなくなるということから、長時間ゲームをしていると脳がどうなっていくのかという話に進んでいきました。脳の前の方の部分は、考えたり、想像したり、我慢したり、記憶したりする部分です。でも、ゲームをしているときには、この部分をほとんど使わないのだそうです。だからゲームばかりしていると、前の部分の脳が働かなくなり、イライラしたり、よく覚えられなくなったり、考えることが面倒になったりするのだそうです。驚きました。そこで、テレビやゲームの時間はきちんと決めて、テレビやゲーム以外の過ごし方を考えようということの大切さを学んでいました。今日のヘルピータイムを受けて、子どもたちは、生活リズムを整えるチェックカード(寝た時間・起きた時間・自分で起きる・ウンチがでた・NOテレビNOゲーム等)に取り組んでいきます。1週間、自分の生活を意識しながら過ごさせていくことで、生活のリズムを整えることにつなげてほしいです。
 

9月6日(木) 見守りボランティアの方をお招きして

  今日の6時限目は、5・6年生の委員会活動の時間・・・生活・安全委員会は、10月に行う交通安全教室につなげていくために、毎朝の登校でお世話になっている見守りボランティアの方をお招きしての活動を行いました。5年生と6年生に分かれて2つの班になり、それぞれにボランティアの方に入っていただき座談会のような形の時間をもちました。自己紹介をした後、「どんな気持ちで見守りをしてくだっていますか?」「登校している自分たちに気になることはありますか?」など、子どもたちの質問に、ボランティアの方々が、丁寧に答えてくださいました。「子どもたちからパワーをもらっている」「元気な子に会えると嬉しい」「元気な挨拶が返ってくると気持ちがいい」などの感想に嬉しくなりました。でも、「全体におとなしいね」「挨拶ができるときとそうでないときもあるね」「班によって、挨拶の様子がちがうね」というご意見もいただきました。さらに「忘れ物を取りに帰る子がときどきいるね」「遅れて集まる子を待って、出発が遅れることがあるね」「列が3列4列になってしまうのは危ないね」「横断するときは、車の流れも考えてできるといいね」など、スムーズな登校に向けての課題もいただきました。また、ボランティアの方が、子どもたちの表情をみて今日の心の調子を気にしてくださったり、けががあったときのためにいつも絆創膏をもって歩いてくださっていることに、子どもたちは、こんなにもしっかり見守っていただいているんだな・・ということを改めて感じたと思います。ボランティアの方々が、子どもたちの安全のことだけでなく、心や体のことも気にとめて、毎日一緒に歩いてくださっていることに感謝の気持ちが一層膨らみます。今日うかがったお話は、よりよい登校につながるように、児童集会で生活・安全委員会が発表し、全校の子どもたちに広げていく予定です。
 今日の委員会活動は、子どもたちが直接ボランティアの方とかかわりをもつことができたこもとても意義がありました。見守りのボランティアの皆様、ありがとうございました。これからも地域の子どもたちをよろしくお願いします。
 

9月5日(水) 4年生 校外学習

 昨日は、台風21号の接近に備えて休校となりました。一昨日の始業式から1日あいての2学期の2日目ですが、計画通りに4年生は、社会科の「ごみしょり」の学習の一環で、東郷美化センターに出掛けました(1・2組:9/5、3組:9/6)。
 東郷美化センターでは、ビデオを通して、センターの仕事の全体のことを教えていただいた後に、センター内を説明を受けながら見学をしました。ごみピットでは、ごみ収集車が集めてきたたくさんの燃えるごみをピットに開ける様子や、ピットの中のごみをクレーンでかき混ぜたり、持ち上げて燃やすところに移動させたりする様子を見せていただきました。燃やせば煙がでますが、煙突からは水蒸気だけが出ていくように、有害な物質の部分は薬で固めて処理するのだそうです。環境のことをとてもよく考えていると思いました。燃えないごみは、運ばれてくると、袋からすべて出して、手作業で危険物のチェックしているということには驚きました。中央制御室には8つのモニターがあり、24時間運転している炉をはじめセンター内の各場所の様子がチェックできるようになっていました。また、一番ふちのモニターには、いつもNHKのテレビチャンネルが合わせてあり、地震速報が出ると、センター内の機械を全部止めるのだそうです。
 子どもたちは、教室で勉強したことと重ねながら興味をもってメモをとり、とても意欲的に見学ができました。自分の目で見てきたこと聞いたことをもとに、これから学習をさらに深めてまとめをしていきます。
 

9月3日(月) 2学期始業式

 夏休みは、何をするにも、危険を予想する力=かんがえ~るくんの考える力「さきを」働かせる・・・全校の子どもたちがこれをしっかり実行してくれました。必ず元気に会うという約束で、2学期をスタートすることができ、何より嬉しいです。
 登校してきときは、出校日のときと同様に少し元気が足りないと感じましたが、始業式に臨む全校の姿勢は、いつものように気持ちをきりっとさせ、節目の式にふさわしい態度を見せてくれました。さすがです。
 1学期の子どもたちは、集団の中で一人一人が守らなければならないマナーや約束をしっかり守り、その上でやる気をもって、みんなで力と気持ちを合わせながら学校行事やさまざまな活動に取り組むことができました。竹の山小のとてもいいチームの形です。ここから2学期は「よりよく」を目指していきます。
 竹の山地区は新しく開発された地区であり、地域に住んでいる人同士がずっと前から知り合い、子どもたちの中でも、小さい頃からずっと一緒に遊んでいる・・・そういう人たちが少ない地域です。だからこそ、人と人とのつながりを意識しながら太く強くなるように育て、なかま感をアップさせていくは、より気持ちよく、より楽しい生活につながっていくと考えています。そこで、「もっと つながる」をキーワードに据えて、2学期は「つながる あいさつ」の取組でスタートさせていきます。挨拶は人と人の心をかわすものです。挨拶をしても、した挨拶が返ってこなければ、人とつながる挨拶にはなりません。たとえ自分から挨拶ができなくても、挨拶をされたら必ず返す・・・これを全校の子どもたちが100%実行することができるようになればと願っています。2学期は「つながる あいさつ」から、竹の山チームの力を伸ばしていきたいと思っています。