被災高齢者支援お役立ち情報
 
頭がかゆくなったら!
 

500mlペットボトル1~2本で頭を洗う

福祉と生活ケア研究チーム 研究員 伊東美緒

梅雨時や夏場は湿度が高く、体も頭もかゆくなります。集団生活の中では、毛じらみ等の発生も予防しなければなりません。身近なものでできる洗髪方法をお伝えします。

1.天気のよい日中に行います。お湯を沸かしペットボトルに入れ、タオルに包んで保温します。日差しの強い日は、ペットボトルに水をいれ、ビニール袋と輪ゴムで蓋をして(破裂防止)、車のボンネットの上など熱を集めるところに置くと、1~2時間程度で適度なぬるま湯が出来ます。


写真12.布団や毛布の片方の端を折り曲げ、さらにその下に座布団などを入れて傾斜をつくります。その上に、ビニールシートとバスタオルなどをかけておくと、こぼれても安心です。








写真23.別のバスタオル1~2枚を斜めに棒状に丸めます。ひもや輪ゴムで3か所縛りします。それを45リットルくらいのごみ袋にU字型にして入れます。U字の量端の部分をごみ袋の上から大きい洗濯ばさみなどで抑えます。洗濯ばさみの間に10センチくらいの紐をかけておくと、水がこぼれにくくなります。






写真34.③を②の上におきます。床に洗面器を置き、ごみ袋の端を入れます。










5.服の襟を濡らさないように、ジャバラ状に折った手ぬぐいタオルを首に巻きます。このタオルはごみ袋の上に乗らないように注意してください。水を吸って襟が濡れます。


写真46.髪の毛が首の長さ程度の普通量の人の場合、500mlを2本を使います。500mlのペットボトルの3分の1のお湯をおでこや耳の後ろからかけます。流すだけでは全体を濡らすことはできませんので、後頭部にたまったお湯をすくって頭全体を湿らせます。







7.シャンプーを少量手の平にとります。後頭部にたまったお湯を少しとり、原液が残らないように泡立てます。それを頭全体になじませてシャンプーします。何日も頭を洗ってない場合には、泡立ちませんので、一度3分の1のお湯使って流します。髪の毛に含まれたお湯もしぼりましょう。


写真58.濁ったお湯を毛布を押さえるようにして誘導し、洗面器に流します。










9.再度少量のシャンプーとお湯を手の平に少しとって泡立て、シャンプーします。


10.1本目最後のお湯をかけます。後頭部に手をいれてしっかり洗ってから、一度洗面器にながします。髪の毛に含まれたお湯も搾ります。


11.2本目のペットボトルで生え際の部分から半分かけます。排水口の部分をやや持ち上げてお湯をため、後頭部を洗います。


12.洗面器にお湯をながします。髪の毛に含まれているお湯も搾ります。


13.最後に残りの250mlを使います。排水口を再度持ち上げて、生え際からお湯を流して頭皮を洗います。シャンプーが残っていないか、こすって確認しながら洗います。後頭部を洗ったら、お湯を洗面器に流します。髪の毛の水分も搾って流します。


14.③を引っ張ってはずします。同時に首のしたにはさみ込んだ手ぬぐいタオルの端を引きあげて頭を拭きます。


15.洗面器とごみ袋などを片づけて終了です。