被災高齢者支援お役立ち情報
 
食べることは元気のみなもと
 
自立促進と介護予防研究チーム 研究員 齊藤京子
 

1.元気に過ごすには

水分はこまめにとりましょう!

 飲料水不足、トイレの心配から、水分を取る量が減りがちです。水分を控えると脱水症状、エコノミー症候群、心筋梗塞、便秘、尿路の感染症などの原因になります。また年齢が高くなると喉の渇きに鈍感になります。こまめに水分補給しましょう。

飲料水の注意!

 ペットボトルは直接口をつけないようにしましょう。もし直接口をつけたら、早く飲みきりましょう。
 生水を使う場合は沸騰させましょう。
 汲み置きの水は、できるだけ当日の物を使用しましょう。

ペットボトルは直接口をつけない
《ペットボトルは直接口をつけない》
 
食品の注意!

 これから暖かくなると食中毒が心配です。食品はできるだけ涼しい場所で保管し、封を開けた物(缶詰なども)は、早く食べましょう。
 食品は、素手のまま触らずラップやポリ袋を使用したり、袋をもって食べると手も汚れず、雑菌も繁殖しにくいです。


血圧が高めの人や血糖が高めの人へ!

 水分は十分にとるようにし、甘い飲料など気をつけて飲むようにしましょう。野菜や果物が手に入ったらできるだけ食べるようにしましょう。


 
< 避難所のスタッフや管理栄養士にご相談ください! >
 

2.食べることは元気のみなもと

とにかく食べましょう!

 食欲がないときは、ゼリー飲料や甘いもの、汁物等でエネルギー補給をしましょう。

 冷たいご飯は、袋に入れてお湯で温めたり、おじやにすると食べやすくなります。パンなどはジュース、牛乳、汁物に浸して食べると喉の通りがよくなります。

 噛みづらい物は、小さくちぎったり、水分を加えることで、柔らかくなり、食べやすくなります。

 離乳食は食べやすく栄養もとれるので便利です。


ビタミン・ミネラル補給!

 野菜・果物・食物繊維が不足します。もし野菜ジュースや果物ジュースが手に入ったら進んで飲みましょう。

 ビタミン剤などのサプリメントを利用しましょう。またお米、パン、シリアル、お菓子、ドリンクにビタミンやミネラルなどが添加されているものなどを積極的にとり、ビタミン・ミネラル不足を解消しましょう。

 ビタミン・ミネラルをとると風邪や便秘予防にもなります。


缶詰やレトルト食品を利用しいろいろ食べてみましょう!

 穀類中心の食生活に偏りがちです。筋肉や血管、細胞を作るたんぱく質などが足りなくなります。ツナ缶やコンビーフなどの魚肉の缶詰、豆の缶詰、シチューやカレーなどのレトルト食品を利用してみましょう。お肉やお魚、乳製品が手に入ったら積極的に食べましょう。

< 食品はよく熱し、よく噛んで食べましょう! >
缶詰やレトルト食品を利用しましょう
《缶詰やレトルト食品を利用しましょう》