善隣教教主
WCRP 日本委員会活動会員
力久 道臣

「相互扶助の社会」


先日、新元号「令和」が発表された。最初は違和感があったが、万葉集から引用され、しかも太宰府にゆかりがあると知った時は、地元福岡の者としては、少し誇らしいとも思った。首相談話には「人々が美しく心を寄せ合い文化が生まれ育つ」という意味が込められていると発表されていた。その記事を見ていて思い出したのが、ここ数年日本で頻発している自然災害の中、人々が、助け合う姿であった。4月は、熊本地震発生から三年目をむかえる。さらにその後二年連続で集中豪雨も発生した。災害が発生するたびに全国からボランティアの方々が被災地で汗を流して作業に取り組まれている姿には、感謝しきれないほどの元気をいただいた。

教団の教えに「相互扶助」というのがある。人間同士が積極的に愛し合い、助け合い人の為世の為になる生き方をする事という意味であるが、正に困った時はお互い様の精神こそ、自然災害でのボランティアの皆さんの姿であった。しかし災害時の時だけではなく平時から人間関係においてこの精神で生活することが大切である。このことは解っていても出来ないのが、人間の弱さかもしれない。

昨年女性部会の皆様が、東日本大震災後に発達障がい児を持つ母親たちとの交流から災害時の受け入れのてびきを発刊された。いざという時に受け入れる宗教者の理解と環境が改善される目的で発刊されたてびきは、今後の災害時だけでなく平時の相互扶助のマニュアルとして役だつ物である。私も読ませていただいたが、知らないことが多く大変勉強になり、今後に大いに役立てていきたいと思った。

「愛し合い、支え合い、思い合い、祈り合い」の相互扶助こそ人間社会の宝物であると私は、機会あるごとに信徒に話し、そのような社会を造りましょうと呼びかけている。

その時にもう一つ加えて伝える言葉が、「必笑(ひっしょう)」である。眉間にしわを寄せるのではなく、笑顔で人と接し、優しい言葉を交わし、人様が笑顔になっていただくことが、世界平和の一歩であると伝えている。生きづらいと感じる人生かもしれないが、必ず笑顔だけは、忘れないとの信念は、新しい時代が巡ってきても持ち続けていきたい。

 新元号が、発表され、5月1日から「令和」の時が、進み出す時こそ信仰心の美しい心を出し合いながら相互扶助の社会と世界平和のために精進したいと思います。


(会報4月号より)

 

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