10月1日(木)~2日(金)に「旭高原少年自然の家」で実施された野外活動は大成功に終わりました。何より、天気や環境に恵まれたことが大きかったです。中でも、野外活動の華であるキャンプファイヤーは、美しい「中秋の名月」の下、最高の盛り上がりを見せました。
各クラスのスタンツはどれも素晴らしい出来栄えで、5年生一人一人がもつエネルギーが見事に結集されていました。フォークダンス「マイムマイム」では、
学年全体の一体感や計り知れないパワーを感じました。キャンプファイヤーは、まさに野外活動のテーマ
「仲間と自然 ~炎のきずな~」そのものでした。幻想的な満月や火文字(
5☆=学年目標)と共に、永遠に子どもたちの心に刻み込まれたことでしょう。
その他、ウォークラリ-・「木の枝ボールペン作り」等の活動も、野外活動のよい思い出になったのではないかと思います。コロナ禍の影響で飯ごう炊さんは行いませんでしたが、みんなで食べる食堂での食事は美味しく、何度もおかわりする児童がたくさんいました。ただし、学校での給食同様、全員同じ方向を向いて無言で食べている様子にちょっぴり残念な思いがしました。
コロナ禍の影響で愛知県内でも、野外活動を中止したり規模を縮小して実施したりする学校が出ています。実際、同じ日程で「旭高原少年自然の家」を予約していた学校が事前にキャンセルしたため、二日間共、施設内は貸し切りに近い状態でした。
南小学校では、このような状況の中でも、何とか野外活動は実現させたいと考えていました。5年担任陣を中心に、コロナ禍における野外活動の形を考え、子どもたちが感動を味わえるよう準備段階から一生懸命サポートしてきました。しかしこのご時世、何が起きるか分からないため、当日まで行けるかどうか不安でした。その不安が杞憂に終わり、本当にホッとしています。しかも、
大きな怪我や病気がない最高の形で終えることができました。あらゆる意味で「奇跡の野外活動」と言えるかもしれません。
保護者や施設の皆様等の支援にも、感謝の気持ちでいっぱいです。今後は、野外活動での学びを実際の生活に活かすことができるよう、事後指導にも力を入れたいと考えています。