社会全体の急速なデジタル化や情報化は、コロナ禍によって拍車が掛けられています。このような中で、
コンピュータ等を活用した学習活動の充実は急務となっています。今年度から全面実施されている新学習指導要領にも、「
プログラミングを体験しながら、コンピュータに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考力を身に付けるための学習活動を計画的に実施すること」が明記されています。
本日は、5年生の全学級が1時間完了の
プログラミング学習(総合的な学習の時間)を行いました。学級担任と2名のICT支援員が協力し合いながら、パソコン室で授業が進められました。ICT支援員は、日進市と契約している富士ITソリューションから派遣されています。
授業の単元名は
「自動車のプログラムについて考えよう」で、ねらいは次の通りです。
「身の回りには、電化製品などの生活を豊かにする機械が多数存在し、それらのほとんどは、プログラミングで制御されている。中でも自動車は、電化製品と同じようにプログラミングで制御されているということに気づき、安全で便利な車の機能を考え、プログラミングで表現しようとすることができる。」
子どもたちは、パソコン上で自動車を動かすプログラムを作成し、タブレットを使って自動車ロボットに転送しました。
自分で考えた通りに動く自動車ロボットを見て、子どもたちはびっくりしていました。これからも、「総合的な学習の時間」にプログラミング学習を積極的に取り入れていきたいと考えています。