本日の午前、3年生の各教室で、総合的な学習の時間「ホタルの話を聞く会」が開催されました。講師は「折戸川にホタルを飛ばそう会」の皆さんです。
「ホタル行進曲」からスタートした授業は、自作DVDの視聴や展示物の観察等、盛りだくさんの内容でした。事前学習をしっかりしてきた南っ子たちの目の輝きは素晴らしく、ホタルへの関心の高さが表れていました。質問タイムでも競うように手が挙がり、内容の質の高さに講師の皆さんは感心していました。
「
ゲンジボタルの成虫は何も食べない」や「
日進市のゲンジボタルは2秒に1回点滅するが、東京では4秒に1回しか点滅しない」など、私自身も大変勉強になりました。
かつて日進市にはたくさんのホタルが生息していました。環境の変化で数が激減したものの、「折戸川にホタルを飛ばそう会」の継続的な努力のおかげで、今でも何とか美しい光の舞を楽しむことができます。
ホタルにとって最大の敵は、幼虫の時に過ごす川の汚れです。そして、川の汚れの多くは、レジ袋等のプラスチックごみです。「
一度失ったものは、そう簡単には戻らない」という言葉は、南っ子たちの心を揺さぶりました。今日から始まったレジ袋の有料化も、川などの環境美化に繋がると思います。かつてのように、
日進市のあちこちで幻想的な光の舞が見られる日は近いかもしれません。