日誌


2020/12/23

【南小】2学期終業式「結果より過程・努力が大切」

| by 南小学校管理者


 今朝、放送による2学期終業式が行われました。校長式辞概要は次の通りです。
「今日で、2学期が終わります。明日から冬休みということでワクワクしていると思いますが、その前に、2学期を振り返ってみましょう。2学期は、家庭でも学校でも新型コロナウイルスを意識して生活しなければなりませんでした。いわゆる『新しい生活様式』ですね。今年の流行語大賞が『3密』に決まったことも納得です。そんな中でも2学期には、キャンプ、修学旅行、スポーツフェスティバル、サッカー・バスケットボール交流会、書写コンクールなど、大きな行事がたくさんありました。皆さんは、この2学期で何が一番心に残っていますか?
 皆さんの中に、いろいろな事で、思ったより良い結果が出た人と『こんなはずじゃなかった』と思ってる人がいるのではないでしょうか。書写コンクールを例に挙げると、『特選になるなんてラッキー』と喜んだ人や『優等だと思ったのに入選だった』と悲しんだ人がいると思います。この後もらう通知表もそうです。思ったよりAが多い人とそうでない人がいるでしょう。
 校長先生はいつも、結果よりもそこまでに至る過程(プロセス)が大切だと思っています。今、『大した努力もせずに良い結果を出している人』と『一生懸命努力しているのに思うような結果が出ていない人』がいるとすれば、将来は必ず後者の方が成功すると思います。なぜなら、人を成長させる最も大きなエネルギーは、一生懸命努力した人にしか味わえない“悔しさ”だからです。皆さん、もちろん結果は大事ですが、『結果さえ良ければいい』ではなく、あくまでもそこに至るまでの過程・努力を大切にしてくださいね。
 努力は嘘をつきません!
 この後、冬休みの健康管理と生活についての話が、石黒先生と末吉先生からあります。宮下先生からは、新しくなった通知表についての話があります。しっかりと聞いてくださいね。校長先生が冬休みにやってほしいことは、目標や夢を考えることです。『1年の計は元旦にあり』と言います。新しい年を迎えたら、是非、1年の目標や夢を考えてください。まだまだコロナウイルスの第3波は収まっていません。今後も『てあらいぐま、ますくま、きょりす、たいおんけん、そうだんごむし』を意識して、コロナやインフルエンザから自分の命(身)は自分で守ってください。そして、良い年を迎えてください。3学期の始業式に、元気な皆さんと会えることを楽しみにしています。
 学級活動の時間に校舎内を歩いていると、廊下で通知表をもらったり教室内や靴箱を掃除したりする様子が見られました。また、黒板に担任からの温かいメッセージが記入されている学級がたくさんありました。小春日和の下で行った一斉下校は、冬休みを迎える南っ子たちの笑顔と太陽がまぶしかったです。