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2020/09/14

【南小】国語の研究授業

| by 南小学校管理者


 南小学校では“授業は教師の命”をモットーとし、教師力の中核を授業力と捉えています。今年度の現職教育のテーマは、「主体的に考え、伝え合うことで学びを深める児童の育成~ユニバーサルデザインの視点を取り入れた国語科の指導方法の工夫~」です。
 本校では数年来、ユニバーサルデザインの視点を取り入れた「誰もが思考することができる(考えようとすることができる)」授業を目指してきました。その流れを継続しつつ、新学習指導要領が示す「主体的・対話的で深い学び」を実現できるよう、伝え合い(「話す・聞く」)の活動を通して、思考力や想像力の育成することを目指したいと考えました。特に国語科を対象としたのは、国語科がすべての教科の基礎となるものであり、伝え合いと共に「読む」力を育てることで、より深く思考することができるようになると考えたからです。
 今年度はコロナ禍により、現職教育のテーマに沿った実践が危ぶまれていますが、一人年間最低1回の研究授業を例年通り実施するなどして、全教員の授業力向上を図っています。その一環として、本日の2時限目に2年4組で、担任の緒方先生による国語の研究授業が行われました。「どうぶつ園のじゅうい」という説明文の授業は、「新しい生活様式」に配慮しながらも現職教育のテーマを意識した展開となっていました。担任の指示・発問が明確で子どもの心を揺さぶる工夫を随所に取り入れていたため、皆が生き生きと学びに参加していました。しかし、短冊を操作する子どもたちの活動等で、まだまだ課題もありました。これからも南小学校は、“分かる授業、楽しい授業”を目指して取り組んでいきます。