【相野山小】 今年度の一字。
こんにちは、2月も終わりますね、村瀬です。
いよいよ今年度もおしまいの時期に差しかかってきましたね。
現在学校では、
6年生を気持ちよく送りだそうと、
5年生を中心に様々な活動に取り組んでいます。
6年生は6年生で、
最後の勇姿を見せようと、
日々あわただしく過ごしています。
さて、話は思い切り変わりますが、
今年の世相を反映した漢字一字が、
毎年12月、清水寺にて発表されますね。
ちなみに今年は、
「密」
でした。
では、自分にとって、今年(度)の一字はなんだろう?
そんなことを、昨日お風呂でぼんやりと考えておりました。
湯気の向こう側に浮かんできた字は、
「謝」
でした。
今年度に限らず、
毎年のようにその字が浮かぶ気もします。
なぜこの字なのか。
それは、「謝」を使用した熟語二つをなくしては、
この一年過ごすことができなかったからです。
何か分かりますか?
「謝罪」と「感謝」です。
前者はご承知の通り、
日々失敗を繰り返す、村瀬には切っても切れないキーワードです。
「ごめんなさい」「すみません」「申し訳ございません」「お詫び申し上げます」
「失礼いたしました」「どうもすまなんだなあ」「アイムソーリー」
そんな言葉を使わない日はありません。
しかし、
そちらの「謝罪」より、
「感謝」の重みの方が強いことに間違いありません。
くしくも、本校では2月に、
「感謝の気持ちを表そう」という月間目標を立てています。
また、「校長ぶろぐ」でも紹介されているように、
児童会主催の「感謝を伝える週間」という企画も行われました。
当然のことながら、
感謝する対象は数多く存在します。
そんな中でも、
村瀬の頭に真っ先に浮かんだ相手は、
「消毒ボランティア」のみなさんでした。
今でこそ、
スクールサポーターのSさんや業者の方に、
その役割を担っていただいておりますが、
(無論、お二方にも深く感謝しています。)
学校が再開したばかりの頃、
消毒ボランティアのみなさんの協力が、
学校にとってどれだけありがたかったことか。
総勢29名もの方に、ご参加いただきました。
暑い中の大変な業務であったにもかかわらず、
いつもさわやかに学校の要望を叶えてくださったみなさんに、
改めて感謝申し上げます。
ありがとうございました。
ボランティアさんをはじめ、
この一年も、大勢の方に支えていただいてきたなあと、
感謝を伝えたい相手を湯船に次々と浮かべていきました。
交通指導員さん。見守り隊のみなさん。交通ボランティアのみなさん。
子どもたちを支え続けてくれている各ご家庭のみなさん。
やっかいな状況のなかでも笑顔をたくさん見せてくれた子どもたち。
ぶつぶつをご愛読いただいている希有(けう)なみなさん。
外壁をきれいにしてくださった工務店のみなさん。
学校の保守点検をいつも迅速にやってくださっている業者のみなさん。
GIGAスクールのために奔走(ほんそう)してくださっている業者のみなさん。
いつもちんぷんかんぷんな質問に対しても粘り強く応対してくれる市役所のみなさん。
かゆいところに手が届きまくる行動をいつでもとってくれる、まるで村瀬のお世話係の用務員Kさん。
お花や野菜、図工のお師匠様で、よくおやつをくれるS先生、E先生。
繰り返される失敗にもかかわらず、
村瀬を見捨てず、仲間と認識してくれている(はずの)先生方。
などなどなどなど、
学校関係だけでも湯の中の気泡のように、とめどなく浮かび上がってきます。
以前、お世話になっている主治医の先生が、
「感謝している人を思い浮かべてください、と言ったときに、
苦労せず次々と浮かぶ人は、しあわせな人だと思います」
という言葉をもらったことを思い出しました。
村瀬はやはり、果報者(かほうもの)です。
受けた恩を仇(あだ)で返すことが得意ですが、
いつかは感謝をしていただけるような、
誰かを支える人になりたいと願います。
(願っているだけで行動が伴わないのが村瀬なのですが…)
そうなるまで随分時間がかかりそうなので、
今はせめて、感謝の気持ちを忘れずに過ごしたいと思う、
少しのぼせ気味だったお風呂の村瀬なのでした。
ご覧いただき、誠にありがとうございました。
と、今回は感謝をお伝えして文をとじます。
それでは、また。