3月24日(水) 修了式

 入学式はできたものの休校から始まった令和2年度でしたが、本日修了式を迎えることができました。たくさんの子どもたちの1年の振り返りからは、コロナの中でもがんばってきた様子がとても伝わってきます。子どもたちなりに気持ちを整理しながら一生懸命に過ごしてきた1年であったと思います。本当によくがんばりました。
 さて、この3年間、1年の区切り、学期の区切りで子どもたちの心をいかに育てていくかを考えてきました。平成30年度は「もっと つながる」、令和元年度は「もっと つながりを感じる」、令和2年度は「ともに 生きる」・・・1年ごとにキーワードを示し、学期ごとに取り組む課題を伝えながら、人とつながる・人と関わりながら育つ豊かな心の成長を願ってきました。中でも、3年目、令和2年度のキーワード「ともに 生きる」で取り組んだ、1学期の「自分も友達も安心して生活するための行動をする」、2学期の「自分と友達の違いに『いいね』って感じる心を育てる」、3学期の「通い合う心と心」・・・心が通う「挨拶のことば」「お礼のことば」「謝ることば」「認めることば」「寄り添うことば」の5つのことばを当たり前に使えるようにする・・・の3つの課題は、今だけでなく、子どもたちが大人になっても心地よく人の中で生きていくために基本になる力です。だから一層願いを込めました。振り返ると「元気」「活気」「温かさ」「柔らかさ」・・・そんなことばが当てはまる友達と気持ちよくともに生きる子どもたちの姿が、たくさんたくさん目に浮かびます。この3年の間に、心地よく人とつながり・人と関わる「心の竹」が、確かにすくすくと育ってきたことを実感しています。子どもたちは人としてとても素敵に育ってきています。自慢の子どもたちです。こんな気持ちを膨らませて、令和2年度が終われることが嬉しくてたまりません。これからも竹の山小の竹が、さらにさらにすくすくと育っていくことを願い続けます。
 1年間、コロナ禍における本校の教育活動にご理解とご協力をいただきましたことに感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
 

3月23日(火) 修了式前日

 修了式は1年の区切りとなる式です。学期ごとの終業式以上に大きな区切りとなります。昨年度は3月が全国一斉の休校措置がとられていたので、1年のまとめの活動をしたり、今のメンバーで過ごす最後の月をしみじみと感じて過ごしたりすることができませんでした。でも本年度は、コロナ禍であっても違います。校舎内を歩くと学習の総まとめのプリントをしたり、最後の授業にしっかり取り組んだり、学級集会をしたり・・・運動場を眺めてみれば、〇時限ごとに入れ代わり立ち代わり学級レクリエーションを楽しんでいるなど、子どもたちの姿がとても微笑ましかったです。1年間の思いを大事にしながら明日の修了式を迎えてほしいと思います。出会いがあれば別れもあります。さみしさも感じます。でもその繰り返しで仲間はどんどん増えていきます。新しく始まる次の学年への期待を膨らませていけることも願っています。
 

3月22日(月) あいさつ運動

 6年生が卒業し、今日から6年生がいない分団登校となりました。新班長・副班長が一層気持ちを引き締めて登校してくる様子から、任される仕事で子どもたちが成長していくことを感じます。今日は、本年度最後のPTAのあいさつ運動がありました。1月2月は緊急事態宣言下で中止をしたので、久しぶりの活動となりました。早朝よりありがとうございました。併せて子どもたちのあいさつ運動は、4年生のボランティアの形の参加でしたが、「密」が心配になってしまうぐらいたくさんの子どもたちがあいさつロードをつくり、あいさつを呼びかけました。一段と生き生きとした明るい空気が広がり、何とも気持ちのよい朝となりました。
 本年度の学校評価のアンケートで「自分からつながるあいさつができています」の質問では、76.1%の子どもたちが肯定的に回答したにすぎませんでした。コロナ禍であり、あいさつ運動を継続したものの、積極的なあいさつはなかなか難しかったのかもしれません。でも、あいさつをしようとする雰囲気は高まってきていると感じます。だから、あいさつをしたらあいさつを返すという「つながる あいさつ」が当たり前にできる子にまで育ってほしいと願っています。人とかかわりたい・つながりたいという気持ちは、あいさつにも表れてくるものだと思っています。

 

3月19日(金) 卒業証書授与式

 卒業おめでとう・・・
 穏やかな佳き日・・・98名が全員一緒に竹の山小学校を巣立ちました。返事や合唱などから、一人一人の一生懸命な気持ちが伝わってくる気持ちのよいいい卒業式をみんなでつくりました。とても嬉しいです。
 今年の6年生は、優しい子が多い学年でした。男女が隔たりなく自然に交わり、男女を問わず、友達に対しての物言いが優しく温かいと、たくさんの子から感じました。だから6年生はとても仲がいいと思いました。人は十人十色といわれるように、考え方・好み・性格など、人によって違います。だから、違う者同士が、一緒に何かをすることは、そんなに楽なことではありません。でも、自分と違う相手を、柔らかく受け止められる心があれば、心が通い合い、人とつながることの心地よさを感じさせてくれると思っています。6年生は、この6年間、友達とともに過ごす中で、そういう素敵な心を育んできたと感じました。人としての成長を感じます。そんな子どもたちが、一つの山を越え、次の山に登っていこうとしています。ともに生きている人たちからの温かな支え・励ましを心のエネルギーにしながら、前を向いてしっかり進んでいってほしいと心から願っています。いつまでも応援しています。
 

3月18日(木) 卒業証書授与式の準備

 明日はいよいよ卒業証書授与式です。昨年度は学校が休校であったので、式の準備は職員だけで行いました。本年度は、まだまだコロナの心配が大きいので5年生の式への参加はありませんが、例年通りに式の準備は5年生が担当しました。やはり5年生が、卒業する6年生を思いながら気持ちを込めて準備する姿は何ともいいなと感じました。また、準備をしながら、自分たちが最高学年になっていくんだな・・・そんな気持ちをもち始めているようにも感じました。掃除をしたり、式場のセッティングをしたり、お祝いの飾りつけをしたりなどなど、今日の天気のように温かく穏やかな気持ちで取り組んでいる5年生の姿が嬉しく思いました。明日は6年生が穏やかな気持ちで卒業の日を迎えてほしいと願っています。
 

3月17日(水) 3年生 総合的な学習の時間

 3年生になると「総合的な学習の時間」の学習が始まります。1・2年生の生活科を発展させたような学習ではありますが、自分で追究課題を設定し、課題を解決していくための学習活動に取り組んでいきます。追究する課題について詳しく知ることが主の目的ではありません。課題を追究していく過程で、調べたり、整理したり、考えたり、まとめたり、伝えたりする活動を通して、調べる力、整理する力、考える力、まとめる力、伝える力を身に付けることが、主の目的となる学習です。3年生は社会科の学習も始まる学年です。そこで3年生は、社会科で取り組んできた日進市についての学習を発展させて、総合的な学習の時間の活動につなげていきました。テーマは「地域について考えよう」、育てたい力は、①社会科で学んだことを踏まえてさらに竹の山について進んで探究する、②日常生活での体験を通して自分で課題を見つけ、課題解決に向けて自分の考えた方法で、必要な情報を集めてまとめる、③しらべたことや体験したことをまとめて、友達や家族など身近な人々につたえようするの3つです。今、3年生の廊下には、総合的な学習の時間でまとめたものがずらりと掲示されています。一人一人の子どもたちが課題を設定し(竹の山の歴史・公共施設・商店・病院・昔と今の違い・公園・住宅・交通機関・他の地区との比較などなど)解決したことを、絵・グラフ・写真・イラストを交えながら、いろいろ考えてまとめられていました。3年生の作成する成果物としては、レベルの高さを感じました。これからは、何のことであっても「なぜ」「どうして」「どうなんだろう・・・」などの疑問をもったとき、総合的な学習の時間で身に付けた力を生かして、自分で調べる方法を考え、自分で疑問を解決しいくということができる子に育っていってほしいです。
 

3月16日(火) 6年生 奉仕作業

 6年生は卒業を目前にして、2時限目は学年レクリエーション、ハッピータイムから5時限目にかけて奉仕作業を行いました。①これまで過ごした学校施設をきれいにすることで、感謝の気持ちを表す、②奉仕作業を通して、進んで人のために働こうとする気持ちを育てるの2つをねらいにした取組です。6年生は日常から下学年をリードして一生懸命に清掃活動に取り組んでくれました。そういう6年生が奉仕作業をするのですから、その活動の様子の気持ちよさといったら・・・感心感心します。今回は、全学年トイレ&手洗い場・階段・特別教室(理科室・図工室・家庭科室・音楽室)・学年園・昇降口周辺の箇所に、98名で分担して作業を担いました。通常の清掃を補う掃除をしたり、溝の蓋をとって、中にたまった枯れ葉や土を移植ごてでかき出したり、枯れ枝&枯れ葉&雑草を一掃したり、古い児童机の天板のまわりを、木のささくれが取れるようにごしごしとやすりで削ったり・・・子どもたちが学校を大事にして卒業しようとしている姿に嬉しさが膨らみました。6年生は学校に「感謝」の気持ちを、学校は6年生に「感謝」の気持ちをもつ素敵な時間となりました。ありがとう6年生・・・
 

3月13日(土) 竹小コンサート

 今日の午前中、竹小金管バンド部による竹小コンサートを行いました。
 本年度の部活動では、特に金管バンド部はコロナの影響を大きく受けました。飛沫の心配から、音楽の授業においても、リコーダーや鍵盤ハーモニカの練習に制限をかけなければならないほど、吹く楽器の演奏はとても難しい状況でした。これまで、運動会・夏祭り・バンドフェスティバルの行事での演奏披露が定番であり、1年間を通して、それらの行事を目標に技能を高めていきながら活動に取り組んできました。しかし今年度はそれがかなわず、今日が令和2年度初めての演奏会になりました。生憎の天気となりましたが、200名近くの部員の家族や竹小の子どもたちが、演奏を楽しみに学校に集まりました。1曲目は「ラ・バンバ」、2曲目は「夜に駆ける」、アンコール曲は「シング シング シング」でした。軽快なリズム、難しいリズムをしっかり刻み、低音の旋律で曲に厚みを感じさせ、また堂々と表現するソロ演奏を交えながら一生懸命に演奏を聴かせてくれました。この1年間は長い時間の練習ができなく、たとえ5分10分でも基礎練習を大事にし、この曲を演奏したいという強い思いをもって今日のコンサートを迎えたと顧問から話がありました。学校の体育館で行ったミニコンサートであっても、子どもたちの気持ちがしっかり伝わてくる素敵な時間となりました。「コロナの中であっても・・・」という思いが、充実した部活動にすることにつながったのだと感じます。本当によくがんばりました。49名の部員にあっぱれです!
 

3月12日(金) 部活動 お別れ試合

 3月10日(水)にサッカー部の、今日12日(金)にバスケットボール部の6年生と教員チームとのお別れ試合をしました。コロナ禍での接触のあるゲームは少々心配・・・と考えましたが、どちらもマスク着用で1試合5分で3戦、ということで実施をしました。サッカーの試合は、6年生は1チーム11名で3チーム、教員は集まった15名で1チームをつくり、6年生は1チームずつ順に対戦し、教員チームは3試合連続で戦いました。バスケットボールの試合は、6年生は男女別チームで、教員チームは男女混合のチームをつくり、プレーの途中にメンバーを入れ替えながら行い、3試合目の後半だけは、6年生全員がコートの中に入って、ドッジボールのようにお楽しみ感覚で戦いました。どちらの部の試合も教員チームは力を抜くことなく全力プレー・・・勝利もしっかりついてきました。教員が全力でくるので、子どもたちも真剣でした。全部でわずか15分の試合でしたが、終わると6年生も教員もみんな疲れ切っていました。でも、子どもたちの表情が柔らかでとてもいい顔をしていました。「楽しかった・・・」という心の声が聞こえてくるようでした。これも部活動でがんばってきた6年生の一つの思い出になったと思います。
 

3月11日(木) 清掃活動

 本校の清掃時間は、移動を含めて15分・・・短い時間に今日も集中して清掃活動に取り組む子どもたちの姿がありました。1月に行った1年の自分の振り返りアンケートの中に「そうじにきちんと取り組み、学校をきれいにしています」の質問がありました。この質問に対して肯定的に回答した子どもたちは93%でした。とても高い数値です。でも、その通りの数値と思っています。本校は、開校8年目の学校ですが、子どもたちが新しい校舎を大事にしている気持ちを毎日の清掃時間に感じています。分団の登下校と同じように、どこの清掃箇所でも高学年の子どもたちが、下学年に手本を見せるようにリードして掃除に取り組んでいるからです。下の学年は、いつも上学年の清掃の仕方を見て活動しています。だから、それが毎年いい形で受け継がれていくのだと思います。先日の6年生を送る会の中で、6年生が在校生に伝えた言葉の一つに「新しい校舎の現状維持!」というのがありました。それは単なる言葉だけでなく、きちんと6年生の気持ちが詰まっていると感じました。
 楽しいこと、楽しくはないけれどしなければならないこと、学校生活にはさなざな活動があります。どんなことにでもみんなで力を合わせて活動できる竹の山の子どもたちを素敵に思います。嬉しいです。
 

3月10日(水) 卒業証書授与式予行

 もう来週は卒業証書授与式です。今日の1・2時限目に予行を行いました。コロナの関係で、当日、在校生代表の5年生の参加はありませんが、来年度の卒業証書授与式に向けて雰囲気を味わうために、5年生は予行に参加しました。6年生は3月に入って練習を少しずつはじめて今日の予行を迎えています。本番さながらの緊張感が体育館に広がり、入場、卒業証書授与、送ことば&旅立ちのことば、式歌「旅立ちの日に」の合唱、校歌の斉唱、退場までスムーズに進みました。卒業証書授与式は、6年間の学びの姿を見せる行事で、学校にとって最も重要な行事です。ですから、式の中で、自分たちのいちばん「いい姿」が見せられるようがんばってほしいと願っています。でも、求めている「いい姿」とは、失敗なく上手にできる姿ではありません。一人一人の一生懸命さが誰にでも伝わるという姿です。今日の予行の出来に、6年生の子どもたちは、自分たちでなかなか厳しい点数を付けていましたが、今日の厳しい自己評価が、本番に向けてさらに気持ちを高めていくことにつながっていく・・・そう期待をしています。一人一人の一生懸命を感じる、一人一人の節目の気持ちを感じる卒業証書授与式を、98人の力でつくってほしいと願っています。
 

3月9日(火) 分団会

 今日の5時限目に本年度最後の分団会を行いました。最後の分団会は、3学期の反省と新年度の準備をする分団会です。新1年生を含めた班編成をし、仮の班長と副班長を決め、新1年生の担当をする子どもの確かめをします。本校の班編成は、ただ6年生が卒業をして新しい1年生が入るということで終わらず、10人を超えたら班を分割することを基本とし、学年のバランス・男女のバランスで再検討します。今日は一斉下校と下校指導&スクールガードの日にもして、今日の帰りから新しい班で整列し、新班長の下で下校をしていくことにしました。6年生は、卒業まで後尾で下学年の登下校を見守る役目をしていきます。
 分団登下校においては、いくつかのトラブルが起きたりしていますが、それでも年々数が減っていることを実感しています。高学年に負担がかかりすぎないように、安全な歩行ができるように班編成を工夫していること、高学年が自覚をもって下学年を世話をして連れてきてくれていることが大きな要因と考えています。子どもたちにとって、1日を気持ちよくスタートすることは、楽しい学校生活にするための大事な部分となります。だから分団登校の影響は大きいです。子どもたちの困りごとに寄り添い、いつも安全で気持ちよく通学できるよう子どもたちをしっかり見ていきたいと思います。
 

3月8日(月) 6年生を送る会

 今日の5時限目と下校時を使って、5年生の企画・運営による6年生を送る会がありました。本年度は全校のみんなが体育館に集まって行事をすることが難しく、今日の6年生を送る会も、これまでの年と違う形で行いました。会場は体育館・・・主役となる6年生は椅子に座ってずっと体育館にいますが、6年生への発表の贈りものは、発表する学年ごとに体育館に入場し、フロアの舞台エリアで感謝やお祝いの気持ちを精一杯に届けました。
 1年生は、一人一人へのお手紙、分団登下校のお礼、歌を贈りました。「ありがとう」「わすれないで・・・」「またいつか会えるよね」「いつまでも友達・・・」という歌詞がとても響いてきました。2年生は運動会の思い出を発表するということで、体操服を着て行進で入場しました。6年生が2年生の頃にやった集団行動を再現して、最後に「かめはめ波~」の掛け声で大きな声でエールを送りました。3年生は、アルファベットの頭文字で呼びかけをしてくれました。「MS」=もうすぐそつぎょう、「SR」=さすが ろくねんせいなどなど・・・最後に『ペンパイナッポーアッポーペン』(PPAP)を6年生と一緒に踊って歌いました。4年生は、「ハピネス」の替え歌で「金管バンド部」「サッカー部」「バスケットボール部」の部活動のお礼と学習発表会の思い出を伝えてくれました。6年生の椅子の下に一人ずつに書いたお手紙をおき、そこには替え歌の歌詞(お礼の気持ち)も書かれていました。5年生は6年生へのお礼とバトンを受け継ぐ決意のことばを伝え、「明日へつなぐもの」の合唱をしっとりと柔らかな気持ちと声で贈りました。教員からは、これまで担任をした教員からの思い出のエピソード、6年生担任からのビデオメッセージがあり 大いに湧きました。そして6年間の思い出ビデオ上映に、声を出して懐かしむ様子が印象的でした。第1部は全校による校内歓送(廊下に並んで)で終わりました。続いて第2部は、運動場で一斉下校の隊形に並び全校で行いました。現児童会長から次期児童会長に校旗の引継ぎがされた後、6年生からの「旅立ちの日に」の合唱のプレゼントがありました。運動場に響く声に在校生はじっと聞き入っていました。6年生を送る会というと少ししんみりとする雰囲気もありますが、今年の送る会はちょっと和やかさを感じました。コロナに負けていないという表れなのかもいれません。形が変わっても、感謝とお祝いの思いがきちんと伝えることのできたとてもいい会になりました。これも6年生にとって素敵な思い出の一つになったと思います。
 

3月5日(金) タブレット(iPad)手始め講習会

 GIGAスクール構想という言葉をよく耳にします。これは、文部科学省が提唱している「児童生徒向けの一人1台の端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備し、どの子どもにも公正に個別最適化された創造性を育む教育を、全国の学校現場で持続的に実現させる構想」です。日進市の小中学校では、環境整備が順調に進み、本校においても2月下旬に完了しました。年度末ではありますが、新年度から本格的に活用していくために、使用するための「手始め講習会」を、納入業者から講師をお招きして、どの学級でも1時間の授業を使って取り組んでいるところです。今日の1時限目に廊下を歩いていくと、3年生が講習会をしていました。
 一人一人の子どもが1台ずつのタブレット(iPad)を持ちますが、リースです。しかし、卒業まで同じ物を使い続けていくので、本校では、タブレットに名前のシールをはり、自分の物として大事に使っていけるよう考えています。ただ、手軽く使える分、扱い方のルールを守らないと破損につながっていきます。そんな心配を含めて、タブレットに触れるいちばんはじめの授業では、担任が「竹の山小学校の学習用タブレット活用ルール」をきちんと確認するという約束にしました。①使用目的、②タブレットを使うときに気を付けること、③タブレットの保管方法、④個人情報・セキュリティ、⑤トラブルが発生したときなどについてです。注意事項ばかりのルールですが、それを守らないと便利な道具としていい活用をしていくことが難しくなるので、子どもたちにはしっかり自覚できるようにうながしました。講師の先生の指導は、自分たちがこれから使うタブレット(iPad)の紹介から始まりました。タブレットとキーボードが磁石でくっついているだけなので、蓋をしめて両手でもつことをまず習いました。その後、充電保管庫から一人ずつタブレットを取り出し、机の上に置きました。蓋を開けたときに支えにする部品を動かし、磁石で連結しているタブレットやキーボードが机から落下しないように、机の上での置き方もきちんと教えていただきました。そして、やっと操作に入りました。電源ONの仕方やホーム画面の出し方を教えていただいた後、これから調べ学習で役立つ検索エンジンを使って「竹の山小学校のホームページ」を見たり、カメラで撮影・再生したりする仕方などを学びました。これまで、コンピュータで調べ学習をするときは、パソコンルームに行っていましたが、タブレットがあることで、教室ですいすいできるようになることに、子どもたちはとても嬉しそうでした。身近になる便利な学習道具が、うまく活用できる子どもたちに育っていってほしいです。今後さらに「分かる楽しい授業」をしていくために、タブレットの効果的な活用について探っていきたいと思います。
 

3月4日(木) 感謝を伝えるほかほかお手紙大作戦

 今週はまた、昇降口前のフリースペースがにぎやかになっています。2日(火)の記事でお伝えした広報委員会による学年新聞、昨日の記事でお伝えしたクラブ活動の作品展示、そして2日(火)から始まった「感謝を伝えるほこほかお手紙大作戦」のコーナーです。先週の代表委員会の提案を受け、2日(火)からお手紙を書く期間が始まりました。休み時間になると、お手紙を書く用紙を楽しそうに箱から持っていく子、ポスト代わりになっているロッカーから手紙を配達しようとしている総務委員会・・・柔らかな取組が心地よいです。この取組を通して、下級生が、掃除や分団登下校・委員会・部活動でお世話になっている上級生に「ありがとう」の気持ちを伝えて関係を深めていくことができたら・・・、上級生が、掃除や分団登下校などでお世話をしている下級生に励ましのことばを伝えて関係を深めていくことができたら・・・、手紙を出したりもらったりすることでお互いの関係を深めていくことができたら・・・そんなことをねらっています。この企画に進んで参加している子どもたちの素敵な心を感じます。心がほかほかします。
 

3月3日(水) クラブ活動の作品展示

 月曜日から緊急事態宣言下でない状況となったことで、休み時間のボール運動を許可し、朝のあいさつ運動も再開しました。静かな登校時間が、再び生き生きとした空気を感じる登校時間となりました。大声なし、ソーシャルディスタンスに気を付けたあいさつ運動を続けていきたいと思います。
 さて、本校では、クラブ活動の授業時間として、年間8回を計画していましたが、本年度は休校の関係で9月から始めたため、本年度はわずか5回の実施となってしまいましたが、コロナ禍を踏まえながら立ち上げた14のクラブに、子どもたちは楽しく活動することができました。その中で、作品を制作してきたクラブの作品展示が、今日から昇降口前のフリースペースで始まりました。「消しゴムハンコクラブ」からは、作り手の個性を感じる素敵な個人作品、「ぬり絵クラブ」から、は名画のぬり絵4点(1枚の名画を20分割にして、20人がぬり絵をしたものが貼り合わせられています)、「おし花クラブ」からは、額に収められた色鮮やかな押し花そのものを見せる作品・押し花を貼ってデコレーションした瓶の作品・押し花のしおり、「イラストクラブ」からは、小学生とは思えないほどのアピールを感じるイラスト・・・。また「編み物クラブ」は、制作過程のスナップ写真での作品紹介がされていました。休み時間に、それらの作品をじっくり見ている子どもたちがいました。友達のことや友達のがんばりに目が向けられている子どもたちの姿が、とても嬉しく感じました。
 

3月2日(火) 学年新聞

 本年度から、これまでの児童会活動の中の「掲示委員会」の名称を「広報委員会」という名称に変えたことで、広報委員会は、1年間、さらに活発に広報活動に取り組んできました。その一つが学年新聞です。学期ごとに記事を考え、学年情報として全校の子どもたちに新聞の形で発信し、昇降口前のフリースペースに掲示し、誰の目にもとまるようにしてくれました。3学期版は、先週の金曜日から掲示されています。
 3学期は、今のことと次の学年につながる記事が、アンケート調査を基にまとめられていました。「好きな給食ランキング」「先生のいいところ」「ほしい物ランキング」「難しい勉強」、そして「2年生になったらがんばる教科は?」「4年生になったら入りたい部活動は?」「6年生になったら楽しみなことは?」「中学校でやりたいこと」・・・などなど。6年生の「卒業までにやっておきたいこと」の質問に対しては、①レクリエーション、②テストでいい点をとるというの結果が記されていましたが、①については「小学校最後はレクでいっぱい遊んで、笑顔で小学校生活を締めくくろうということでしょうか・・・」、②については「気持ちよくいい点をとって、中学校に向けてがんばろうということでしょうか・・・」という広報委員のコメントがあり、なかなかいいなと感じました。
 3月は今の学年の総まとめと、次の学年へのジャンプを考えるときです。そんな時期の学年新聞が、子どもたちの心を気持ちよく膨らませる助けになるといいなと感じています。
 

3月1日(月) 1年の学校生活の振り返り

 今日から3月・・・昨年度は、学校が休校となり3月の学校生活がありませんでした。本年度は、今日から緊急事態宣言が解除・・・学校内の教育活動も若干制限を緩和する部分はありますが、安心レベルとは到底いえません。油断をせず、これまで通りに「手洗い」「マスク着用」「ソーシャルディスタンス」の約束を守った生活を続けていきたいと思います。
 今日は、令和2年度に行う最後の朝会・・・1年のまとめとして1月に行ったアンケート(学校生活の振り返り〔9つの質問〕)をまとめたものから、3つの話がありました。
 1つ目は「学校に行くのが楽しいです」の質問についてです。この質問に肯定的に回答をした子どもたちは89%。本年度は、コロナの影響で学校が始まったのが5月の終わり・・・再開された頃は、外で遊べない・友達とあまり話せない・教室入ったら静かに座って待つ・・・という約束があり、「学校は楽しくない」という子どもたちのつぶやきが聞こえてきました。今でも毎日の生活にさまざまな制限があり、行事や活動もやり方が変わったり、中止になってしまったりしました。でも感染防止の約束を守りながら、やれることをやれる形で取り組んできたことで、コロナがあって学校の生活が大きく変わってしまっても、たくさんの子どもたちが(昨年度と同様程度)「学校が楽しい」と答えてくれていることに安心をしました。
 2つ目は「授業はよく分かります」の質問についてです。この質問に肯定的に回答をした子どもたちは92%。1年前の3月から5月まで臨時休校のため学校で授業をすることができませんでした。学校が再開してからは、できなかった授業を挽回していくために、どんどん授業を進めざるを得ない状況で、学習の仕方もコロナの影響で、「密」になるグループ活動や体験活動などがぐっと減り、前を向いてする授業が中心となりました。それでも、92%のレベルで「授業が分かります」の結果は、分かるように、楽しくなるように・・・と一生懸命に考えて授業をしてきた教員にとって嬉しい結果でした。
 3つ目は「友達の気持ちを考えて生活しています」の質問についてです。この質問に肯定的に回答をした子どもたちも92%。平成30年度は「つながる」、令和元年度は「もっとつながる」、令和2年度は「ともに生きる」をキーワードに、友達とのかかわりを意識しながら生活してきました。コロナ禍で、人と触れ合う・関わる機会・活動が減ってしまいましたが、昨年度と変わらず、友達のことを考えられる子に育っていることに安心をしました。
 令和2年度は、コロナの中での大変な1年でした。でも、アンケートでは「嬉しい」と感じる結果がたくさんありました。コロナがあっても、今年は今年の過ごし方で、きちんと生活ができたんだなと思いました。怖いコロナに、気持ちは負けなかったということです。コロナの中でがんばることができた子どもたちは「すごい」と感じます。まだまだ心配な状況が続く中、ここまでがんばってきた子どもたちの「すごい」も、続いていくといいなと願っています。
 

2月26日(金) 第8回代表委員会

 今日の朝の時間帯に、本年度最後の代表委員会がありました。今日の議題は一つ、総務委員会からの提案でした。総務委員会は12月の代表委員会で、「火・水・木ドッジボール」という3チームでドッジボールをするというユニークな企画を提案してくれていましたが、1月の実施予定日の直前に緊急事態宣言が発令され、活動が中止となってしまいました。全校がとても楽しみにしていた異学年交流の企画であっただけに残念な思いをさせました。でも最後にまた、とてもあたたかな企画を考えてくれています。「感謝を伝えるほかほかお手紙大作戦」です。1年の区切りとして2月には児童会行事として感謝の会を行い、地域の方や学校生活でお世話になっている方々へ「ありがとうの気持ちを伝える」ことをしましたが、今回は、お世話になった友達や上級生、先生に感謝の気持ちを伝えて、心を温かくしたいというのが提案の理由です。手紙の用紙を自由に持っていき、書きたいときに書いて昇降口のボックスに入れるという形・・・配達は、総務委員会の子どもたちが担当します。全くの自由参加の取組ですが、たくさんの子どもたちが参加してくれるといいなと思っています。また、手紙を放送してもいいという印に〇をつけてある手紙の中から、全校に紹介することも考えているようです。友達の手紙を聞いて、心が温かく膨らむことも素敵だなと思います。来週から始まります。楽しみです。
 

2月25日(木) 令和3年度前期児童会役員選挙

 今日は、朝の時間帯から1時限目にかけ令和3年度の前期児童会役員選挙を行いました。緊急事態宣言下であることから、立会い演説や選挙に関わる指示は、テレビ放送を通じて選挙管理委員長と副委員長が行い、放送室と選挙をする3~5年生のいる教室がきちんとつながってできるようにしました。今回は14人の立候補者・・・テレビに映る姿・演説する姿はどの子も堂々としていて、初めて立候補ができるようになった4年生も、伝えたいことを全部覚えて落ち着いて話す子もいるなどとても感心しました。14人の演説をまとめてみると、キーワードは「笑顔」「明るい」「楽しい」「元気」かなと思いました。本年度はコロナの影響で、あいさつ運動も中断し、異学年交流の企画も思うようにできませんでした。なくなった生活を味わったからこそ、「笑顔」「明るい」「楽しい」「元気」な学校を目指すための具体策として、やはりあいさつ運動や異学年の交流は大事・・・と考えたんだなと思いました。また、コロナの心配が続くことを踏まえた取組を伝える演説もあり、さすが全校をリードしていこうという子どもたちと思いました。「演説で伝えたことはやる。有言実行・・・」、どの子が当選しても、よりよい竹の山小のために力をつくしてくれることを期待しています。
 今回の選挙では、来年4年生になる3年生が初めて選挙権をもちました。3年生の教室をのぞいてみると、テレビに集中して真剣に演説を聞く様子、テレビ越しに伝えられる投票指示に背筋を伸ばして取り組んでいる様子が印象的でした。公正な選挙をしようと真剣に取り組む態度にとても好感がもてました。
 

2月22日(月) 春めいて・・・

 先週に雪が降ったとは思えないぐらい気温が上がりぽかぽか陽気の日になりました。竹小タイムやハッピータイムの休み時間になると、待っていましたといわんばかりに運動場に出て、明るく元気に遊ぶ子どもたちがきらきらしていました。コロナの緊急事態宣言がまだ続いているということで、「密」が心配になるボール遊びは禁止です。だから遊びは、一輪車・鉄棒・フラフープ・ブランコ・鬼ごっこなどですが、上学年と下学年が一緒に遊ぶ姿、男女混合で遊ぶ姿、上の学年も下の学年も子どもらしく伸び伸びと遊ぶ姿が微笑ましく感じました。保健室の前では縄跳びをしている子どもたちがいました。2年生の子どもたちでしたが、びっくりです。細かい跳躍ですいすい跳んだり、二重跳びや三重跳びを連続で跳んだり、高速のその場駆け足跳びをしたり・・・と驚きました。もっとすごかったのが、自分たちで考えたという跳び方を見せてくれたことです。「わ~た~し さくらんぼ」という声に合わせて、左右にびゅんびゅんと縄を振り回した後に、二重跳びを組み合わせた技です。毎日のように何人かで「縄跳び大会」といって遊んでいると言っていました。また、出会いの広場では、日なたぼっこをしながらのんびりと過ごしている子どもたちもいました。静と動・・・どちらも和やかに過ごす休み時間の子どもたちの姿は、見ているだけで嬉しくなります。
 

2月19日(金) TNY(TakeNoYama)歌謡祭②

 昼の放送を通して行ってきたTNY(TakeNoYama)歌謡祭が今日最終日となりました。5日間の歌謡祭では、1年生から6年生までの25グループの発表がありました。一人でピアノ演奏をする子、1人でパフォーマンスをする子、2人で・グループで歌う子、2人・グループで踊る子など、「すごい」「見事」「上手」「かわいい」・・・どれも見応えがあり、また堂々と発表する子どもたちに感心しました。普段見せていない姿を垣間見ることもでき、その子のよさをさらに感じることができました。また、ひまわり・たんぽぽ・つくし学級は、音楽の時間に練習をした「ミッキーマウスマーチ」の合奏を発表してくれました。子どもと教師とのコラボレーションンのダンス発表もとても素敵でした。最後におまけ発表もあり、〇〇先生のインパクトあるの歌とパフォーマンスに笑いが止まりませんでした。今回の歌謡祭は映像を通しての実施でしたが、エントリーした子も含めて全校の子どもたちが存分に楽しむことができました。コロナの影響で夏の開催はあきらめましたが、今回は方法を変えてでもやってよかったです。今週はいつも以上に給食の時間が待ち遠しかったです。冬休み前から準備を始めてきてくれた放送委員会・・・ありがとうございました。
 

2月18日(木) 雪が降って・・・

 先週の土日のぽかぽか陽気・・・春の匂いを感じましたが、今日は一変!!空気が冷たくて冷たくて・・・。夜明け前に雪が降り、辺りにはうっすら雪が積もっていました。道路には雪が殆どありませんでしたが、学校の門扉の上、運動場、植木には少し雪のつもりがありました。雪は別?寒くっても子どもたちの表情は生き生きとしていて、たくさんの子は大小さまざまな雪玉を手にして校門をくぐってきました。昇降口までの途中、植木や芝生に積もった雪を集めながらゆっくり歩いていく子も多く、年に何回もない雪の日を子どもたちなりに味わっていました。1時限目に3年生が運動場で雪遊びを楽しみ、2時限目にも、残った雪で遊びを楽しむ学級がありました。雪のあるところを探して雪玉を転がし、大きな雪玉にしている子もいましたが、雪が少なく茶色の土がついてしまっても楽しむ様子に微笑ましさを感じました。今の自然現象は、ちょっと昔とは変わってきました。昔のような日本ならではの四季を味わうということが薄れ、異常に暑かったり、異常に寒くて大雪になってしまったり、時期がずれて暑さ寒さを感じたり、また日によって寒暖がジグザクだったり・・・地球の環境の課題にもしっかり目を向けていきたいものです。
 

2月17日(水) Jアラートが鳴ったときの避難訓練

 今日、弾道ミサイル情報などを瞬時に伝えるJアラートの全国一斉情報伝達試験に併せて、日進市はサイレンの試験吹鳴が行われるという連絡がありました。本校校舎屋上にも市内6箇所に設置したサイレンの一つがあります。そこで、この機会にJアラートが鳴ったときの避難訓練を行うことにしました。訓練は、年度当初に確認をしている基本マニュアルにそって、教室にいるときは教室の中央に机を寄せ、机の中にもぐる、体育館にいるときは中央に集まりしゃがんで頭を守る、屋外にいるときは近くの建物に入るか、なければ地面に伏せて頭を守る・・・という行動ができることを目指しました。避難の仕方は難しくはないので、今朝、子どもたちに訓練をすることを伝え、「弾道ミサイルが発射されたときは、こんなサイレンが鳴るんだな・・・」ということを覚え「避難はこうするんだな・・・」ということを学ぶ時間にしました。今回のサイレンは、14秒なって終わりになってしまいましたが、教室で授業をしていた学級は、机を中央寄りに素早く移動させて机の下にもぐり、外で体育をしていた学級は、急いで昇降口から校舎に入り、フリースペースで体を低くして頭を守りました。急な訓練でしたが、どの学級の子どもたちもよく理解をして、上手に避難ができました。でも、こんな避難訓練をする必要がない世の中がいいです。
 

2月16日(火) 令和3年度前期児童会役員選挙に向けて

 令和3年度の前期児童会役員選挙を2月5日(木)に予定しています。この選挙に向けて、2月1日(月)に3~5年生は各学級2名の選挙管理委員を選出し、翌2日(火)から選挙管理委員会の活動が始まりました。3日(水)に選挙公示、12日(金)に立候補者説明会、今日、立候補者の写真付きの画用紙大のポスターが昇降口前のフリースペースに掲示されました。今回は、7人の児童会役員に、全部で14名が立候補しました。選挙運動は昨日から始まり、立候補者は模造紙に取り組みたいことをまとめたポスター見せながら、休み時間に選挙運動に回っています。明日からは、給食後の時間帯を利用した選挙運動も始まり、投票する側の子どもたちは、それぞれの立候補者がどんなことを考えているのかを何度か聞く機会があります。そして、このポスターは、立会い演説会でも使うので、作ったポスターの役割はとても大きいです。今回の立会い演説&選挙は、緊急事態宣言下であるため、3つの学年が集まって体育館で行うことは難しく、テレビ放送で立会い演説を行い、各教室で選挙を行うこととなりました。選挙管理委員の責任は、一段と重たくなります。当日のやり方に関わらず、子どもたちがよく考えて人を選び、公正な選挙を学ぶ機会にすることができたらなと思っています。
 

2月15日(月) TNY(TakeNoYama)歌謡祭①

 今日から令和2年度のTNY歌謡祭が始まりました。放送委員会の企画で、例年は年2回行ってきていましたが、本年度は2月の1回です。児童主催の活動ですが、子どもたちにとっては学校行事と同じぐらい楽しみにしている恒例の行事になっています。「好きな歌を歌ったり、ダンスを踊ったりしてみんなで音楽を楽しむ」「同じクラスの児童や友達を応援したりされたりすることで、つながり感を高める」ことをねらいに据え、これまでは竹小タイムやハッピータイムの休み時間に取り組む行事で、自由参加の形にもかかわらず、発表する人も観覧する人もたくさん集まって行っていました。しかし、今年はコロナの影響で、体育館にたくさんの子どもたちが集まることは困難であるため、発表の様子をビデオで撮影をして、お昼の放送で全校のみんなにみてもらう歌謡祭になりました。今回の出演者は25組・・・毎日5組ずつ映像が流されます。今日は1・2・3・4・6年のグループが発表しました。上の学年も下の学年も、自分から「出たい!」という気持ちでエントリーをしているので、歌も踊りも堂々としていて見事です。テレビ画面で見ているので、一人一人の動きも表情もしっかりと分かり、ビデオ発表もなかなかいいなと感じました。体育館で行うときのように、観客が手拍子で盛り上げて、発表者と観客の一体感を味わうことはできませんが、コロナ禍であっても、子どもたちが楽しみにしている活動を、工夫して行うことができたことを嬉しく思います。今週はTNY歌謡祭週間です。黙って給食を食べる時間も、心の中は和やかになる時間になります。
 

2月12日(金) 北中生小学校訪問

 今日の5時限目に、竹の山小学校を卒業した日進北中学校1年生の学年委員3名が体育館に来てくれて、6年生の子どもたちに、北中学校の紹介をしてくれました。これは、毎年、3学期の期末テスト最終日に行ってくれている行事です。中学進学の不安を少しでも和らげるように、また、中学校入学への楽しみが膨らむように・・・をねらいに行ってくれています。6年生にとっては、とてもありがたい時間です。
 中学校の紹介は、校舎の様子から始まりました。校舎については、竹の山小学校と併設の造りになっているので、だいたいの子どもたちが分かっていることですが、生活エリアを小学校・中学校でしっかり分けているので、具体的な中学生の生活の様子は分からず、北中の紹介はとても意味があります。中学校の日課、中学生らしい身だしなみの話では、小学校とは違って休み時間が短いことや、定期テストの説明に緊張をしていました。また、学校行事の紹介では、小学校よりスケールが大きい行事に興味をもったようでした。部活動の説明もあり、活動時間や部活動の種類も教えてもらいました。質問タイムに「中学生になる前に、小学校でしておいた方がいいことは?」と尋ねると、「テストがきついので、たくさん遊んでおいてください」と嬉しい回答をもらいました。「宿題は多いですか?」の質問には「教科毎に出されるので、小学校より多いです」と回答があり、ちょっと気持ちが締まる様子でした。「人間関係は難しいですか?」の質問には「大丈夫です」とことばが返ってきて、安心した様子でした。会のまとめとして「優しい人がいっぱいの北中です。安心して入学してきてください。すてきな環境で、ぼくたちと楽しい中学校生活を送りましょう。待っています」と、心強いことばをいただきました。会が終わって、6年生のほっとしている表情がとても印象的でした。
 

2月10日(水) ハッピースーパー OPEN!

 本日の休み時間(竹小タイム・ハッピータイム)に、ひまわり学級の横の多目的教室でハッピースーパーがオープンしました。ひまわり・たんぽぽ・つくし学級の子どもたちが、学級園で育てた大根・かぶ・さつまいも・ヘチマのたわしなどを販売しました。生活単元学習の一環のお店屋さんです。この学習には、野菜を育てたり収穫したり、大きさや数・量から値段を考えて値札をつけたり、お勘定をしたり、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と声をかけたりなど、生活科、算数科、国語科(コミュニケーション)の学びの要素が組み入れられています。今日のお客さんは職員で、小銭とエコバックをもってお店に行きました。かごに買いたい物を入れると、まず、商品をエコバックに入れてくれるところを通り、その後にお勘定場のところで支払いをしました。そして、「ありがとうございました」と声をかけてもらって出口のところにいくと、おまけもくれて、「ありがとうございました」を伝えるベルを「ポン」と鳴らしてくれました。他の学年の子どもたちが、ひまわり・たんぽぽ・つくし学級の子どもたちを応援するかのようにお店屋さんを見学をしていて、温かい空気を感じました。ひまわり・たんぽぽ・つくし学級の子どもたちどの子も、自分の役割のポジションで、笑顔でがんばっていることに、何とも言えない嬉しさを感じました。できることがどんどん増えすくすく成長している子どもたちの姿に、大きな喜びを感じます。買った大根は、早速おでんにして食べよう~
 お店屋さんの収益は、また来年のお店屋さんオープンのための苗購入等で使われていきます。毎年の素敵な学習活動になっています。
 

2月9日(火) 「クイズで知ろう!環境のこと」

 今日から、環境・緑化委員会による「クイズで知ろう!環境のこと」が始まりました。植物やリサイクルなどに関する企画への参加を通して、自然および環境への関心を高めるようにすることが取組のねらいです。昇降口前のフリースペースには、低・中・高学年別に、植物(花)やリサイクル、環境問題のクイズが張り出され、その横に答えて応募するボックスが置かれ、休み時間に一生懸命に回答をしている子どもたちがいました。低学年の問題は「紙コップや紙皿はリサイクルできる?」「金色や銀色の折り紙はリサイクルできる?」「牛乳パックはリサイクルできる?」など、身近な物が、ごみになるのか、リサイクルできるのかを尋ねる問題が並んでいて、1・2年生の環境を考えるのにとてもいい問題だなと思いました。中学年の問題には、「人がくらしやすくするために木を切ることはよいか?」「地球温暖化の最大の原因の化学物質は?」「次の内再利用できるものは?」など、高学年の問題には「地球温暖化によって変わったことは?」「ごみを減らすための3Rは?」など、学年別に問題がよく考えられていて感心しました。どの問題も「〇・✖」や3択での答え方なので参加しやすい工夫がされていました。また、これらの問題が、それぞれの学年の廊下にも掲示がされていて、問題を読んだりするだけでも、環境について考える機会になっているように思いました。問題の中で「植物に水をやるのは?①2日ぐらいで1回、②毎日、③土がかわいたら」という問題が目にとまりました。子どもたちの普段の水やりの様子を見ていると、雨が降った後にも水やりをしている姿、温度が上がらず、土がしっかり湿っていても、朝、水やりをする子どもの姿を見かけます。これからは、季節も考えて、花の気持ちになって、花が喜ぶ水やりができるようになるといいなと思っています。
 

2月8日(月) 図書館はいつも人気

 今日も休み時間になると図書館の入口から子どもたちが列になって待っています。コロナの影響で図書館の利用の仕方は、昨年度までと随分違っています。不特定の子どもたちが本に触れることから図書館の入室・退出後の手洗い、館内が密にならないように本棚の前のエリアの人数制限、本は貸し出しと返却のみで館内の自由閲覧はしない、借りた本は家には持ち帰らず学校で読む、利用者は休み時間ごとに学級指定、毎学期の読書週間の中止などなど・・・これまで子どもたちが楽しみにしていたことに、かなりの制限をかけています。それでも、毎日入場制限をかけなければならないぐらいの子どもたちが図書館に足を運んでくれることをとても嬉しく感じています。先日はご寄附により「誠和文庫」も設置しました。早くコロナの心配が減って、子どもたちが楽しみにしていることが存分にできる生活が戻ってくることを願うばかりです。
 

2月5日(金) 昇降口前ホワイトボードから

 本校は全校児童が一つの昇降口を使います。そして、その昇降口を入ったところが広いフリースペースとなっています。だから、子どもたちにお知らせしたいことや啓発したいことを、全校児童が通るフリースペースを活用することはとても有効なのです。今日、今日までの保健委員会の「せいけつチェック強化週間」の結果と、先日終わった給食委員会の「ご飯と野菜をおいしく食べようキャンペーン」の結果がホワイトボードに示されているのが目にとまりました。「せいけつチェック」の結果は、1週間分毎日の学級別の記録が書かれていました。ハンカチ・ティッシュ・つめの点検で、学級全員が〇であった欄には、赤の花まるマークが書かれていました。花まるのない欄は、残念だった人の数が書かれていましたが、その数も随分少なくなってきていました。「パーフェクトのクラスが増えてきました」「コロナが流行っているので、手を洗ったらきれいなハンカチで手を拭こう」「つめが長いと友達を傷つけてしまうよ。そうならないように」など、保健委員会からの励ましのコメントもいいなと思いました。「ご飯と野菜をおいしく食べようキャンペーン」のホワイトボードには、全学級分のパズルが掲示され、7割の学級が見事完成させることができていました。1月の残食は、市内小学校で少ない方から「2位」という結果も目にとまりました。
 本校は、いろいろな委員会がさまざまな企画の活動をしています。「いいな」と感じることは、行った活動がやりっ放しで終わることがないということです。みんなに呼びかけ、みんなで取り組んだ結果がどうであったのかまできちんと活動ができていることに感心します。取組の結果が示されれば、「自分の学級はよかった。よしこれからも・・・」という気持ちも、「だめだ、私たちの学級・・・次こそはがんばらないと・・・」という気持ちも起きてきます。どちらの気持ちも自分たちが伸びていくために大事にした気持ち・・・次につなげるエネルギーになります。
 

2月4日(木) 感謝の会②  5年生 タグラグビー②

〔感謝の会②〕
 今日は、朝の時間帯に感謝の会を行いました。今回は、登校時に子どもたちの見守りをしていただいている地域の方と交通指導員さん合わせて10名の方にお越しいただきました。会の内容は、先日2月2日と同じですが、今回は、登下校でお世話になっている方々への感謝の会ということで、分団の班長約70名が代表児童として参加しました。お招きした方からは、道路に立っていると嬉しい声をかけてくれる子がいること、これからはこんなことにも気を付けてほしいという安全を願うお話、長年登校に付き添ってきたことについてのお気持ち、コロナの中の生活をこんなふうに気を付けていくといいよという応援のお話など、子どもたちに温かなメッセージをいただきました。安全な登下校の仕方については、学校で指導すべきことですが、実際の場面においては、学校だけの力ではとても指導は行き届きません。本校は校区が他の学校に比べて狭いのですが、毎朝、大きな交差点を安全に横断させてくださる交通指導員さん、子どもたちと一緒に正門まで歩いてくださったり、横断の確認をしてくださったりする地域の方に助けていただいています。本当に毎日、感謝の気持ちでいっぱいです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
 計画では、1年生下校に見守ってくださるシルバーの方々をお招きする会も予定していましたが、ご都合の調整が難しくなってしましました。後日、子どもたちのお礼の気持ちを込めたお手紙をお届けさせていただきます。ありがとうございます。
〔5年生 タグラグビー②〕
 外部講師の方の指導で取り組んできた5年生のタグラグビーも今日で4回目、本日が最終回となりました。今日は、少し広めのコートを運動場に取り、4対4のゲームに挑戦!男女それぞれ3チームずつ作り、男女別にリーグ戦を行いました。2チームが対戦、ゲームをしていない1チームは、トライをした人、アシストをした人(トライをするまでパスに携わった人すべて)、タグを取った人を記録に付けていく係を担当し、全員が1時間全参加の形で授業が展開していきました。守る人攻める人を1対1で行うところから順に守り攻めの人数を増やしながら練習に取り組んできたことから、子どもたちはすっかりタグラグビーのルールになれ、今日の守る4人で攻める4人のゲームに、どの子も生き生きとプレーすることができるまでになっていました。また、本時は、ゲームの記録により、トライ王・アシスト王・タグ王の表彰もおまけについていることで、一層やる気を見せていました。男子も女子も、子どもたちの動きから「タグラグビー楽しい!」という声が体から聞こえてくようでした。本校は外部の講師の先生をお招きしてタグラグビーの授業を始めて7年目になります。竹の山のすべての子どもたちが、タグラグビーのおもしろさを味わえることにありがたさを感じます。今年もお世話になりました。ありがとうございました。
 

2月3日(水) 節分・立春

 令和3年の節分は、124年ぶりの2月2日(火)の昨日で、今日3日が立春・・・暦の上では春ですが、寒さがしみる日となりました。昨日は季節行事に親しむということで、職員が鬼になって下の学年の教室を回たので、子どもたちは喜んで紙で作った「豆」をまいて、鬼を追い出そうとしていました。学級によっては、鬼の絵の描いた画用紙に「自分の追い出したい鬼」を書き掲示していました。節分が、自分のことを見つめるいい機会になったと思います。旧暦での1年の始まり・・・自分の中にいる鬼を自分の努力で追い出す年にしてほしいと思います。
 

2月2日(火) 感謝の会①

 毎年2月上旬に、1年間お世話になった方々をお招きして、児童会主催の感謝の会を行っていました。本年度は、コロナの影響で体育館に全校の子どもたちが集まって会を催すことはできず・・・でも、お世話になった方々への感謝の気持ちを伝えることしたい・・・ということで、お招きする方を3日間に分けた形で感謝の会を行うことにしました。会には、代表の児童が出ることになるので、先月19日の昼放送で、児童会役員が感謝の会の趣旨、お世話になっている方々の仕事の内容を伝えた後、お礼のお手紙を書く協力を依頼し、全校で行う感謝の会であることが意識できるようにしてくれました。そして今日の竹小タイムに、体育館で、図書館の運営に当たってくださっている方2名、用務員さん、配膳員さん2名の感謝の会を行いました。今日の会に参加したのは、進行担当の児童会役員、図書委員会、給食委員会の子どもたちです。BGMが流れる中、拍手でお迎えをしました。始まると、代表児童が順に5名の方々にお礼の言葉を伝えました。そして、全校の児童からのお手紙と鉢花をお贈りしました。さらに児童会役員の言葉も伝え、最後に出席をいただいた方2名よりお話をいただきました。今回は、日頃近くでお世話になっている子どもたちが目の前に座っていることで、子どもたちに温かい言葉、励ましの言葉をいただきました。いつもなら、終わりに歌のプレゼントをするのですが、今年は残念です。縮小型の会となりましたが、子どもたちなりに精一杯の気持ちを届けさせていただきました。いつも本当にありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。
 

2月1日(月) 廊下を歩こう習慣

 今日から2月・・・新しい年を迎えてもう1か月が過ぎました。コロナの恐しさは収まることもなく、感染者は世界で1億人を超えたとニュースで知りました。この数字は、全世界の人口からみると、70人に一人が感染している割合となっています。引き続き予防の行動をきちんとできるよう気を引き締めて過ごしていきたいと思います。
 さて、多くの学校で、学校生活の子どもたちの課題として「廊下歩行」があります。これまでにも、保健委員会や生活・安全委員会がきちんと歩けるよう啓発に取り組んでくれていましたが、今日から再び、生活・安全委員会による企画「廊下を歩こう習慣」が始まりました。「週間」ではなく「習慣」という文字を使っているところに、習慣化「いい癖つけよう」の気持ちを感じます。今回の企画は、1か月に渡って行われます。①毎日お昼の放送で呼びかける、②各ポイントに生活委員会が立ち呼びかけるという、粘り強く啓発を続ける活動となっていますが、②の各ポイントに立っている生活・安全委員会の子どもたちが、一人一人、クイズを書いた画用紙を持っていて、歩いてくる子を立ち止まらせて、クイズに答えさせながら落ち着かせていくという工夫をしていました。なかなかのアイデアだと思いました。また、今日から1週間、保健委員会のせいけつチェックの強化週間も始まりました。今週は、全校でよりよい生活を意識する1週間になりそうです。
 

1月29日(金) ご飯と野菜をおいしく食べようキャンペーン②

 18日(月)から始まった給食委員会企画の「ご飯と野菜をおいしく食べようキャンペーン」が、本日最終日となりました。「ご飯と野菜の残食を減らしたい」という願いで取り組んだ活動です。ご飯・野菜・汁物で残食がないときに、それぞれ1シールをゲットでき、そのシールの数でパズルのピースが一つもらえ、各学級が2週間でパズルの完成をめざしました。1年生は野菜かご飯シールどちらか1枚で1ピース、2・3年生は野菜とご飯のシール2枚で1ピース、4~6年生は野菜・ご飯・汁物3枚で1ピースと、学年ごとにピースゲットの難度は異なっていました。最終日の結果は、全学級の7割の学級がパズルを完成させました。ちょっとした取組で、よく食べて残食を減らす意識を高めることにつながったように思います。世界的にも食品ロスが大きな問題になっています。そして、テレビから日本では1日1億個のおむすびが捨てられていることを知りました。キャンペーンは終わりましたが、これからも残食を減らす食の課題に、自分にもできることをして生活してほしいなと思います。
 

1月28日(木) 伸びゆく子教育作品展

 伸びゆく子教育作品展は、市内小中学校の特別支援学級に在籍する子どもたちが、健やかに成長している様子を地域の方々にも見ていただくということもねらいの一つにして開催される作品展です。今回で41回・・・41年続いている作品展です。今年は、昨日の1月27日(水)から市民会館で開催されています。13校の子どもたちが一生懸命に制作したさまざまな作品が学校ごとに展示されています。竹の山小学校は、15名の子どもたちがこれまで授業で取り組んできた作品を出品しました。どの作品も、個々の子どもたちのもっている力を伸ばす作業を組み入れて仕上げています。ちぎり絵、お話の絵、習字、自分の顔(絵画&工作)、張り子の鬼など、作品を額に収めたり、今流行の「〇〇の刃」の有名は柄の布を台に敷いて張り子の鬼を並べたりして、子どもたちの作品がより引き立っていました。どの作品を見ても、子どもたちの懸命さと、心の明るさ豊かさが伝わってきます。また、毎年行われる作品展をただることで、子どもたちの確かな成長も感じます。子どもたちのがんばる姿は、本当に嬉しいものです。
 作品展は2月3日(水)まで開催されています。会場は市民会館になりますが、ご覧いただけましたら嬉しいです。
 

1月27日(水) 4年生 タグラグビー②  本の寄贈

〔4年生 タグラグビー②〕
 4年生は、2回目のタグラグビーの授業がありました。今日の講師の先生は3名です。昨晩かなり雨が降ったことで、運動場で行うことは難しく、やむを得ず換気に十分留意して体育館で行いました。授業のはじめに、先週学んだどろぼうさん側(攻める側)、おまわりさん側(守る側)、トライのルールを確認して、今日の学習に入りました。今日は「2対2」のゲーム・・・・それに向けて、先回の内容にはなかった「パス&キャッチ」の練習をまず行いました。楕円形のボールを転がす、1バウンドパス、回転をかけて投げるパス練習を二人1組で行い、ボール慣れをしました。「2対2」のゲームは、5年生で行う「4対4」「5対5」のゲームのベースになるルールや動きが詰まっているとのことで、2人での攻め方、2人での守り方の動きと追加の攻防のルールを、言葉とスローモーションの動きで、分かりやすく丁寧に教えてくださいました。そして、今回は、攻める側の練習をしっかりするために、攻める側は、「自分のタグが取られるまで攻め続け、タグが取られたら仲間へのバックパスをし、パスを送った後に、取られたタグを手渡しで返してもらう・・・そして、テンポよくゲームを進めるために1ゲーム10秒という約束で・・・」そんな練習を繰り返しました。男子も女子も取り組みが積極的で、動きのよさに、講師の先生が感心してくださいました。4年生は2時間の授業でタグラグビーの授業は終わりです。この続きは5年生になってからとなりますが、タグラグビーの学習の導入での気持ちの高まりが、5年生のタグラグビーが楽しみでしょうがない・・・という気持ちに膨らませていると思います。
〔本の寄贈〕
 市内の企業の方から、竹の山小学校にご寄附のお話がありました。とてもありがたいお話でした。それならば、子どもたちの目に触れて、子どもたちが使える品物がいちばんいいね・・・ということで、本をいただくことにいたしました。本校は、開校して8年目、他の学校に比べて新しい本がそろっています。でも学校の規模に対しての蔵書数が基準ぎりぎりであり、図書館の担当者が「次はこんな本があったらいいね」「この本の数 増やしたいね」「〇〇の本はだいぶいたんできたね」・・・など話していたので、職員も喜んでいます。いただいた本は、棚の一部に寄贈本のコーナーをつくって配架し、子どもたちが自由に閲覧できる形を考えています。今回いただいた本は、図鑑と歴史の本など、12セットです。今日の午後、企業の方から本校への本の贈呈と、教育委員会から企業の方への感謝状贈呈の会がありました。子どもたちは参加できなかったので、子どもたちが書いたお礼のお手紙を企業の方にお渡しいたしました。新しい本に子どもたちが喜ぶ顔が目に浮かびます。大事に大事に使わせていただきます。本当にありがとうございました。
 

1月26日(火) 緊急事態宣言下での生活

 愛知県にコロナ感染症の拡大を抑えるために緊急事態宣言が発令されて2週間が過ぎようとしています。日進市においても毎日感染者が増加する報告がなされていて、いつだれが感染してもおかしくない事態の中での生活となっています。4・5月に宣言が出ていたときは臨時休校の対応であったことを考えれば、2学期まではできていた教育活動のいくつかを控えることも当たり前のことと、子どもたちも我慢の生活についてきています。子どもたちにとって一番制限がかかっているのは、休み時間の過ごし方です。一輪車・フラフープ・短縄跳び・竹馬・固定遊具の遊びは可能とし、蜜を回避しづらいボールを使った遊びの禁止としています。室内でも短時間のカードゲームもストップし、晴雨に関わらず、毎休み時間にはビデオを流して(放送委員担当)、休み時間が「楽しくない」とならない工夫をしています。その上に「共有の物に触れたとき、友達と遊ぶ前後は手を洗おう」を保健目標にし、「密に気を付け、マスクをつけよう」を生活目標として、予防の呼びかけも強めています。授業においても、宣言解除までは、短時間のグループ活動も仕組まないように留意し、音楽ではリコーダーや鍵盤ハーモニカを吹く学習を控えることにしました。
 コロナ感染症の予防策の一つに「ソーシャルディスタンス」があります。1学期も2学期も、予防への取組意識が全校の5割程度(自己評価結果の集計による)と、まだまだ身に付いていない残念な状況にありました。コロナウィルスが飛んでこない人との距離をとることは、自分の体を守ることに大切な方策です。この緊急事態宣言下の機会に、より意識をさせ、よい癖が身に付けられるようにしていきたいと努めています。
 決して油断はできませんが、現在、風邪症状等で欠席する子どもが2学期以上に少なく、家庭での健康管理がきちんとなされていることに感謝しています。安心して生活できる日が早くきてほしいと願うばかりです。
 

1月25日(月) 友達との大事な心の距離

 道路を走る車と車の車間距離は、事故が起こらないようにするための大事な距離です。また、今は、コロナ感染症の拡大防止策の一つにソーシャルディスタンスが強く言われていますが、これは、コロナのウイルスが飛んでこないように自分の体を守るための人との距離です。何かと何かの距離・・・生活の中には、大事な距離があるものです。
 今日の朝会では、「友達」をテーマにした話がありました。友達には、①一緒に行動することになった、活動することになった仲間・・・そういう友達、②一緒に遊びたい、一緒に行動したという自分の気持ちで一緒にいる友達、③自分の悩みを相談できたり、沈んだ気持ちを和らげてくれたり、嬉しいことを一緒に喜んでくれるような、心でもつながっている友達などの形があるように思います。②は仲よしの友達、③は親友という友達なのかなと思います。でも友達の中でも、この前まではすごく仲がよかったのに、最近はそうでもなくなった・・・など、仲のいい友達が変わっていくこともあります。「気持ちが合わなくなった」「行動が合わなくなった」ことも理由の一つですが、「友達との心の距離が近すぎて・・・」が原因になることもあります。それは、仲がいいことに安心して、相手の気持ちを考えないようになったり、失礼なことも、知らず知らずのうちに平気でしてしまったりすることが起こりうるからです。そんなことが重なれば、だんだん一緒にいたくない、離れたい友達になってしまいます。そこで、そんな残念なことにならないように・・・そんな意味を込めたことわざ「親しき仲にも 礼儀あり」の話につながっていきました。どんな親しい友達であっても、礼儀を忘れないぐらいの心の距離をとることは、大事なこと・・・ということわざです。礼儀を忘れないぐらいの友達との心の距離は、友達とのいい関係を長く続くようにさせてくれるものです。気持ちよく「ともに生きる」ためにも、大人になってもずっと覚えていてほしいことわざです。今の自分と友達との心の距離・・・だいじょうぶでしょうか?見つめてみましょう。
 

1月22日(金) 6年生 いのちの教育

 今日6年生は、瀬戸市の産院に勤務されている助産師さん2名を講師にお迎えして、「いのちのお話」をうかがいました。日進市・長久手市・東郷町・豊明市の4市町の小中学校では、小学校1年生から中学校3年生までの9年間、どこの学校でも同じ内容の「いのちの教育」を系統的に学ぶことができるよう、養護教諭が中心になって整えられています。今日の授業は、思春期の体の変化から始まり、卵子と精子が感動的に出会う様子からはじまるDVDを視聴していきました。受精卵は0.1mmほどで、2か月になると胎児は小豆ぐらいの大きさに育っていき、3か月では30gほどの重さまで育ち、心臓の動きも見えてくるようになっていました。5か月になれば、指や鼻の穴、目、口、耳も分かるようになります。どんどん育っていく胎児は、お母さんからへその緒を通して、栄養や酸素をもらっているからで、胎児にいらなくなった物は、へその緒を通してお母さんに戻されていくのだそうです。6か月ぐらいで、性別もわかるようになり、10か月に入ると、胎児は生まれたくなると子宮を縮め、自分で生まれる日を決めて生まれてくるのだそうです。CGで制作された実に神秘的な誕生までの映像に、子どもたちはじっと見入っていました。講師の先生からの「いつごろになったら、赤ちゃんを産んでいいのだろう・・・?」という質問には、子どもたちはうまく答えられませんでしたが、「体の準備ができればだけでなく、自分の心の準備や育てられる環境の準備ができて、お金や育てる力もあって、一人の大人として自信がもてて、大好きな人と命のバトンがつなげられるといいね」の講師の先生のことばに、しっかり耳を傾けていました。
 今日は命の誕生の学習をしましたが、今は赤ちゃんを産まない選択をする人もいることも教えていただきました。多様な生き方にもふれながら、子どもたちに自分らしい幸せの形を見つけてほしいというメッセージもくださいました。これからもずっと「自分を大事にできる子」に育ってほしいと願っています。
 

1月20日(水) 4年生 タグラグビー①

 今日は4年生のタグラグビーの授業がありました。4年生のほとんどの子どもたちは、今日初めてタグラグビーというスポーツに取り組みました。第1回目の授業ということで、授業での約束(①話をよく聞く、②移動は早く、③楽しく元気よく)をしっかり確認するところから始まりました。講師の先生とも初めて対面するので、興味深く講師の先生の自己紹介に耳を傾けていました。授業のはじめは昇降口前のフリースペースで行い、タグラグビーはどのようなゲームであるのか、どのように点が入るのかなど、丁寧な説明をうかがい、イメージをもちました。これまで4年生のタグラグビーの授業は、タグ取りゲームや宝取りゲームなど、タグの取り方や守りをかわして攻める感覚を学ぶタグラグビーの導入的な活動が中心でしたが、今年度は「密」を回避する指導ということで遊びゲームを行わず、昨日5年生が行ったのと同じ1対1の活動からいきなり入りました。しかし、子どもたちの反応や動きは予想以上に活発でした。細かなルールも、これも昨日同様、守る側(おまわりさん)・攻める側(どろぼうさん)のルールを段階を追って教えていただいて動きに生かし、ほぼほぼ5年生と同じぐらいの活動をすることができました。授業を終えて教室に戻る子どもたちの表情は、とても明るく満足げでした。「楽しかった」「面白かった」というつぶやきも耳に届きました。4年生は、講師の先生に教えていただくタグラグビーは2時間です。次回(来週)は、2対2のゲームに挑戦をします。
 授業の中で、子どもたち自身もソーシャルディスタンスを意識して取り組んでいました。お互いが気を付け合う様子にも感心しました。
 

1月19日(火) 5年生 タグラグビー①

 体育の学習のボール運動では、ネット型ゲーム、ベースボール型ゲーム、ゴール型ゲームなど、さまざまな形のゲームに取り組みます。本校では、4・5年生のゴール型ゲームとして、ニュースポーツのタグラグビーに取り組んでおり、この授業の指導を、ここ数年、市内在住の専門家の方に依頼しています。今日から5年生のタグラグビーの授業が始まりました。しかし、コロナ感染症拡大により愛知県に緊急事態宣言が発令されている状況であることを鑑み、コロナ感染予防に配慮した指導をお願いすることにしました。初日の授業の導入は昇降口前のスリースペースで行い、活動は、体育館ではなく運動場とし、コートを広めにとるようにしました。授業の前に、子どもたちがタグを2本付けたベルトを腰に巻き付けていました。その様子から今日から始まるタグラグビーを楽しみにしている気持ちが伝わってきました。4年生で経験をしているので、授業は、6つの班に分かれて、1対1の活動から始まりました。1対1は攻める側と守る側です。攻める側は、タグを取られないように守りをかわしてゴールラインを体ごと通過し、立った姿勢でボールを地面につけることができたらトライが成功です。まずこの練習を繰り返し行いました。次の集合では、守る側のルールを確認しました。タグは、自分に近い方のタグをとるということ、タグを取ったら、タグを上に上げて「タグ」と声を上げ、タグを取ったことをアピールすること、取ったタグは、相手に手できちんと返すことなどです。ルールが分かるとゲームに活気が出てきました。3回目の集合では、攻める側のルールの確認がありました。タグをとられないように体をくるくる回してせめていくことは反則、おしりがゴールラインに向いたら反則、タグを取られないように手や体やボールを使って相手に触って防御したら反則であることを学びました。今日のルール確認が、今後の授業の展開の鍵になってくると思います。〇対〇の人数を少しずつ増やして、ゲームにつなげていくそうです。鬼ごっこの「泥棒と刑事(どろけい)」をルール付きで行うイメージで教えてくださるので、子どもたちは、難しくないスポーツと感じているようです。5年生は各学級4時指導をいただきます。ゲームの楽しさを味わってほしいです。
 

1月18日(月) ご飯と野菜をおいしく食べようキャンペーン①

 緊急事態宣言が発令され、朝のあいさつ運動を中断することにしました。いつも子どもたちがつくってくれているあいさつロードがなく静かな登校風景ですが、この状況とコロナの大変なときとであることをしっかり重ね、感染防止や拡大防止の意識を一層高めてほしいと思っています。
 さて、今日から給食委員会による「ご飯と野菜をおいしく食べようキャンペーン」が始まりました。期間は29日(金)までです。毎月、給食センターから給食の残食状況のお知らせがあります。市内の小学校の中では、竹の山小学校は、残食は少ない方に入っていますが、以前に比べると、主食も副食も増えている傾向にあります。そこで、給食委員会が今回のキャンペーンを計画してくれました。毎日の残食なし調べで、1日3枚のシール(ご飯・野菜・汁物)のうち、ご飯と野菜にシールが貼ってある学級に、パズルの1ピースを渡していく取組です。8ピースで絵が完成することになっていて、完成できた学級は、昼の放送で発表していくようです。ちょっとした工夫で食べようという意欲が増していくといいなと思います。コロナの感染が心配な日々ですが、マスク着用・手洗い・ソーシャルディスタンスの予防策に加えて、感染しないようにするために、自分の免疫力を落とさないこともとても大切と言われています。しっかり食べてよく寝る・・・。コロナ感染防止のための「しっかり食べること」が、給食委員会の取組とともに心にとめる機会になっていってほしいです。
 

1月15日(金) 器具庫ピカピカキャンペーン

 12月の代表委員会で体育委員会から提案された「器具庫ピカピカキャンペーン」が今週から始まりました。「器具庫の中が、一輪車と竹馬が散らばってきたない。みんなにきれいに片付けてほしい」というのが提案の理由でした。キャンペーンが始まって1週間・・・今日の竹小タイムに器具庫をのぞいてみると、気持ちがいいぐらいすっきりと整頓されていました。月曜日の給食の時間に、体育委員が各クラスにポスターをもって片付け方(片付け場所や片付けるときの整え方など)の説明にいき、器具庫の壁には、片付ける場所のレイアウトの写真や、いい片付け方、よくない片付け方のポスターが貼られていました。本校はチャイムが鳴らないので、休み時間終了5分前ぐらいになると、子どもたちは片付けを始めます。一輪車や竹馬だけでなく、ボールやフラフープを丁寧に戻して帰っていく子どもたちに好感をもちました。一輪車は、本体に色のビニルテープが貼られていて、色ごとに棚に掛けるよう、体育委員の子どもたちが声をかけていました。毎週金曜の昼の放送で、1週間の片付けが残念だった台数が発表されていきます(本日もありました)。残念な台数が減ることを目標に、みんなで使うものは、みんなで気持ちよく使えるように、整理整頓のいい癖を身に付けていってほしいと思います。この癖で、すっきりと整頓された体育器具庫に保てるようにしていきたいものです。
 

1月14日(木) ヘルピータイム

 3学期に入り、学期始めの発育測定に併せて、今回も養護教諭によるヘルピータイム(ミニ保健指導)がありました。1月のテーマは「栄養・食生活」です。2時限目に保健室をのぞくと、3年のヘルピータイムをしていました。「朝ごはんで元気をチャージ」という学習です。3年生は2学期に、給食センターの栄養士さんからも、朝ごはんについての食の指導を受けましたが、今日の指導により、より朝ごはんの大切さが分かったのではないかと思いました。指導は「脳の朝ごはん」という紙芝居を通して行われていました。「脳」の立場からの話です。「脳」は大食いで、しっかり働くためにたくさんの栄養が必要であり、寝ているときも休みなく栄養が送られているようです。でも、朝、目を覚ます頃になると、送られる栄養がなくなり、早く朝ごはんを食べてもらわないと働きが悪くなってしまう・・・と困るのだそうです。それは、朝ごはんで①うんちのスイッチ(体の中のかすを出す)、②脳のスイッチ(勉強をする)、③体のスイッチ(動きやすくする)の3つのスイッチを入れるためです。このスイッチはとても大事なスイッチで、スイッチが入らないと、イライラしたり、勉強中にぼんやりしたり、あくびがでたり、お昼にどっと食べて太りやすくなったり、疲れやすくなったり、病気になりやすくなってしまします。この難しいメカニズムを、数枚の紙芝居でとても分かりやすく教えてもらっていて、朝ごはんの役割と食べることの大切さが、どの子にも理解できていたと感じました。そして、朝ごはんを美味しく食べるためには、早寝&早起きに加えて、食べる前に水で顔を洗ったり、体操をしたり、お手伝いをしたりするなど、少し体を動かすことが大切・・・ということも学んでいました。さまざまな機会に、朝ごはんについて学習することで、朝ごはんの大切さをしっかりインプットし、「きちんと食べなければ・・・」という意識を高めて実際にそうできるようにしてほしいと願っています。
 

1月13日(水) 6年生 戦争体験を聞く会

 日進市の非核平和都市宣言関連事業として、毎年この時期に、子どもたちが戦争体験者から直接体験談をうかがい、戦争の悲惨さを知り、平和の大切さについて考える機会を設定しています。本年度はお一人の講師の先生をお招きして、6年生各学級で1時間の授業の中で「戦争体験を聞く会」を計画しました。
 お招きした講師の先生は、現在、岩崎町に在住、東京大空襲があった昭和20年3月には、東京の六本木に住まわれていたそうです(小学校4年生)。お話は、①東京大空襲はどんな空襲であったか・・・②その時私は・・・の2つの内容でした。東京大空襲では、8km四方の住宅密集地に33万発の焼夷弾が落とされ、焼け野原になってしまったのだそうです。焼夷弾とはどういうものなのか、焼夷弾が起こす火事の恐ろしさ、焼け野原となった東京の様子などについてお話がありました。この空襲で民間人の約9万5千人が亡くなり(1/3が焼死、1/3が水死、1/3が窒息死)、この数は、現在の日進市の人口に近い数ということに驚きました。焼夷弾の模型や悲惨な様子の写真や絵で、大空襲の様子を分かりやすく丁寧に教えてくださいました。その大空襲で、講師の先生の家は、幸いにも焼けることはなかったそうですが、家の前のアパートの屋根が焼け、のちに家が崩れ落ちた様子を目の当たりにされたそうです。家が崩れ落ちると、その反動で木が跳ね上がり、火事がどんどん広がっていったのだそうです。戦争に関わることは、歴史の事実として資料や映像で学ぶことはありますが、体験された方ご本人からうかがえることは、「戦争はあってはならない」気持ちをより強くさせると感じました。貴重な学びの時間となりました。
 

1月12日(火) 学力テスト

 三連休明けの今日も、とても冷え込む日となりました。コロナも心配、風邪も心配、インフルエンザも心配・・・一人一人が予防策をきちんと実行し、免疫力を落とさないようにするために睡眠と食事をしっかりとることで健康管理に心掛けたいものです。
 令和2年度は5月下旬に学校を再開し、休校のため学習ができなかった内容を、再開以降にどんどん進めてきました。コロナの予防のためのガイドラインを踏まえて、グループでの話し合いやグループ活動を極力組み入れないで前向き一斉授業で指導に当たってきたこともあり、本年度の未履修の学習を年度末には「なし」にできる見通しを立てています。これまでと異なる学習条件の中ですが、年に1回の学力テスト(標準テスト)を行いました。今日学力テストが実施できたことは、履修状況も例年と同じぐらいの進度になってきたということでもあります。学力テストは2~6年生で実施し、2時限目に国語、3時限目に算数に取り組みました。テスト中に廊下を歩いていくと、どの教室からも物音一つ聞こえませんでした。いつもの単元終了後に行うテストと違い、問題用紙が冊子のようになっていて、答えも別の解答用紙に書き込まなければならないこともあり、子どもたちの真剣さと緊張感が扉越しに伝わってくるようでした。今回のテストの結果は、昨年度まで以上に指導の成果が気になるところです。結果から見出された課題は、指導にしっかり生かしていくよう努めていきたいと思います。
 

1月8日(金) 3年生 体育の授業

 昨日と今日は、体の芯まで冷えてくる寒い日となりました。でも子どもたちは元気です。5時限目に運動場から楽しそうな声が聞こえてきました。3年生がサッカーの授業をしていました。サッカーといっても、対面にゴールが設置されている形のゲームではありませんでした。楕円形のような形の周囲上に、等間隔でコーンで作ったゴールが3つセットされているコート(2コート)を使っての授業です。3つのコーンのゴールには、3分の1ずつの子どもたちが並んでいました。ボールが楕円の中央に転がされていくと、各コーンから一人ずつ3人の子どもたちがボールを目指して走ってきてゲームが始まり、敵2人をうまくかわしながら、自分のいたゴール以外にシュートしたらゲームが終わります。そのゲームを順に次々と繰り返していました。動きが難しくないこと、どの子も同じような運動量でゲームができること、順番がすぐに回ってくること、密にならないようにゲームが楽しめることなど、なかなか工夫したサッカーのやり方だなと思いました。指導する側は、あまり体育は好きではないと思っている子や、技能が高くないと感じている子が、「楽しかった!」とつぶやいてくれるような体育の授業ができたらなあ・・・といつも考えを練っています。今日の体育は、きっとみんな楽しかったと思います。こういう気持ちが、次の体育の授業を楽しみにさせていくのだと思います。
 

1月7日(木) 3学期 始業式

 2021年 令和3年・・・新しい年を迎えました。1年のまとめの学期・・・3学期のスタートです。
 令和2年度は「ともに生きる」をキーワードとした課題に全校で取り組んできています。1学期は、コロナに負けないで、みんなが安心して生活するための3つの行動を約束しました。2学期は、自分と友達の違いに、「いいね」って感じる心を育てよう・・・これを課題にしました。3学期も、気持ちよく「ともに 生きる」ための大事な力をさらに付けてほしい・・・そんな思いで課題を子どもたちに伝えました。
 3学期の課題のキーワードは「通い合う心と心」。一緒に生活している人たちの心と心が、心地よくいったりきたりするような、そんな人との関わり方ができて「ともに生きる」ことを大切にして生活してほしい・・・そんな願いを込めています。しかし、心がいったりきたり、気持いったりきたりする様子は、目でみることはできません。でも、心や気持ちをことばに込めてきちんと相手に伝えたり、伝えられた相手は、受け止めた心や気持ちに、ことばできちんと返したりすることで、心の通い合いを感じることができます。そこで、3学期は『心が通う5つのことばを、当たり前に使えるようにしよう』・・・これを課題にして、竹の子たちのさらなる成長を期待したいと思っています。
 心が通う5つのことばとは・・・
『あいさつのことば』
 「おはよう」と言ったら「おはよう」ってあいさつが返ってきた。心が通った気持ちになります。
『お礼のことば』
 「ありがとう」って伝えたら「どういたしまして」ってことばが返ってきた。心が通った気持ちになります。
『あやまることば』
 「ごめんね」って伝えたら「いいよ」ってことばが返ってきた。心が通った気持ちになります。
『認めることば』
 「いいね」って伝えたら「ありがとう」ってことばが返ってきた。心が通った気持ちになります。
『寄り添うことば』
 「だいじょうぶ」って伝えたら「心配してくれてありがとう」ってことばが返ってきた。心が通った気持ちになります。
 誰もが、誰に対しても、5つのことばを当たり前のことばとして使える子になってほしいと願っています。
 3学期のキーワードは「通い合う心と心」。人と人との間に温かみを感じる「ともに生きる」形をつくっていくことを目指します。