臨時休校から始まった令和2年度・・・1学期はわずか2か月ほどでしたが、今日の終業式を迎えました。
コロナの影響で、「密」にならないようにするために、グループでの活動や学習が減り、つばが飛びやす給食のときのおしゃべりストップ、休み時間も友達とちかより過ぎない、大きな声でおしゃべりはしないなど、約束が増えつまらないと感じることが多かった1学期だったと思います。でもそんな状況であっても、学校のために、みんなのために活動する高学年による委員会活動が、とてもいいなあ・・・と感じました。これまでの「今日の竹の子たち」の記事にも掲載しましたが、保健委員会の「せいけつチェック」、広報委員会の「新しい先生の紹介「各学年の新聞」、体育委員会の「体を動かす楽しさ 熱中症予防のお知らせ」、生活・安全委員会の「廊下歩行の呼びかけ」、美化委員会の「ピカピカ週間」、環境・緑化委員会の「モーモーキャンペーン」、図書委員会の「おすすめの本の紹介」「低学年への読み聞かせ」、総務委員会の「1年生への学校クイズ」「委員会紹介」など、2か月の間にこんなにもたくさんの活動がありました。企画する高学年は、いつも以上のアイディアで取り組んでいて、全校のみんなからは、どの活動にも協力している・協力しようとしているという姿を感じ、それが「すごく いい・・・」と思いました。コロナの影響で窮屈なことがたくさんあっても、子どもたちの「よりよく生活したい」という意識は変わらず、「コロナは怖いけど がんばれることは いろいろある・・・」ということを見せてくれました。それが、何とも嬉しかったです。
コロナの渦の中であっても、気持ちよさを感じて1学期を終わることができる・・・学校を再開したころには、想像もしていませんでした。子どもたちは本当によくがんばりました。
明日からは3週間の夏休みに入ります。臨時休校期間とは異なり、楽しみを味わう長期のお休みです。でも、コロナの感染の心配が膨らんできています。安全な生活があってこそ、楽しさが味わえます。だから、子どもたちが安全な生活をするための知恵をいっぱい働かせて、行動してくれることを願いたいです。そして、8月25日には、にっこり・元気に子どもたちと会えることを楽しみにしたいです。
保護者の皆様には、どんな状況のときにも学校の考え方にご理解いただき、ご協力をいただけましたことに深く感謝しております。ありがとうございました。