日誌


2021/01/26

【南小】郷土愛を育む

| by 南小学校管理者


 「全国学校給食週間」の期間中は、日進市内や愛知県で採れた農産物や郷土料理が給食に入っています。昨日は、愛知県の郷土料理「大根葉ごはん」と愛知県で獲れたイワシのつみれが入った「愛知のつみれ汁」が献立にありました。
 今日は、愛知県の郷土料理「きしめん」と東海地方独特の八丁味噌でサバを煮込んだ「さばの八丁みそ煮」、愛知県の銘菓「ういろう」が出ました。また、「プチヴェールのサラダ」には日進市で採れた野菜(プチヴェールとアレッタ)が入っていました。
 八丁味噌等の赤味噌が当たり前の環境で育ってきた私は、大学時代に初めて白味噌に遭遇したとき、その見た目と味にびっくり仰天しました。そして、大好物の「きしめん」や「ういろう」が全国区でないことなど、地域による食文化の違いを学びました。その中で、自分にとっての常識が他地域では必ずしもそうではないことを痛感しました。しかし、数年前から「名古屋めし」が全国的にブームになっており、「味噌煮込みうどん」「味噌カツ」等で赤味噌の知名度や人気も上がっています。赤味噌一番の私にとっては、本当に喜ばしいことです。
 自分たちが住んでいる地域の食文化に親しむことは、郷土愛にもつながっていくと思います。「全国学校給食週間」中に、日進市内や愛知県で採れた農産物や郷土料理を出す企画は本当に素晴らしいと思います。他地域から転入してきた南っ子にとって、この企画が愛知県・日進市の食文化に慣れ親しむきっかけになることを願っています。