いよいよ明日は終業式、
今年度最初の通知表が一人一人に手渡しされます。この通知表は、およそ2か月間の臨時休業後に通常登校が始まった
1学期と2学期を総括した内容となっています。本ブログでも度々触れているように、今年度から新しい学習指導要領のもとでの学習が始まっています。学習指導要領とは、各学年で学習する目標や内容が示されている国の基準です。そして、この
新学習指導要領が全面実施されたことに伴い、評価の観点が変わりました。 メール配信(12/14)の文中にも記されていますが、
各教科の観点別評価が4観点(国語のみ5観点)から全教科3観点に改められました。3観点とは
、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」です。それぞれの観点の主な内容は、明日、通知表と共に配付される「通知表について」という文書に記載されています。是非、ご一読ください。
新学習指導要領では、子どもたちに、社会に出てからも学校で学んだことを生かせるよう、
「三つの力」をバランス良く育むことを目指しています。「三つの力」とは、
「実際の社会や生活で生きて働く、知識及び技能」「未知の状況にも対応できる、思考力・判断力・表現力など」「学んだことを人生や社会に生かそうとする、学びに向かう力、人間性など」です。この「三つの力」は、それぞれ各教科の3観点と合致しており、目指すものと評価が分かりやすくなりました。
明日の通知表が本当に楽しみですね!
※新学習指導要領については、
「小学生の保護者の方へ 新しい学習指導要領」に分かりやすくまとめられています。6月頃、全家庭に配付したのもです。下線部をクリックするとそのサイトに移動します。