昨日話題にした、
女子シングルスで石川佳純選手が2020年東京五輪代表を確実にしました。
1回戦で世界女王の劉詩ブン選手に0―4で敗れました。
負けたあと「悔し涙」と「ホッとした表情」が印象的でした。
その直後、同じ卓球台で初出場を目指した平野美宇選手が1―4で王芸迪選手に敗戦。
選考ポイントで「たった135ポイント差」でリードしていた石川選手が、伊藤美誠選手
に続く2枠目の選考基準を満たしました。
平野選手も「悔し涙」を流していましたが、他人のせいにはせず「自分自身の気持ちの弱さ」
「自分自身の好不調の波の大きさ、気持ちの揺れの大きさ」を反省し、次を見据えていまし
た。さすがです!
石川選手は3大会連続の五輪出場となりますが、五輪代表が確実となった直後、すぐに
平野選手を思いやった発言を!!
「今はうれしい気持ちもすごくあるし、最後まですごく厳しいレースをして、美宇ちゃんも
ずっと苦しいレースをしたと思う」。そして「シングルスに出るということは、出れなかった人
もいる。その分も頑張らなきゃいけないなっていう責任も感じてます」
と表情を引き締めました。さすがです!
そして、石川選手はこの3年、年下の選手からも謙虚に学んできました。
平野選手、伊藤選手も8学年下ですが、2017年にアジア選手権を制した際には
「打球点の高い高速卓球」に大きな刺激を受けました。
今年9月からは五輪を見据え、ダブルスも本格的に平野選手と組むようになりました。
「勉強になることが多くて、すごく成長させてもらった。五輪はやっと、日本選手同士で
争わなくていい。(選ばれれば)美宇ちゃんとも力を合わせて最高のプレーがしたい」。
とライバルへの敬意と感謝を込め、共闘を願っていました。
さすがです!!