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2020/02/10

2月10日(月)心の隙?

Tweet ThisSend to Facebook | by 日進中学校管理者
かつて、日本の柔道界に「怪物」と言われる「山下泰裕選手」がいました。
1977年10月の日ソ親善試合から1985年4月の「全日本選手権」優勝
を最後に現役を引退するまで、約7年6ヶ月の間に「203連勝」を記録した
(途中、引き分けを7回はさんでいる)選手がいました。
先日、「IOC委員」に選ばれたレジェンドです。
同期間内に「全日本選手権9連覇」も達成し、ロサンゼルスオリンピック
「金メダリスト」です。
この「203連勝」は柔道における最多連勝記録であると、2019年
に「ギネス」によって認定されています。
その山下選手以来の「柔道界の怪物」がテディ・リネール選手です。
柔道界最強とも言える男子最重量級の100キロ超級で五輪2連覇中です。
そのテディ・リネール選手が9日のグランドスラム(GS)パリ大会で
約10年ぶりに敗れました。
国際柔道連盟によると「154連勝中」だったそうです。
その絶対王者を破ったのは日本の「影浦選手」愛媛県出身です。
先ほどのロサンゼルス五輪男子無差別級金メダルの「山下泰裕選手」、
2000年シドニー五輪男子100キロ級金メダルの「井上康生選手」、
を輩出した名門・東海大に進み、力をつけてきていました。
現在世界ランキング10位で、東京五輪の代表争いでは、
2016年リオデジャネイロ五輪銀メダルの原沢久喜選手に次いで2番手です。
「10年負けていなかった相手に勝って風穴を開け、勝てるんだという希望を
与えたのは大きい!」と評価する声が大きいです。
203連勝で引退した「山下選手」。
154連勝で東京オリンピック前にストップ「リネール選手」。
初優勝も難しいですが、優勝したから、トップに立ってから「その地位を維持する」
ことは「さらに難しい!!」と言われています。
心の隙?と片付けるのは簡単ですが、「人間らしくていい?」。
アスリートが聞いたら叱られそうですね。
続けるって「何にしても」難しい!
ただ、「影浦選手」おめでとう!
そして、光を当ててくれてありがとう!!

  

 
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