同じ時代を過ごした、一色中学校長の話です。
懐かしい?で終わっていいのだろうか・・・・・・?
「裏社会」といえば、まだ30歳半ばの生意気盛りの頃だった。
職員室に1本の電話が入った。
生徒指導主事からだった。
「家出していた2名が見つかった。卒業生の家にいる。引き取りにいってほしい。」
そのまま車を飛ばして、連絡の入った家に到着した。
2階に駆け上がると、2人の男が花札に興じていた。
「女の子はどこにいる!すぐに渡してほしい!」
勢いもあって男たちを怒鳴りつけた。その瞬間、若い方が飛びかかってきた。
体当たりで防ぐと、男は洋服ダンスに肩から突っ込んだ。
するとその弾みで扉が開き、中から探していた2人が飛び出してきた。
その後は、大乱闘。
数台のパトカーに取り囲まれて、自分も相手も観念した。
その代償は右目が大きく腫れ、1か月もの間、眼帯で生徒の前に立った。
当時は、何もかも一人で問題に立ち向かった。
事態は自分の責任であり、管理職に相談してからなんて端から思わなかった。
それで事が済んだ時代だった?
「ほう(報告)、れん(連絡)、そう(相談)」という言葉は、しばらくして覚えた。
今、教育界は「チーム力」「学校力」の時代です。
勝手な対応は問題を複雑化し、二進も三進も行かなくなる。
挙げ句の果ては心身共に・・・・・・・。
しかし、若者から「そのエネルギーが失われている?」のかな・・・・・・・・。
平和が続くと(良いことなのですが・・・・)、当然、必要ない部分は・・・・・・。
難しいですね?平和に中で、エネルギーを維持するのは!
10年後の日進市が、平和であることを願っています!!と昨日の職員会議で
話したばかりでした。
常に、危機感を持ちましょう!!
これまた、難しいですが・・・・・。
私たちや、一色中学校長のような体験をした人たちがいなくなる前に・・・・。
ともに、頑張りましょう!!