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日誌


2018/11/22

11月21日(水)指揮官として

Tweet ThisSend to Facebook | by 日進中学校管理者
先日、サッカー日本代表が年内の試合を終了し、「4勝1分け」で終わりました。
その結果や内容については言及しませんが、その試合で
サッカー元日本代表の名古屋FW佐藤寿人選手が、TBSのテレビ中継副音声の
「ゲスト解説」を務め、広島時代に指導を受けた現日本代表監督の森保一氏との
思い出を語っていました。
その内容が勉強になったので。
仙台では同僚、広島ではコーチ、監督として、森保氏の指導を受けたという佐藤選手。
「真っすぐで熱い人」と森保氏の印象を語っていました。
日本代表に選出されてからも「指導者の中で唯一、心から怒られた人」と広島時代の
エピソードを明かしました。

まずはコーチ時代。
「(監督の)考え方に納得がいかず、その気持ちを表情に出した時、練習後に呼ばれて、
“チームを引っ張っていく立場なんだから、そこは我慢して振る舞ってくれないか”と。
“それじゃあ、駄目なんじゃないか”と・・・・・」。
さらに、森保氏の監督時代には、
「僕がハーフタイムに交代させられことがあって、握手を拒否してしまい・・・・。
ちょっと悪態をついて・・・・・。一言、二言あれば、僕も人間なんで理解できたんですけど・・・。FWとして負けている中で交代させられるのは納得いかない気持ちがあったし。
なにくそと。ロッカーの中でも納得いかなかった。」と反発しました。
その場は特に何もなかったそうですが、オフ明けに監督室に呼ばれ、
森保氏から「ちょっと、この前の振る舞いは自分としては認められない!!」と言われ、
「一週間ぐらい、謹慎というか別メニューでトレーニングさせられた!」と
「懲罰」ともいえる行為を課されたことを明かしました。
その場は何もなかった?
森保監督とは特別な信頼関係を築けている?
と思っていたのは・・・・・???
どんなときでも「“許されないものは許さないんだよ!」という考え、方針、信念
が森保監督の中にあったのでしょうね。
佐藤選手自身も「いい行為ではなかった」と振り返るような態度、言動だったのだから・・・。

たとえ主力選手であっても、目についたことを看過しない指揮官の姿。
今、一般社会も教育現場も「人間関係が悪くなるから?」という理由で
「見逃したり、目に付くことを感化したり」心から指導や注意をする上司が
減ってきたといわれています。
「特別扱いしない!!」の信条が今の全日本に浸透してきています。
どこにでも、勉強になることは転がっていますね!!
ありがとうございました。
08:12 | 投票する | 投票数(15) | コメント(0)