10年ほど前、20歳を過ぎたころの若き稀勢の里関は、稽古に訪れた記者に
「XとかYとかって、その後の人生に役立ちましたか?」と尋ねたそうです。
当時の稀勢の里は「三役」に定着した立派な幕内力士になっていました。
17歳で十両に昇進し、月給100万円ほどを受け取っていました。
しかし、学歴は「中卒」です。
学問ではなく、「自らの体一つで生きていく」。
そんな誇りと覚悟を強く感じたそうです。
「学問」「学歴」をどうだ!というつもりはありません。
ただ、「学問」「学歴」はすべてではない!ということです。
当然、「学問」「学歴」が必要な社会もありますし、まったく関係のない社会もあります。
通常の大人は「ある程度の学歴がない」と心配しますが、・・・・・・・・・。
今、衰退しようとしている「職業」のほとんどは「学問」「学歴」がほとんど関係ない?
のかもしれません。その時間があれば、「技を磨く、身に付ける」そんな熟練、「匠」の技
なのかもしれません。
稀勢の里関曰く、「中学卒業後から社会に出た」「たたき上げ」は、
15歳にして退路を断ち、いろんな事に興味を持ち始める多感な時期に、
その仕事が「すべてに優先される生活を送って大人になる」のを「たたき上げ」というそうです。
今、目の前の日中健児を見ていて「たたき上げ」の生活が送れるだろうか????
この先、「たたき上げ」が激減し、厳しいきつい職業が無くなっていき、
「学問」「学歴」だけに縛られる??そんな社会になっていくことが・・・・・・・??
心を病まないことを願っています!
親愛なる日中健児のみなさん!!
どんどん、いわゆる「教科書の勉強」ではなく、「成績」以外の「豊かな経験や勉強」に
チャレンジをし、たくましさを身に付けていきましょう!!
よろしく!!日中健児!!