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2018/05/30

5月30日(水)アクティブタイムス

Tweet ThisSend to Facebook | by 日進中学校管理者

今日の話題は、前回お話した3つのグループの考え方(理念)についてです。

()学びの共同体

 「学びの共同体」では、生徒たちの学びが深まるように、学び合う姿勢や態度を重視
する。学び合う態度を育成するためのルールとして、
①誰かが発言するときは、その人の顔を見て一生懸命聴く
②自分の考えを持つ
③自分から「教えて」と訊く、聞く、聴く
④訊かれたら分かりやすく教えること
の4つを子どもたちに求める。その中で、コの字を採用することは、お互いの顔を
見やすくし、全員で議論をする土壌を作るうえで欠かせないものとなる。
また、市松模様の4人グループを作り、話し合わせるのは、性別の差を越えて
コミュニケーションをとりやすくするという意図もある。

→ただ、グループを教師が意図的に固定することで、子どもたち自身が自分の
役割を自ら選び取る力をつけるチャンスを失う点が気になるところです。 

()学び合い

 「学び合い」の基本的な考え方は、
①一人も見捨てないということと、
②子どもたちに学び合う相手を決めさせるということ。
立ち歩きを許すのは、教師の説明を聞くよりも、認知レベルが近い友達の説明の方
がその子にすんなりと入ることがあるからで、いうなれば、大学教授の話より、
同僚の先生の説明の方が分かりやすかったりするのと同じ感覚である。
そういう友達を自分の力で探し出すことを意図して、立ち歩きを許している。
そして、誰一人として見捨てないということを徹底し、下位レベルの生徒はわかったフリをせず、上位レベルの生徒は下位レベルの生徒のフォローを怠けないように、教師は
集団に、集団としての在り方を常に投げかけたり、小テストで確認するなどしながら
学び合える集団にしていく。

→教員が身につけるべき特別なスキルは必要ないが、対話の目的を明確にもたなければ、やらせっぱなしで、生徒も路頭に迷ってしまう可能性があるかなと思います。

()協同学習

協同学習は、小集団で生徒が一緒に取り組むことによって自分の学習と互いの
学習を最大限に高めようとする学習法である。そして、
①互恵的な相互依存性
②対面的な相互交渉
③個人としての責任
④社会的スキルや小グループ運営スキル
⑤集団の改善手続き
の5つの基本要素が必要であるとしている。教材の工夫によって、①~③を生徒に
持たせることができる。たとえば、グループに別の資料や材料を与え、互いに協力
しなければ課題が達成できないようにするという方法である。
また、④や⑤については、役割分担をさせるなどして、グループが上手く機能している
かどうか、生徒に振り返りや改善をもとめる。

→役割を固定することで、対話の仕方自体も固定される危険性があるかなと思います。

 

3つのグループに共通する理念として、全員が授業に参加することを保障することと、
対話によって学びを深めること、そして結果として生徒同士の関係性を高めること
ではないかと考えます。
ちなみに、野々山道先生は、それぞれの良いと思った部分を教材に合わせて
取り入れながら授業を組み立てるようにしています。
という内容でした。
私も、欲張りなので・・・・・・・・。
それぞれの良いところを「その場面にあわせて」柔軟に対応できる教員になりたい
ものですね!


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