1980年代後半、「校内暴力」が吹き荒れました。
1990年代後半、「学級崩壊」が大きな社会問題として取り上げられました。
それから20年余り経った今、子供ではなく教師や保護者が原因の「学校崩壊」が起きている!
と「神戸市の4人の教諭が20代の男性教諭に暴行を加えた事件」を取り上げて、マスコミが
騒いでいます。
今回の件は我々から考えても「論外」です。
かばう余地はありません。
テレビから流れる「壮絶で醜い動画」に思わず目を背けた人も・・・・・・・。
なおもマスコミは続けます。
「教育の現場にいったい何が・・・??」
「教職員間のいじめの実態から「閉ざされた聖域」の内情を追った!!」と・・・・。
確かに、学校現場は「閉ざされた場所」かもしれません。
しかし、「いじめ」はどこにでもある可能性があります。
それは、子どもたちの世界だけではなく、大人の世界でも・・・・。
世の中に「いじめはない!」と思っている人は、いないでしょう。
きっと、どこにでも「程度の差はあれ」存在している!?という危機感を常に持って
教育を行う場所が「学校」なのだと考えています。
今回の事件が「仕方がない?」「しょうがない?」というつもりは毛頭ありません。
何度も言いますが、「論外」です。
本校に近いような状態があったならば、・・・・・・・・。
そうならないために「指導」をするのは当然であると考えています。
学校現場でも、教育の世界でも「まったく、別の世界」ではなく
そこにいる人たちの「質」なのかもしれません。
当然、教員の世界が他の世界に比べ「高いレベル」を求められるのは分かっています。
であるならば、そのような「質」の人材が確保できるようなシステム、待遇を希望したい
と思います。
いつも残念なのが、「一部の事件」が、すべての学校現場(全部)」のようにニュースで
流れてしまうことです。
また、ますます、教員のなり手が不足し、教員の「質」が低下するのではないか????
日本の未来に影響することが、心配です。
ともに、頑張りましょう!!