今月号の教育新聞に「変形労働時間制」のガイドラインを示し、導入できる
ようにする！！という記事が載っていました？
ねらいは、「変形労働時間制」によって、長期休業中の「休みのまとめ取り」
ができるよう選択肢を増やす！そうです。
この記事を見ていて「本当に、変形労働時間制」を理解しているのだろうか？
と疑問に思いました。その理由は、
１　今のままでは、一日の勤務時間を「オーバーした時間」を勤務時間として認めていない
　　自主的自発的勤務と位置づけていること。
　　「在校時間」ではあるけれど、「勤務している？」のか「勤務しているのか？」はっきりしない。
　　はっきりとした「勤務時間」にするならば、「調整手当４％」をなくし、時間外勤務に認定し
　　なければ、はみ出た分を「他の日に割り振ること」はできないと思うのですが・・・・・。
２　現在でも、日頃、子どもたちがいて「年休消化率」の良くない教員の世界ですが、
　　夏休みに「まとめ取り？」といっても、子どもたちが部活動で登校してくる以上？？？
　　「年休」であろうが、「勤務時間の割り振り変更」であろうが？？？？？
　　
どちらにしても、
１　「勤務時間」がはっきりしない「調整手当４％」というあいまいな仕事内容ではなく
　　何が「教員の仕事」なのかをハッキリさせなければ！！
２　教員は「書類の仕事」と違って、子どもたちがいる限り「誰かが」いなければ成立しません。
　　教員が「年休」「休み」を取っても、子どもたちに迷惑のかからない「教員定数」を
　　担保しない限り、本当の意味での実現は？？？？
３　子どもたちは「長期休業」だけれども、教員は「勤務」であることを周知しなければ！

まだまだ、変形労働時間制の導入には「議論」が必要な気がします。
抜本的な「教員の仕事内容」を議論していきたいものです！
宙ぶらりんの「部活動」や、勤務時間外の「扱い」を何とかしなければ！！
よろしくお願いいたします！！