メニュー

西小学校東小学校北小学校南小学校相野山小学校香久山小学校梨の木小学校赤池小学校竹の山小学校日進中学校「日中健児のつぶやき」
学校の概要周辺地図年間・月間予定表交通安全学校からの文書学校からの各種おたよりR2 部活動方針部活動だよりリンクリストPTA活動日中健児のつぶやき(H30)日中健児のつぶやき(R1)日中健児のつぶやき(R2)
日進西中学校日進東中学校日進北中学校作品募集のお知らせ

日誌


2019/02/06

2月6日(水)アクティブタイムス

Tweet ThisSend to Facebook | by 日進中学校管理者

先週の日曜日に、「学校で育つ力・育たない力」というタイトルの講演会に行ってきました。

そのタイトルに惹かれたというよりは、講演会の中で「学校のリアル」ぶっちゃけ座談会というのが行われ、日本イエナプラン教育協会愛知(名古屋)支部を立ち上げた、若杉逸平さんという方や、オランダでイエナプラン教育の資格を取得した服部秀子さんという方が登壇されるらしく、イエナプラン教育について知れるかも!?という淡い期待のもと、瀬戸蔵まで足を運んできました。イエナプラン教育は、ドイツで生まれ、オランダで普及しているオルタナティブ教育です。先週取り上げさせていただいた、平川理恵さんが不登校生徒30人をゼロにするために取り入れた教育的手法ということで、私のアンテナに引っかかり、ワクワクしながら参加したのですが、実際に行ってみると、学校現場に身を置いている身としてはかなり肩身の狭い思いをして帰ってきました。瀬戸ツクルスクールというフリースクールの代表の方がファシリテーター役となり、グループディスカッションが行われたのですが、議題が「学校で育つ力・育たない力」でした。グループの方々から出てきたのは、学校で育つ力は、「言いたい事を我慢し同調する力」や「規律を重んじる力」、「指示を待つ力」などなど…が出てくる一方、育ちにくい力は、「個性」、「自己決定力」や「交渉する力」などなど…。他のグループから出てきた意見も黒板一面に張ってあったので、休憩時間中に見たのですが、どれも同様の意見でした。子どもたちが社会に出て活躍するために必要となる力は、明らかに「育ちにくい力」に分類されているものばかりでした。制度的な問題だとしながらも、学校では今後社会に出て行くために必要な力は身につかないから、フリースクールという選択肢も多様化の流れの中で選ばれる時代になるといいんじゃない?将来、自衛隊とか警察とか規律を重んじる職業に就くためには、そういう力も必要だから全てダメと言っているわけではないけどね。という論調でした。

日々奮闘されている先生方の姿を見ているともっと理解されてもいいのにと思ってしまう一方、世間が学校に対してこのようなイメージを持っているということを謙虚に受け止め、変革して発信していく必要があるのだろうと感じました。

公教育を諦めたくない!と思っている自分としては、だからこそ、アクティブラーニングで、自己決定していく力をつけさせたり、対立をおそれず自分の考えを伝える力をつけさせたりすることで、個性を発揮しながら、社会で幸せに生きていける子どもが育つのではと思っています。学校の強みは、多様な他者がいるということ。その強みを生かしてアクティブラーニングを進めていくことで、生きづらさを感じている不登校の子たちの受け皿をつくる可能性は十分にあると思います。

先生方はどう思われますか。現状の「学校で育つ力・育ちにくい力」は何だと思いますか。そして、「育つ力」にしたい力は何ですか。

 
なかなか、痛いところを突いているのかなあ?と感じます。
公教育が良しとして行ってきたことが、今、時代の変化の中で・・・・・・・・。
公教育に「NO!]を突きつけられる前に、学校現場から変化し、進化して行かなくては!
と思いながら、ここ10年ぐらいを過ごしています。
「何ともならない?」と言いながら、「何も手を打たない?」
そんな学校にはならないように!!
日進中学校も、勉強します。



10:10 | 投票する | 投票数(10) | コメント(0)