本日、朝の時間を利用して「ミニ食育指導」を行いました。
テーマは、
1年生は「感謝の気持ちを持とう!」
2年生は「感謝の気持ちの表し方を知り、一年間の反省をしよう!」
3年生は「バランスのよいお弁当について知り、食育のまとめをする!」です。
ねらいを、
1年生が「毎日食事ができることに感謝の気持ちを持つ」
「一年の反省をし、食育への意欲を来年度につなげる」
2年生は「食における感謝の気持ちの表し方を知る」
「食育の一年間を振り返り、来年度につなげる」
3年生は「望ましい量や栄養バランスがよいお弁当にする5つのルールを覚え、食育をこれからに活かす」です。
1年生は、「あたりまえ」のようにあるものが、じつは「ありがたい」こと、いろいろな人のおかげであること。「ありがとう」と、心から言える人でいてほしいことを伝えました。
資料として「井村和清さん」の詩を学びました。
「こんなすばらしいことを、みんなはなぜよろこばないのでしょう
あたりまえであることを
(中略)
食事が食べられる
夜になるとちゃんと眠れ、そしてまた朝がくる
空気を胸いっぱいに吸える
笑える、泣ける、叫ぶこともできる
走りまわれる
みんな当たり前のこと
こんなすばらしいこと、みんなは決してよろこばない
そのありがたさを知っているのは、それをなくした人だけ」
2年生も感謝の気持ちについて学びました。
1 よく味わって食べること
2 食事に感謝の「いただきます」から
3 「ごちそうさま」では、ねぎらいの気持ちを
4 思いやりの気持ちで後かたづけを
そして、1年間の振り返りをシートを使って行いました。
カルシウムの働きについて学びました。
そして、カルシウムの多い食品を知ることと、カルシウムを体に貯めるためのポイントを知ることで骨が成長する時期にしっかりカルシウムを取っておくことの大切さを実感しました。
3年生は、給食が終了します。
お弁当を・・・・・・・・。のまえに、
「いただきます」の意味の一つは、「作ってくれた人の命をいただく」ということです。
命とは時間です。
ある人が80歳で亡くなったとしましょう。
ということは、80年間という時間が、その人の命だということです。
今朝、みなさんのお母さん(お父さんなど)は、30分かけて朝ごはんを作りました。
今日の夕食、お母さん(お父さんなど)は、、1時間をかけて夕ご飯を作ります。
その朝ごはんにはその人の「30分の命」、夕ご飯には「1時間分の命」の時間を使って、みなさんを食べさせてきたのです。
みなさんが生まれてから今日までの間、お母さん、お父さんは、自分の命の時間を使って、みなさんを食べさせてきたのです。
そして、これから親元を離れるまで、ずっと、みなさんは、お母さん、お父さんの命に時間を食べていくのです。
「いただきます」の意味の一つは、「作ってくれた人の命をいただく」ということです。
食べ物を粗末にすることは、作ってくれた人の命を粗末にすることです。
心を込めて、「いただきます」「ごちそうさま」を言いましょう!!
食べ物を作ってくれた人に感謝の気持ちを忘れないようにしましょう!!
「いただきます」「ごちそうさま」「ありがとう」
日本には、素敵な言葉がたくさんありますね!!