本日、第1回目の「進路指導委員会」を行います。
進路指導の「目標・方針・留意事項」などの基本的な確認です。
みなさんにも公開して、ご理解いただきたいと考えています。1 目標
自分の進路を自分で決定するための力と自己実現に向かって努力する
態度を養う。
・進路先についてよく知り、自分の特性、希望を熟考し、目標を設定する力
・目標に向かって努力する態度
・どんな進路先でも前向きに生きる姿勢
2 方針
(1) 進路決定の過程で本人が自己決定する力を養うこと
ができるように指導する。
★目標をもつこと
(将来の夢・進学先でやりたいこと・上級学校卒業後の進路)
★自分自身を見つめ直すこと
(自分の適正・能力について自分自身で考える)★親や教師、友人と相談すること
(面談・懇談会・進路相談室)
★情報収集能力を養うこと
(インターネット・パンフレット・先輩の話・学校見学など)
★日々の生活の充実させること
(基本的生活習慣・ルールやマナーについて)
(2)本人の将来の目標へ到達する過程を考慮する。(3)本人と保護者の希望を尊重する。
(4)本人の学力・能力・適性・家庭状況等を考慮する。
(5)本人の希望する職業生活や学校生活ができるよう考慮する。
(6) 通勤・通学の時間や交通機関に無理のないよう考慮する。
(7) 最終的に進路先が確保できるよう考慮する。 3 留意事項
・ 1学期から生徒との進路相談を行うとともに、保護者会や家庭連絡など
で保護者との連携を取る。
・ 職場見学、体験入学、学校見学会などに積極的に参加させ、職場や
上級学校の実態を把握させる。
・ 学力の適正については、合否のみを焦点に当てた指導をせず、
「入学後にその学校の授業についていけるか」という観点から助言する。
・ スポーツや文化部の推薦等で部活動顧問が関わることもあるが,必ず担任や
学年の職員の了解のもと「高等学校校長と中学校長との間で了解した上で」,
進路指導委員会の審議を経てから進路指導をしていく。
※不登校生徒への進路指導について
・1学期の段階から保護者及び本人と面談し、進路についての意向を聞く。
・その上で学校ができうる最大限の協力をする姿勢を示し、指導、助言を行う。
・各校の特性を教員が把握し、適切に伝えられるよう情報を共有する
公立高校 (自己申告書を提出し、評定を不問にして受検することができるが難しい。)
私立高校 (特別専願入試があるところがある。前向きな姿勢が必要である。)
専修学校 (受け入れ態勢が整っているところ多い。事前に親子面接に行く必要が
ある。)
通信高校 (不登校生徒を中心に受け入れている。サポート校と連携して卒業する。)