親愛なる日中健児のみなさん
来日中のフランシスコ・「ローマ教皇」が11月24日(日)、
被爆地の「長崎、広島両市」を訪問しました。
長崎市では
「核兵器や大量破壊兵器を所有することは、平和と安定の望みへの最良の答えではない」
と世界に向けて核兵器廃絶を求めるメッセージを発信しました。
広島市でも「戦争のために原子力を使用することは犯罪だ」と訴えました。
教皇は「広島と長崎から人類は学んでいない」と発言するなど、2013年の就任以来
一貫して核兵器廃絶の必要性を呼び掛けてきました。
また、武器の製造や維持に多額の費用が使われていることは
「途方もないテロ行為」だと批判しました。
核兵器規制の国際的枠組みが崩壊の危機にあると警鐘を鳴らし、
核兵器禁止条約を含め核軍縮と不拡散への取り組みを各国に呼び掛けていく決意を
表明しました。
さらに、政治指導者に向けて
「核兵器は国家や世界の安全保障への脅威から私たちを守ってくれるものではない」
と訴えました。
私自身は「宗教の話」をするつもりは毛頭ありません。
ただ、カトリックの信者13億人の「トップ」である「教皇」が発言した意味は大きいと思います。
愚かな人間は「原爆」を体験したり、「原子力発電所」が崩壊したりしなければ、
気づかない生き物なのかもしれません。
また、愚かな人間は「体験」しても、長い月日を重ねると、さらに、止めようという強い気持ち
が強くなるのではなく、「忘れてしまう」生き物なのかもしれません。
しかし、「愚かな人間」で終わらせるわけにはいきません。
お互いに?一人一人が?その気持ちを「発信し続ける!!」ことが大切なのだと思います。
宗教や政治とは関係なく、私も「核兵器」は必要ないし、「核保有」も必要ない!
と考えています。
みなさんは、どう考えますか?将来をどうしますか?