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2018/11/13

11月13日(火)一流でも・・・・

Tweet ThisSend to Facebook | by 日進中学校管理者

錦織選手が 「ATPツアーファイナルズ初戦」で「7-6,6-3」のストレートで
 R・フェデラー選手を破りました。

今回、過去2戦の敗戦を踏まえて「戦い方を変えた」と明言した錦織が、では「その変えた点
とは何か?」と問われた時「え~・・・・・・うーん・・・・・・」

そう唸ったきりだまりこくり、言葉を選んで悩みに悩んだ末に、ようやく苦笑いと共に
絞り出したのは「明かせる部分が、あまりないので・・・・・・」の一言でした。
この間、要した時間はおよそ「10秒」。
会見での一幕である。
ただ、この悩んだ時間の長さに、そして結局は“明かさせない”との判断を下した点にこそ、
今回の錦織対フェデラー戦の精髄が集約されているのだろう。
そのことは、続く「今後に活かせる攻略法が見つかったか?」の問いに対する、
「使える戦術だったり、しっくりきたところは幾つかあった」の返答にも、
くっきり浮かび上るようでした。

 
フェデラー選手は錦織選手が、この4年間で6連敗を喫してきた相手である。
特に、ここ1ヶ月間で実現した2度の対戦では、いずれもフェデラー選手の超速攻型テニス
の前に破れてきました。
もっとも試合の質ではどちらも、低い軌道で僅かな隙間を縫うように鋭いショットを打ちあい、
ネット際でもスリリングな攻防を繰り広げる名勝負でした。
息もつかせぬ高質な技の応酬は、両者の創造性が匠の技巧により具現化される、
「即興芸術の競演」のようですらありました。

 
ただ、今回のATPツアーファイナルズ初戦で実現した今年3度目の対戦は、
それら過去2戦とは大きく様相を異にします。

「ミスの数」が勝因を分けた主たる要因ならば、錦織選手が戦術面に言及しなかったこと
への説明がつきません。
明かせないということは即ち、「策の奏功への確信」であるはずです。
 この一流選手同士の戦いでさえ、事前に「戦術を練り、対策を立て」臨むのです。
みなさんは、「大会」「試験」「試合」「入試」「テスト」に臨むに当たって、
事前に「戦術を練り、対策を立て」ているでしょうか?
行き当たりばったりを繰り返していても・・・・??????
フェデラー選手との接戦を落とし続けていた錦織選手。
事前に「戦術を練り、対策を立てた」成果が大きな壁突破!!に繋がったのだと思います。
親愛なる日中健児のみなさん!!
どのようにして「自らの壁」に臨みますか?


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