2019/11/28 | 11月28日(木)人手が・・・・ | | by 日進中学校管理者 |
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本日の中日新聞の第1面に「児童相談所」の相談件数の増加が載っていました。
我々、学校現場の人間からすると、今さら?という感じもしますが・・・・・。
それでも、取り上げていただき感謝しています。
昔から、「難しい事案」はたくさんあったとは思いますが、
「子どもの人権」「虐待」「ネグレクト」「DV」「いじめ」など・・・・・法律的にも
整って?きました。
その影響もあり、「児童相談所」への通告義務が強化され、多くの事案が
児童相談所に上がるようになってきた!?という記事です。
しかし、その傾向に対応して「人手」が増えたのか?といわれれば、
まったく、足りていないのでは?とずっと感じていました。
記事にもありましたが、「何から何まで上げる?」とは言いませんが、
「上げておかなければ、もしも、子どもたちの命に・・・・・」ということになれば、
と考えてしまうのです。
本当は、「親子関係」など今後のことを考えると「見守る時間」「話し合う時間」など
を取りたいと現場では考えてしまいますが、・・・・??
簡単ではないのですね。
悲しい事件が起こると、「どうして通告が送れた?」「寄り添ってあげられなかった?」
などと記事になりますが、学校現場も児童相談所も同じように
「親子関係」「今後の・・・」と考えると簡単には「通告に踏み切れない?」ような
境界線の事案がたくさんあるのです。
もしも、簡単に「通告してもよい!」体制が整っているのであれば、
境界線の事案は通告しやすいのですが・・・・・・。
なんせ、「人手が足りない?」ことは明白なのです。
この境界線を「予算の関係で・・・・・」と言われているのが
現場なのでは?
学校現場も、児童相談所も、介護も、看護も・・・・・・。
法整備とともに、「人手」を含めた体制を作る!!ことが伴わないと!!
「櫻を見る会?」ではありませんが、税金を有効に使ってほしいと願っているのは
私だけでしょうか?
国のみなさま、よろしくお願いいたします。