メニュー

西小学校東小学校北小学校南小学校相野山小学校香久山小学校梨の木小学校赤池小学校竹の山小学校日進中学校「日中健児のつぶやき」
学校の概要周辺地図年間・月間予定表交通安全学校からの文書学校からの各種おたよりR2 部活動方針部活動だよりリンクリストPTA活動日中健児のつぶやき(H30)日中健児のつぶやき(R1)日中健児のつぶやき(R2)
日進西中学校日進東中学校日進北中学校作品募集のお知らせ

日誌


2019/05/22

5月22日(水)このままでは??

Tweet ThisSend to Facebook | by 日進中学校管理者
公立小学校教員の採用試験で競争倍率が低迷しています。
文部科学省の調査では、2018年度(18年春採用)試験の全国平均は
「過去20年で最低の3・2倍」となってしまいました。
私も含まれますが、ベテラン教員の大量退職に伴い、採用者数が増えてはいますが、
「長時間労働が問題化」し「ブラック・・・・・」なんてマスコミで取り上げられ、
すべての教員が「やり甲斐もなく、苦しんでいる?」と捉えられているようです。
その結果、教職を学生が避け、民間に流れている状況が・・・・・・・・。

そのことに危機感を持った東京都が、4月中旬、東京都教育委員会が教員養成課程のある
目白大(東京)で2020年度採用試験の説明会を開きました。
その折り、都教委の担当者は「教職希望者不足」を学生らにそう訴えたそうですが・・・・。
学生に訴えて????
「訴えれば、何とかなる時代」は、過去の話です。
根本的に、本質的に「教員の働き方」そして、それに伴って「子どもたち」を、日本の将来の
ためにどう育てていくのか?をしっかりと議論し、「目に見える形にして」いかなければ
「先生になりたい!」学生は?増えないと思うのですが・・・・・。
学校現場の先生方は「すでに、今後の教育界、日本の将来」が心配で、不安で
たまらない?と思っています。

教員の数が足りない?
教員のなり手が足りない?
それを説明下で・・・???
そんな悠長なことを言っていていいのでしょうか?
そのツケは「必ず、5年後10年後20年後」の日本に「社会人」「大人」として
帰ってくるのです。
すべての職業の「人材」の基礎基本を身に付けさせるのは、
「学校教育」であり、「学校教育を経て親になった保護者の家庭教育」であり、
「学校教育を経てどこかの地域に根を下ろし、その地域で活動する大人の地域教育力」
なのです。

教育は「すぐに結果」は出ませんし、「すぐに影響」が出るわけではありません。
しかし、そのツケは「大きい」と考えています。
都教委は3~4月、東京、千葉、埼玉、神奈川の計38大学のほか、
「仙台、大阪、名古屋、神戸、福岡」の5市でも説明会を開催しています。
東京都は「なぜ?東京都で教員になりたくないのか?」を考えてことが
あるのでしょうか?

東京都では、公立小学校教員の採用試験の競争倍率は2018年度の2.7倍から
2019年度は「過去最低の1.8倍」まで低下しました。
第2次ベビーブーム世代(1971~74年生まれ)を教えるために採用された教員
の大量退職などで採用者数が約530人増えたのに対し、受験者数は約400人
も減ったため??という数字の話をしているようでは???

通常、「人材の質を維持するためにも3倍以上はほしい」と言われています。
そんな中、都教委では、教員に代わって事務作業を担当するスタッフの配置など
「働き方改革を進めている」ことや、民間企業に比べ、有給休暇の取得日数が多い
といったデータを示し、PRに必死だそうですが、「本当に、それで増えますか?」

「魅力ある職業」「魅力ある仕事」
「長続きする職業」「長続きする仕事」
人を育てる教員という職業・仕事を「魅力ある、やり甲斐のあるもの」にするために
教育委員会任せではなく、われわれ現場からも「声」を挙げていかなければ・・・・・。
よろしくお願いいたします。


14:44 | 投票する | 投票数(11) | コメント(0)