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2018/10/03

10月3日(水)アクティブタイムス

Tweet ThisSend to Facebook | by 日進中学校管理者

体育大会という大きな行事が終わった今の時期に、敢えてお聞きします。
学級の子供たちの人間関係はどうでしょう?
子どもたちのつくり出す空気感に変化はありましたか?

 

この相互関係こそ学びの土台として重要であることは折に触れてお伝えしてきました。
「深い学び」が成立する前提条件して、まず、教室が「安心の場」になっているかどうか。
教室が安全であり、安心できる場であるかどうか。
自分らしくいられるかどうか。
安心がなくして対話は起きませんし、そこで大切なのは、「日常的なコミュニケーションを
相互にかかわり合う心地よい体験の積み重ね」です。

 

先生が説教したから、語ったから信頼感が育まれるわけではなく、そこにいる
メンバー同士が、心地よいコミュニケーションを積み重ねることが重要です。
とは言え、そのような関係は残念ながら自然発生しません。
教室をよく眺めていると、実は子どもたちはごく少数の相手としかコミュニケーションを
とっていないことがわかります。
もし、一斉授業なら、授業中はほとんど他者と関わる場面はありません。
休み時間は仲のよい数人と。
給食のときにグループの人と少し話すだけで、あとは基本的に仲のよい子と
コミュニケーションを取っているに過ぎないのではないでしょうか。
体育大会などの行事を通して多少普段関わりが薄いクラスメイトとも関係がつくれて
きたかもしれませんが、意図的に関係づくりをしなければ一過性ものになってしまうかも
しれません。

 

そこにいるメンバーの出来るだけ多くの人と心地よいコミュニケーションをとる機会が
必要になりますが、あまり話したことのない相手とコミュニケーションを取ることはリスク
があります。
「どう思われるだろう」「何を話せばいいだろう?」関係への不安がベースにあるので、
より少人数で固まるようになります。
ですから子ども自身に「どんどん関係を広げよう」と丸投げしてもどうにもなりません

意図的に「より多くの人と心地よいコミュニケーションをとる機会のデザイン」
重要になるのです。
教師の手による関係のつなぎ直しが必要です。
とはいえ、どうしたらよいかお悩みの先生もいらっしゃるかと思います。

 

つなぎ直しの手段として、前回は、コミュニケーションゲームを紹介しました。
これ以外でプロジェクトアドベンチャーというメソッドもあります。
次回、詳しくご紹介したいと思います。

 

子どもたちが、
「こんなにいろいろな人と話したことなかったなあ」
「話してみると意外といい人だった」
「誰とでもそこそこうまくやれそう」こんな体感が持てたら、
まずはベースができたと言えるのではないでしょうか…。

子どもたちのコミュニケーションが・・・・・・と言われて久しく経ちます。
それは、すなわち、「大人のコミュニケーション」の問題でもありますね。
意図的に「その機会」を設定し、少しでも多く「経験」「体験」し、
身に付けるしかありませんね!
がんばれ!!日中健児!!

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