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2019/09/06

9月6日(金)絶対?

Tweet ThisSend to Facebook | by 日進中学校管理者
昨年3月、東京都目黒区で両親から虐待され死亡した5歳の子どもの事件
が報道され、「信じられない?」と感じた事件がありました。
その事件の裁判員裁判が昨日あり、いろいろと分かってきました。
想像はしていましたが、
母親は父親からの「DV」で、すでに、「心を支配されて」いました。
「お前のために怒ってやってるから、ありがたいと思え!」と言われ
「貴重な時間を使って怒ってくれてありがとう!」とラインで伝える。
また、弁当を一つ食べただけで「女なのにあり得ない!」と言われ、
父親の前で食事ができなくなる。
そのことに、「何の疑問も持てなくなる?」
「DV」という認識もなく、誰かに助けを求める考えが浮かばない。
恐ろしいことですね。
すでに、「絶対」的な存在になっていました。
目の前で「最愛の娘」が蹴られたり、殴られたりしているのに・・・・・・。
最初は、「止めてほしい!」と止めていましたが、
「お前がかばう意味が分からない!」と言われ続けているうちに・・・・・・。
人間は、「恐怖」という状態が長く続くと「正しい判断ができなくなる」と
言われています。
母親も被害者です。
しかし、娘にとっては「母親しか味方はいなかった」のです。
娘にとって「何があっても、絶対信頼できる存在」は母親だったのです。
そんな母親を「絶対恐怖」で縛り付け、コントロールし続けた父親。
「夫の命令は絶対で、背くと娘に被害が及ぶ。ロボットのように言うことを聞くのに
必死だった」・・・・・・・・・。
悲しいことです。
最愛の娘を「かばう気力もなくなる」。
これが「DV」の恐ろしいところです。
「暴力」の恐ろしいところです。
「恐怖」の恐ろしいところです。
解決策を安易に言おうとは思っていません。
自分自身の「存在」を誇示するために、人間は「相手を貶める」。
そのための方法として「暴力」「恐怖」という手段を使います。
それは、子どもたちのいじめの構造とも似ていますが、「大人の世界」でも
至るところに転がっています。
「どうして、娘を助けられなかった?」のですか?は、
「どうして、いじめを見て見ぬふりをしたのですか?」と同じなのです。
「暴力」「恐怖」で支配されている人間から、真実を聞き出す?
児童相談所が見抜けない?学校が見抜けない?
余程の「ゆとり」と「観察眼」、そして、「寄り添う気持ち」「愛情」がなければ、
難しいと考えています。
有識者は、簡単に言いますが・・・・・・・・。
しかし、「親」や「先生」といわれる、身近な大人が守らなければ
幼い命は・・・・・・・・。
ともに、頑張りましょう!!
08:46 | 投票する | 投票数(9) | コメント(0)