本日、2月6日(木)「国府宮のはだか祭り」が行われます。
私は、この「はだか祭り」が大好きで「出られるときは、すべて、出ています!」
今年は、「還暦」を迎えることもあり「何もなければ、『赤色のふんどし』で出よう!」
と思っていましたが、・・・・・・・・・・。
残念ながら「私立一般入試第3日目」だったので、「休むこともできず・・・・・・・」
来年の「はだか祭り」には「できれば、出たい!」と考えていますが・・・・・・・・!!
今年は、今日は、「寒さが厳しく」裸男には厳しい一日になりそうです。
昼頃には「はだか」になり、「願い事」を書いた布を結んだ「儺追笹」をはだか男みんなで
練り歩き、国府宮神社に「奉納」します。
各市町から集まってきた「儺追笹」がすべて「奉納」し終わってからが・・・・・・・。
よくニュースで見かける「神男」に触れて「厄を落とす」もみ合いの始まりです。
そこに至るまでに、
1 儺追神事(はだか祭)標柱建式
「儺追神事」 「令和 年 月 日」と書いた標柱(しめばしら)を、恒例により第二鳥居前と
楼門前の二ヶ所に建てます。
2 儺負人(神男)選定式
儺負人(神男)選定式 なおいにん(しんおとこ)選定式儺追神事の中心的役割を担う
儺負人(神男)を選定する神事です。志願者を集め儺追殿で神事を斎行し、
神籤(みくじ)により儺負人を決定します。
国府宮地方では「神男」は、総理大臣以上に?大切にされます。
みごとにその役をやり遂げれば、それ以後も、ずっと!!
3 大鏡餅餅搗(おおかがみもちもちつき)
早朝より奉賛会員が餅搗き会場に集まり、お祓いの後50俵の餅を奉賛会員総出で
搗きます。お昼頃には、その年の神男が登場し会場が湧き立つ中、各臼を搗いて周ります。
夕方には搗き上がり飾り付けの日まで大事に保管されます。
今年は、名古屋市の「西区」が担当したようです。
4 儺負人(神男)参籠(なおいにん(しんおとこ)さんろう)
儺負人(神男)は、午後5時に差定符を持って親兄弟・親戚に送られ楼門(ろうもん)前に
到着します。この日より儺追殿に入り三日三夜お籠(こもり)をします。
5 土餅搗神事並秘符認(つちもちつきしんじならびにひふしたため)
土餅(昨年の夜儺追神事において焼かれた礫(つぶて)の灰を餅に包み、外も真黒に灰を
ぬった餅、土餅(つちもち)・灰餅・儺追餅とも言う)を宮司が搗きます。これは、
ありとあらゆる罪穢れを搗き込んだものと信じられ、夜儺追神事で儺負人に背負わせ
追放する神聖なお餅です。
土餅搗神事に引き続き、宮司が御神前において
「一宮 真清田神社・二宮 大縣神社・三宮 熱田神宮・総社 尾張大國霊神社」の四柱
の神様の御神名を奉書に認め秘符をつくります。これは、御鉄鉾(おてっしょう)(3m程の
大榊で儺追神事の神籬(ひもろぎ)に結び付けられます。
6 大鏡餅奉納(おおかがみもちほうのう)
お祓いの後、道々をお祓いする神職に先導され国府宮に向けて奉納パレードを行ないます。
午後1時頃神社の第2鳥居前に到着し、参道を奉賛会員等の手により曳かれます。
楼門をとおりレッカーに吊られ拝殿にお供えされます。お供えされた後、本殿において
「大鏡餅奉納奉告祭」を斎行します。
そして、「儺追神事(はだか祭)」が始まります。
人と人との「もみ合い」が始まるまでは、「水をかけられ」お酒を飲まないと「凍え死ぬ?」
ほどの寒さです。今日は「風」も強く、体温を奪われる厳しさです。
出られる方は「風邪」を引かないように頑張ってくださいね!!
また、「もみ合い」の中では「人間の無力さ」を毎回味わいます。
いくら鍛えようが、どれだけ大きな体だろうが・・・・・・・・・・・・・。
その中で「神男」に出場者すべての人が、その神男「1点」に集中します。
その中で倒れたときほど「恐ろしい」と感じたことはありません。
よくお酒を飲み過ぎて「もみ合い」までに至る前に「道路で倒れている人」を見かけますが、
ぜひ、「お守り」をお金を出して買うのであれば、「参加」されてみては如何でしょうか?
けが人が出ないことを心より願っています。
全員の無事を!!
がんばれ!!はだか男たち!!