毎年のように大人の「不適切な指導・しつけ・発言」により、
「虐待やいじめ、~ハラなど」が起きています。
「殴るぞ!」「殺すぞ!」「バカ野郎!」が、指導・しつけなのでしょうか?
「道具を投げつける?」「いすなどを叩きつける?」が、指導・しつけなのでしょうか?
自分自身が「そうされたら」、やる気が起きたり頑張ろうとしたりするのでしょうか?
私は、自分自身が「その気」「やる気」になるから、苦しいことでも辛いことでも
がんばろう!!と思い、行動に移すのだと信じています。
「恐怖」からは、何も前向きなことは生まれません。
取り繕ったり、ポーズをしたり、心の中で恨みを買うことはあっても・・・・・・・。
子どもたちを成長させるとは、「恐怖」という安易な方法を使うことではないはずです。
「恐怖」という安易なカードを切る大人は、
その人自身に「子どもたちを成長させる引き出しが、それ以上ない!?」ことの
裏返しなのです。
人間は、「弱い生き物」です!!
自分自身の力のなさを隠そうと「恐怖」というカードを切ることがありますが、
それは、冷静に見ている人にとっては「こっけい」でしかないのです。
ぜひ、「不適切な指導」を無くしたいものですね!
また、逆に、「だったら、何も言えなくなってしまう?」と反論する方がいるかもしれません。
その言えない大人に対して、子どもたちは「調子に乗る場面」もあるかもしれません。
「恐怖を与える」ことをいけない!!と言っているのであって、「毅然とした態度」を
「毅然とした発言」をいけないと言っているのではありません。
「不適切な指導」に臆病になる必要はありません。
「いけないことはいけない!!」
「ダメなことはダメ!!」と、「毅然とした態度」で、冷静に、落ち着いて伝えればいいのです。
その態度や発言が、「自分自身のためのもの?」なのか?
「子どもたちの将来、成長を願ってのもの?」なのか?
そのときの感情?目先の勝利?損得?では、相手の子どもたちの「心」は動かない!
と考えています。
ただ、「親子関係」など近い関係になればなるほど「難しい」のも事実です。
子どもたちと関わるための「引き出し」を増やしていきましょう!!
よろしくお願いいたします。