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2018/11/06

11月6日(火)アクティブタイムズ

Tweet ThisSend to Facebook | by 日進中学校管理者

アクティブラーニングについて様々な学校の取り組みを調べていると、
東京の公立・麹町中学校がおもしろい取り組みをしているのを発見しました。
「教育の一番の目標は自律である」の理念のもとアクティブ授業だけでなく、
学校のあり方そのものを一から考え直しています。
  インターネットに掲載されていた工藤校長先生のインタビューから、いくつか
印象的なフレーズを抜粋しました。かなり攻めた内容となっていますので受け
入れ難い部分もあるかもしれませんがこういう学校があるということを頭の片隅
に入れておいてもよいかもしれません。

 

「話を聞きなさい」なんて指導は本当は間違っている

学校は社会で活躍する人材を育てるための場所です。生徒たちが大人になり、
人前で話すときに、聞いてくれない相手を叱る人はいません。だから教員が
『先生の話をちゃんと聞きなさい』と指導する姿なんて見せてはいけない。
話を聞いてもらえないのは先生の責任です。生徒たちが『聞きたい』と思う
ような話をする。

 

対立は悪じゃない、無理に仲良くしなくたっていい

生徒たちはこれから、ますますグローバル化が進み、異なる価値観を持つ人
たちと働くことが当たり前の世界に送り出されていくわけです。対立そのものは
決して悪いことではない。考え方や価値観が人と違うのは当たり前だということ
を教えていかなければいけません。

 

先生たちとはもう、校則の話をするのはやめよう

『礼儀や規律、服装などが大事じゃない』なんて言っているわけではありま
せん。世の中に出れば、それが大事な場所で働かなければならないことがある
のは重々承知しています。しかし、礼儀や服装などの見た目やマナーを優先する
あまり、その枠の中に入れない人を排除してしまい、幸せを得る力とか、人の役
に立つ喜びとか、ともに学ぶことで得る教育そのものの価値を失ってはいけない
と思っているんです。

 

社会に出たら、何もかも指示されるなんてことはない

社会に出たら、何もかも指示されるなんてことはない。だから自分たちで
企画し、自分たちで実行してほしい。

「体育祭だけじゃなく、自分たちで企画する修学旅行なども、
先生たちはほとんど関わりません。でも私たちが困っているとき
には、遠くでいろいろと考えてくれているのが伝わってきます。
『あの子たちはこういうところで困るんじゃないかな』と、
先を見て考えてくれているのを感じます」
(実行委員長M
さん/3年生女子)

 

これはほんの一部です。その他にもたくさんの方向性を打ち出しています。
現在は生徒の「自律」にとっては固定の学級担任制も不必要と考え、
「全員担任」を打ち出しているそうです。

なかなか面白い話です。
私にとっても刺激的ではありますが、私も、30年ほど前から考えていることです。
次の校長先生のことを考えると実行には移せていませんが、「自律」の考え方は
新しいものではありません。昔から、「そうあってほしい!」と願っている人にとって
当たり前のことなのかもしれません。
実際に「全員担任制」を形にするのは難しく、躊躇します。
しかし、「考え方」はまったく私も同じです。
自分自身もそのレベルに達していませんが、
1 話を聞きなさい!と言う前に、聞いてもらえる話をしましょう!!
2 「対立」や「トラブル」を恐れず、どんどん、自分の意見を言おう!
  意見は違って当たり前!!自分の意見を持とう!!
3 校則の話をしても良いけれど、「校則」でしか関われないような残念な教員
  にならないように気を付けよう!!人生幅広く、多種多様な関わりから子どもたち
  を育てよう!!
4 何もかも指示するのではなく、「指示が無くても、考え、実行できる」人間を
  育てよう!!(まずは、少しの指示から始めよう!!)
  考え、実行するに足る「基盤があるのか?」を見極め、指示の量を調整しよう!
  最終形は、「指示が無くても・・・・」ですが、最初は、「指示をしながら・・・・・・」
では、文章で書くと簡単ですが「行うは難し!!」
ともに、頑張りましょう!!

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