2018/12/07 | 12月7日(金)月45時間以内、罰則は回避? | | by 日進中学校管理者 |
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新聞報道によると、中教審の特別部会が、
「教員の残業時間を原則月45時間以内、繁忙期でも月100時間未満とする」
基本方針を出しました。
「罰則」は設けない方針で、実効性確保が課題だそうですが・・・・・・・・。
もし、「罰則」を設けたら、「学校は、教育は、どうなるのでしょうか?」
「繁忙期でも????」と言っていますが、学校によっては「毎日、一年中、繁忙期」です。
「何を話し合っているのでしょうか?」
年間削減可能時間の例として、
1 登校時間の見直し
登校時間を引き上げたら、勤務時間が短くなるのでしょうか?
2 学校徴収金管理などの治部負担軽減
日進市は、すでに取り組んでおり、事務職員さんの活躍で軽減されています。
3 休み時間や校内清掃への地域人材参画
休み時間や校内清掃の「時間だけ」学校に来られる人材って?
社会をリタイヤした高齢者でしょうか?それも、ボランティア?ですかね。
4 成績処理などに校務支援システム活用
成績処理は「システム」の問題ではなく、他に原因があるのですが・・・・。
5 部活動への外部指導員の活用
夕方や朝だけの部活動の時間に来られる「外部指導員」は・・・・・・。
清掃や休み時間のボランティアと同じで???
また、休日に外部指導員だけで行うのであれば「クラブ」でいいのでは?
教員と一緒に行う外部指導員ならば、勤務時間削減にはならないと思うのですが?
6 サポートスタッフ配置や留守番電話設置など
サポートスタッフが「教員定数の拡大」であるのであれば、大賛成ですが・・・・・。
留守番電話は夜遅くの電話対応がなくなるだけで、次に日に「先延ばし?」するだけ?
と考えますが????
どちらにしても、毎回出される働き方改革は、
残業時間(本来、教員に残業という言葉はありませんが)の「数字だけを減らせ!」
そして、その数字を守らなければ「罰則?」なんて時代が来なければいいのですが・・・。
人件費の増額を前提に話をしない、本来の教員の仕事内容にメスを入れなくて???
数字だけをいじっても!!
どのような形で学校現場に降りてくるのか??
楽しみに待っていますよ!!