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2018/05/07

5月7日(月)職場の基礎体力

Tweet ThisSend to Facebook | by 日進中学校管理者

昭和の教育哲学者といわれた、森信三先生の言葉です。

最初に「職場再建の三原則」を紹介します。

1 時を守り

2 場を清め

3 礼を正す

荒れた学校を建て直すためにも、

うまくいかない企業を建て直すためにも、

この三つがとても重要なのです。

 

「時を守り」は時間を守ること。

もう少し広げると、約束を守るということでもあります。

「場を清め」はまさに整理整頓や清掃です。

そして「礼を正す」はあいさつや返事、身だしなみ、言葉遣いを正すことです。

 

これらは小さい頃に親や先生から教えられる基本的なことですが、

実際に世の中を見回してみた時、大人の私たちはちゃんと実践できているでしょうか。

私はこの「職場再建の三原則」を、「業績を上げるための企業の基礎体力」だと

考えています。

 

たとえば、センスもテクニックも素晴らしい野球選手がいたとしましょう。

でもその彼が基礎トレーニングを嫌がり、それによって基礎体力が欠けているとしたら、

どうなるか? 

やはりシーズンを通して安定した成績は出せないのです。

企業も学校も同じだと思います。

それぞれの企業には商品戦略や販売戦略があります。

でもそこに基礎体力がなければ、3年、5年、10年という長い期間で見た時に、

安定した業績が残せないのではないかと思うのです。

これまで、私はいろんな企業を見てきました。

そこで感じたのは、「時を守り、場を清め、礼を正す」という当たり前のことができている会社

は安定しているということです。

逆に、たとえ勢いがあったとしても、当たり前のことをおろそかにしている会社は

「ちょっと危ういなぁ」という印象を持つことがありました。

私たち「株式会社そうじの力」は、特にこの中の「場を清め」の部分にスポットを当て、

企業の業績や経営をよくしていくお手伝いをしている会社です。

 

具体的には企業さんにお邪魔して実際の現場を歩き、

「ここはこういう形で整理整頓しましょう」とか

「この裏は結構汚れがついていますから、きちっと磨きましょう」と

アドバイスをしています。

一口に「そうじ」と言っても、結構奥が深いです。

「じゃあ、ここをきれいにしてくださいね」と指示しても、いざやるとなると具体的に

どうしたらいいか分からないということがあります。

そこで私どもがお手本を見せた上で、「皆さんもやってみましょう」と

声を掛ける「実習」をしています。

講義をすることもあります。

月に1、2回くらいの接点を持ち、長いところだと5~6年続けていただいているところも

あります。

このコラムではこれまで私が行なってきた取り組みや、

どのように企業にそうじを取り入れていくかなどを紹介していきます。

「そうじの力」を皆さまに感じていただければと思います。

 

これは、企業の話ですが、「学校」も同じだと私は考えています。

ゴールデンウィークが終わり、いよいよ、1か月が過ぎ実態が分かってきました。

4月の頑張りが、続くことは「毎年ですが・・・」あまりありません。

どのように継続していくのか?

ここがポイントです。

4月当初頑張っていた1年生も、「少し、あいさつ」ができなかったり、元気がなかったり

する子どもが目に付くようになってきました。

朝の登校も、少しずつ「遅く・・・・・・」なって、・・・・・・・。

当たり前の変化ですが、そこを、また、「どうしていくのか?」が我々の仕事です。

それが、習慣につながっていくのです。

ますは、先生方が

「あいさつは自分から、相手の眼を見て!」

「掃除は自ら、子どもたちに声を掛けながら!」

「整理整頓は、まずは、職員室の机から!」

「授業の始まりは、子どもたちを迎えるつもりで!」

将来、社会に出て「あいさつ」「時間を守る」「整理整頓」を言わない職場は

ほぼ、ありません!

それぐらい重要な「身に付けさせたい習慣」のひとつです


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