明日12月4日(火)から、12月10日(月)まで「人権週間」です。
人権とは?
いろいろな解釈はありますが、本日の朝会では、
「人間が、人間らしく生きる権利。生活することができる最低限の権利」と話しました。
毎年、この人権週間に「朝会」の時間を使って、私から話をします。
毎年、「いじめは絶対許されることではない!」ことを伝えますが、
今年は、「残念ながら、いじめは大人の世界でもあります・・・・」と話をしました。
そして、「心弱き人間です。無くなることを願っていますが、・・・・・・・・・」
「やさしくしなさい!思いやりを持ちなさい!」と言って、「いじめや差別など」が
無くなるといいのですが・・・・・・。そんな簡単な話ではありません。
人間は、「自分自身を好きでない?」「自分自身に自信がない?信じられない?」と
自分自身を守るために「派閥を作ったり、仲間を排除して守ろうとしたり」さまざまな
言動をします。それが、「いじめやからかい、差別に繋がりやすい!」のです。
だから、「やさしくなってほしければ、まずは、自分自身を好きになろう!!」
そんな話をしました。
自分自身を好きになるためには、
一日の中で、その90%近くを「心の中で話している自分自身」を肯定的に
観ることのできる「考え方の習慣」を身に付けてほしい!!と話をしました。
いつも話をしますが、「世の中で起こっている出来事は『一つ』なのですが、
人間は、その事実を肯定的に捉えられる人と否定的に捉える人に分かれます。」
であるならば、「プラスに」「肯定的に」考えられる人に!
そのこころのつぶやきを「天使のささやき!」と言います。
毎日、天使に肯定的な自分をささやいてもらえれば、きっと、自分が好きになるでしょう!
逆に、「マイナスに」「否定的に」考えることを「悪魔のささやき!」と言います。
長い人生、毎日。「天使のささやき」を聞いている人と「悪魔のささやき」を聞いている人
とでは、最終的には大人になるまでに「自分自身の好きである程度」には大きな差が
できます。
どうせささやくのであれば「天使のささやき!」を!!
それでも、人間は心弱き生き物で「悪魔のささやき」に心は揺れます。
そんな心を「プラスに」「肯定的に」考えられる、自分自身を「大切に」「信じられる」人間に
なるためには、自分自身の行動を他人からの価値観ではなく、自分自身の判断で
決めること!!
その判断は「自分自身が良いと考えること」を行動に移すことです。
「良いと思っていることを目の前で視ている自分自身」は、きっと、自分自身が好きになり、
「自分自身を信頼できる」ようになるでしょう!!
自分自身の行動が「自分自身を好きになる習慣」を強化するのです。
ぜひ、勇気を持って、恥ずかしがらずに「良いと思ったことを実践」しましょう!!
逆に、「悪いと思っていること(いじめや嫌がらせ、差別など)」を続けると
いつまで経っても「自分自身が信用できないし、大切にできない人生」を送ることに
なります。
私は、そう思って生活をしています!
という「人権週間」の話でした。