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2019/01/24

1月24日(木)S・B・T

Tweet ThisSend to Facebook | by 日進中学校管理者
「アイ・ラブ・みやこんじょ会」が開催した「メンタル特別講演会」より
私は40年間、経営者や研究者に指導を行ってきました。
現在、会長を務める㈱サンリでは、スポーツ選手の指導も行っています。
教えているのは「スーパーブレイントレーニング」(以下S・B・T)という脳の訓練方法です。
これは人間の可能性を引き出す、脳科学に基づいたメンタルマネジメントです。
1970年代から脳の研究をしてきた私は、このS・B・Tをごく一部の経営者にだけ教えて
きました。そして9年前からは、より広い、いろんな分野へと広げています。
昨年の甲子園大会では、S・B・Tを受けた高校が8校出場しました。
たとえば、今や甲子園常連校となった駒大苫小牧高校も、最初は弱小チームでしたが
S・B・Tによって強くなりました。
サッカーの日本代表の選手など多くのアスリートも、このS・B・Tを取り入れて大活躍して
います。
●落ち込む能力も大切●
人間の脳には、「情報を入力すると同時に出力が起こり、それが再入力されていく」
という特徴があります。
たとえば、ふっと「仕事、嫌だな」と思ったとしても、それは「情報」として脳に入力されます。
すると、次に起こるのが出力です。
「あ~、仕事したくないな~」と言葉や行動として出てくるのです。
すると、それはさらに脳に再入力されます。
こうした循環により、「仕事が嫌」の思いは次第に強くなり、「マイナス思考」が脳に
しっかり定着していくというわけです。
つまり、マイナス思考は無意識にこの一連のサイクルが何度も繰り返された結果です。
それが「マイナス思考の自分」を作り上げていくのです。
S・B・Tの個人契約をプロ野球選手で最初にしたのが、元ジャイアンツの桑田真澄君です。
プロに入って1年目に2勝しかできなかった彼は、
「普通の人と同じことをやっていても一流にはなれない」と、私のところにやってきました。
桑田君は本当にすごかった。
何がすごかったかというと、ものすごく落ち込むのです。
 「試合で打たれた日は家の外に出たくない」と言うほどです。
打たれた自分が情けなくて、嫌で嫌でたまらなかったのだと思います。
ところが、彼はそこから必ずV字回復してきます。
桑田君が優れていたのは、こうした「落ち込む能力」だったのです。
「つらくても落ち込んじゃいけない」と思っている人も多いでしょう。
ですが、本当に優秀な人ほど落ち込むんですよ。
でも、落ち込みっ放しじゃない。
そこであきらめず、「ちくしょう、負けるもんか」と、その落ち込んだ分をそのまま「エネルギー」
に変えていくのです。
経営者で言えば、ソフトバンクの孫正義社長がそうです。
一代でとんでもない会社を作り上げる経営者というのは、同じようにトラウマ(嫌なこと)を
エネルギーに変える力を持っているのです。
苦しかった経験をエネルギーに変える人ほど成功できるのです。
●「変人」こそ成功する●
皆さん方にお聞きします。
初めて自転車に乗った時、まずは補助輪をつけて練習しましたよね。
そして、やがて補助輪を外し、何度も転んで痛い思いをしながら乗り続けることで、
普通に自転車に乗れるようになりましたよね。
つまり、なぜ乗れるようになったかというと、「必ず乗れる」と信じてあきらめず、
努力し続けたからです。
私はいつも言います。
「100人のうち大成功する人は1%だ」と・・・・。
その「1%」はどういう人かというと、「変人」です。
99%の人がなぜ成功できないか。
それは常識的に考え、「無理」と思うからです。
でも1%の人は、「絶対できる」と思い込んで努力し続けるんですね。
見方を変えれば、それは「ただのバカ」です。
「常識から外れた考え方」ですから。
でも、そういう「バカ」な人こそが、とてつもない成功をするのです。
同じように、多くの人たちは、「億万長者になるのは簡単じゃない」と思い込んでいます。
でも、現実に億万長者になっている人たちは、実はみんなバカみたいに「なれる」と
思い込んで努力し続けた人ばかりです。
中には、「お金儲けは悪いこと」とか「貧乏こそ美しい」と思い込んでいる人もいます。
そういうイメージを変えていくことも億万長者になるためには必要です。
●脳を最高の状態に●
人間の脳は非常に優れた機能を持っていて、無意識の領域、意識ではどうにもできない
潜在意識の領域に、たくさんのデータを記憶しています。
私たちは、常に何かを意識しながら生活しているように思っていますが、
「実は無意識の領域に影響されている部分が圧倒的に多い」のです。
たとえば、私たちは赤ん坊の時に立って歩くことを脳の小脳運動連合野で覚えましたね。
そして今では、「歩こう」と意識しなくても無意識のうちに歩くことができます。
ほかにも、無意識の領域、潜在意識を使って生きている部分はたくさんあるんです。
「成功の条件」を挙げるといくつもありますが、その中でも一番大切なのは「他喜力」、
つまり「他人を喜ばせる力」だと私は思っています。
この能力の大きさで、お店の売上が変わり、会社で働く社員さんや自分の家族を喜ばせ
られるかどうかが決まります。そしてこの「他喜力」は、実は脳を変える究極の方法でもある
のです。
皆様、同じやるなら脳を最高の状態にしたいと思いませんか。
恋愛の成功でも、ビジネスの成功でも、スポーツの成功でも、すべての成功は
「脳の在り方によって決まる」んですよ。
無意識の領域、潜在意識の領域までいかにコントロールできるようになれるか。
それが「人生の成功を掴むカギ」なのです。

どうでしょうか?
参考になりましたか?
「考え方」「捉え方」「感じ方」を変えて、習慣にすることですよ!!
がんばれ!!日中健児!!
 

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