昨日の中日新聞の夕刊「紙つぶて」を紹介します。
「コンタクトレンズ」のメニコンの創業者会長の話です。
新聞や雑誌などのインタビューで「随分ご苦労されたでしょうね?」とよく聞かれます。
もちろん、角膜コンタクトレンズの開発は、医者でも科学者でもない私にとっては、
そう簡単なものではありませんでした。
試行錯誤を随分重ねましたが、その過程を今振り返っても
「苦労したなあ」と感じたことは不思議なくらいありません。
他人からは大変そうに見えることも、
絶対に作ってみせる、という目的を持って必死に取り組んでいるときに失敗は、
開発に必要な一過程でしかありません。
それは試行錯誤であり、むしろ充実しており、楽しくて仕方がなかったと言った方が
当たっています。
失敗は成功の母です。
この格言を残したと言われている発明王エジソンも、こう語っています。
「私は失敗したことがない。ただ一万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ。
挫折してしまっては、せっかく乗り越えてきたステップを無駄にすることになる。」
きっと、エジソンも失敗を積み重ねながら、一歩一歩成功のステップを
駆け上がっていったものと思います。
もちろん、誰にでも真似のできることではないかもしれませんが、要するに、
転んでも転んでも起きあがる「だるまさん」のように、不撓不屈の精神で
事に当たれば、やがては成功するということでしょう。
楽しく勇気を持って前進あるのみです。
私も「だるまさん」「達磨大師」が大好きで、尊敬しています。
失敗と思うのも自分であり、失敗と思わないのも自分です。
成功への通過点!!
良い言葉ですね。
がんばれ!!日中健児!!