先日、長久手市立南中学校が研究発表会を行いました。
昔、「研究発表会」を行うと「学校が荒れる!」とまことしやかに言われていました。
研究の成果を求める余り、表面上を取り繕い「最も大切にしなければいけない子ども」
を疎かにしてしまう「空回り」を表現した言葉だったと思います。
そんなことを重々分かっている「瀧校長先生」は、最初から
「日頃の教員の授業力アップ」をねらった地に足の着いた研究を行いました。
日頃の研究を再度見直し、
長久手南中学校の「目指す生徒像」に迫ることができるような「主題」を設定し、
生徒に「学習活動を振り返らせたり「気づく学び」
生徒同士の協働を通して自己の考えを広げて深めたり「広げる学び」
問題を見いだして自分の思いや考えを基に解決策を考えたり「つなげる学び」
などを通して、課題に対して自分なりの納得解や最適解を導き出し、
自信を持たせるようにする研究でした。
授業では、「ICT機器」や「ホワイトボード」などを駆使し、進めていました。
行政間で「予算の差」はあるかもしれませんが、
これからの教育に「ICT機器」は欠かせません。
予算がないから???と「将来の子どもたちに投資する!」ことを逃げていては???
長久手市が「教育」や「福祉」に予算をかけている現状を見ると、・・・・・・。
きっと、5年後、10年後に「大人」「社会」など何らかの形で出てくるのだと思っています。
限られた「予算」をどう使うのか???
研究発表会に行って、考えさせられたことの一つです。
よろしくお願いいたします。