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日誌


2018/11/26

11月26日(月)みやざき中央新聞

Tweet ThisSend to Facebook | by 日進中学校管理者
私は、現代は「DR戦争」の時代だと考えています。
「D」はドリーマー(夢見る人)、
観念論者のことで、「R」はリアリスト、
現実主義者のことです。
つまり、もう右と左の戦いの時代はとっくに過ぎ、現代は「夢見る観念論者」と
「現実主義者」との戦いの時代になっているということです。
日本人のほぼ100%が平和主義者だと言えるでしょう。
皆さんも平和を望んでいると思いますし、私もそうです。
しかしその平和主義者は、実は二つに分かれます。
たとえば、中国がフィリピンのEEZ(排他的経済水域)内にあるスカボロー礁を埋め立て、
基地を造成しました。
それを聞いた時、私は、2008年3月に「中国海軍が太平洋を二分し、米国がハワイ以東、
中国がハワイ以西を管理する分割支配を提案してきた」と米太平洋軍の司令官が
暴露した話を思い出しました。
さらに中国共産党の雑誌では、尖閣どころか沖縄も中国のものと主張しています。
習近平国家主席は、かつてAPECのオバマ大統領との首脳会談で、
「太平洋は米中二つの大国を受け入れる十分な広さがあると伝えた」と言われています。
つまり日本は、平和を脅かされるような危機を確実に抱えつつあるということです。

皆さんが米軍兵士の親御さんだとします。
そして皆さんの息子さんが尖閣周辺を遊弋(注・艦船が敵に備えて海上をあちこち
動き回ること)していた時に、中国軍から攻撃を受けて亡くなったとします。
それはまさに日本を守る戦いです。
にもかかわらず当事者である日本が、「わが国は知りません」と言ったら、
皆さんはどう感じるでしょうか。
アメリカは、そんな日本とそのまま安全保障体制を続けようとするでしょうか。
私はきっと「終わる」と思います。
ですから前の防衛大臣だった中谷元氏は、反対勢力に屈することなく安全保障法制の
成立に邁進したわけです。
安保条約第5条には、「わが国の施政の下にある領域に対する武力攻撃が発生した場合
には、両国が共同して日本防衛に当たる」と明記されています。
米国が集団的自衛権を行使して日本を防衛する義務を負うという宣言です。

日本の近隣にはミサイルを作って実験する国もあり、世界的なテロや戦争も各地で
続いています。
そして日本国内でも、2020年の東京オリンピックでのテロ対策は本当に大丈夫か
という不安や、尖閣諸島の問題もあります。
そんな中、日本は具体的にどのようにして国を守っていくのかという時に、
「空想的平和主義者と現実的平和主義者」とではどうしても意見が分かれるのです。
大事なのは問題を現実的に考えていくことで、現実にしっかりと目を向け、
「いま何が必要なのか」をきちんと考えていくことなのです。

親愛なる日中健児のみなさん!
刻々と、「いい加減では済まない?」状況が日本に迫っています。
みなさんが大人になるときには、その時代の「総理大臣」「天皇」が
決断を下さなければ事態に陥っているかも?しれません。
まだ、先の話?私には関係ない?ではなくて、考えておくのも良いと感じています。
「平和」は誰もが願っていることですが、「現実」は否応なく「どうしますか?」と
迫ってきます。
自分自身や、その家族・親族、日本をどのように守るのか?
今の世界状況を考えると「考えざるを得ない?」と考えています。
どうか、平和な時代が「続きますように!」
できれば、「永遠に!!」
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